県政だより奈良


特集タイトル

イラスト

※県民生活の隅々まで目配りを働かせ、手を届かせるような県政運営にしたいという決意をこめて、「千手観音」をモチーフとしました。
イラスト
 
 「平城遷都1300年祭」を2年後に控え、ちょうど1300年前に当たる「和銅元年」に思いを馳(は)せ、県政がさらに発展するようにと「願」を立てる気持ちを、「和銅元年の発願」という言葉で表しました。20年度においては、積極的に取り組むべき県政の諸課題を上記9分野とし、重点的に取り組んでまいります。もちろん、これらで全てを網羅するものではありません。9分野以外の施策についても、県民生活の隅々まで目配りを働かせ、あらゆる課題に逃げることなく取り組んでまいります。 知事あいさつ
 
知事あいさつ
 

健康・福祉
1人の女性が生涯に生む子どもの数の目安になる「合計特殊出生率」は全国第43位と低いレベル。また「医師数」は全国平均をやや下回っており、「産婦人科・産科医師数」や「看護師・准看護師数」は低いレベルにあります。
経済
「1人当たり県民所得」は全国中位レベルですが、経済分野の指標は全般的に低い状況です。経済の活性化につながる基盤である「道路改良率」は全国第44位、経済波及効果の大きい「宿泊者数」は、全国最下位です。
※その他「暮らし」「環境」「財政」の各分野の指標については県のホームページ(奈良県の予算)をご覧ください。
 


奈良県立医科大学及び県立病院施設整備基金の新設(40億円
 施設整備のための基金を設置し、東京代官山iスタジオの売却益を積み立て
周産期母子医療センターの整備(3億8,500万円
 県立医科大学附属病院内に総合周産期母子医療センターを整備(20年5月末開設)
 上記センターの後方病床を追加整備(10床→30床)
 県立奈良病院内のNICU後方病床を新設(6床)
企業立地促進補助事業(6億円)
 県内に工場等を立地する企業への補助制度(最大30億円(5年間))を新設
ならの宿泊力強化事業、「泊まる奈良」推進事業(1,200万円)
 県営プールの跡地を活用したグレードの高い大型宿泊施設の誘致等
県内消費の拡大推進事業(600万円)
(仮称)「県内消費拡大検討委員会」において、課題等を整理し、今後の県内消費拡大の方策を検討
奈良公園活性化事業(5億3,600万円)
 園路やトイレ等のバリアフリー化、交通渋滞対策としての小型バス周遊を検討
宿泊観光誘客促進事業(1,500万円)
 観光見本市の開催(三重県・和歌山県と共催)等
“歩く奈良”推進事業(500万円)
 観光ボランティア等と協働した主要なウォーキングコースの案内標識等の検証及びウォーキングパンフレットの作成等
障害者働きがい支援事業(2,100万円)
 授産施設等の工賃向上の取組に対する支援
地域ケアシステム推進事業(1,000万円)
 医療と介護の連携等による包括的・継続的なケア提供体制づくりをモデル的に実施
全国高校総体の開催準備(1億3,700万円
多くの県民が広くスポーツに親しめる環境づくりに資する新たな「スポーツ振興計画」の策定(100万円)
安全・安心まちづくり推進事業(1,100万円)
 自主防犯・防災に関する普及啓発及び講演会の実施や、地域で活躍するリーダーとなる人材の育成等
地域貢献活動助成事業(500万円)
 NPO等の地域貢献活動への助成制度の新設
市町村サポート事業(5,600万円)
 市町村が抱えるさまざまな課題の解決に向け、県と市町村が協働で税収確保や行政経営の手法などの調査・検討等を実施
学校支援地域本部事業(1億5,700万円)
 地域住民の積極的な学校支援活動を通じて、地域の教育力向上を図るため、地域ぐるみで学校運営を支援する体制整備を県内全域で実施
 


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