県政だより奈良

スポット
県立五條病院では県内初となる小腸検査用のカプセル内視鏡を導入しました。
カプセルを飲むことにより小腸の画像を得ることができ、今まで原因が分からなかった出血源を検索することが可能となりました。
フォト 内視鏡
画像をもとに、診断結果を説明 直径1.1cm、長さ2.6cmのカプセルを口から飲み込むだけの内視鏡検査。カプセルは消化管を通過しながら画像を撮影し、画像を記録装置に転送する。カプセルは排便時に、体外に排出される。
ベルト フォト
アンテナと記録装置の装着ベルト 約8時間の検査中、病院にいる必要がなく、画像を受信するアンテナや記録装置を腹部・腰部に取り付けた状態で、通常の生活ができる。
五條病院  カプセル内視鏡は、患者さんの苦痛が少ない内視鏡検査です。小腸は全長約6メートルと長く、通常の内視鏡ではほとんど到達できず、他の検査法でも病変の検索は困難でした。そのため、優れた検査方法の開発が望まれていましたが、カプセル内視鏡検査は、今まで検索が困難であった病変を描出することが可能となりました。「消化管出血の検査を行ったが原因を解明できなかった」「原因不明の下血や貧血が継続する」などでお悩みの方がおられましたら、ぜひ当院へご相談ください。
内科医長
櫻井伸也内科医長
マップ
五條市野原西5-2-59
JR和歌山線五条駅下車。
奈良交通バス五條病院前下車すぐ
 
問 県立五條病院  
tel 0747・22・1112  
url www.gojo-h.jp/ url
 
知事
県では、3月に「中南和・東部地域の振興方策」を策定しました。
これを受けて、必要な支援を行う体制を強化するため、4月に「移動副知事室」を開設しました。
橋本副知事が左記のスケジュールで定期的に中南和・東部地域を訪れ、市町村や関係団体などの提案に耳を傾け、相談に応じます。
知事 スケジュール
副知事から
 問題を抱えている市町村に、私だけではなく県職員も出向いて一緒に汗をかいていくことが大事です。地方自治の主役は市町村。単独の市町村で解決できない問題は連携して解決しましょう。
 また、陳情だけでなく、地域が元気になるような具体的なご提案もいただければ…。市町村だけでなく、まちづくり団体やNPOなど関係団体にも来ていただきたいと思っています。県地域づくり支援課までご相談ください。
市長村長
 県庁へ出向くとなると、1日仕事になるところ。副知事に来ていただくと、半日、他の執務ができるので本当にありがたいです。
地図
振興方策  
Q:中南和・東部地域振興方策の対象エリアは?
A:過疎地域のみならず、近接し企業立地等で核となり牽引することが期待できる
中和地域の市町村も含めた以下の24市町村です。
<対象エリア>
奈良市(旧月ヶ瀬村及び都祁村の区域)、大和高田市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、葛城市、宇陀市、山添村、曽爾村、御杖村、高取町、明日香村、吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、野迫川村、十津川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村
 
  実施状況
Q:中南和・東部地域の振興方策の特徴は?
A:緊急に取り組むべき重点分野として次の5分野に特化しています。
 1.雇用機会の創出及び確保
   ア:通勤圏内での雇用機会の創出
   イ:農林水産業の振興による雇用機会の創出
   ウ:産業立地を促進する計画的な土地利用の促進
 2.医療体制の整備 3.道路網の整備 4.観光交流・地域間交流の促進
 5.地域の公共サービスの維持・向上を図るための行財政運営等への支援
また、この振興方策では、県の果たすべき役割に加え、市町村や関係団体に期待される役割を明記しています。
問 県地域づくり支援課  
tel 0742・27・8474  
url www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1638.htm 検索



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