県政だより奈良

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児童虐待防止への願いを込めて
童虐待相談件数は年々増加しています。今年3月には、乳児が両親からの虐待により意識不明の重体(後に死亡)となる事件が発生しました。このような痛ましい事件を防止するため、県では「奈良県児童虐待等調査対策委員会」を設置しました。委員会は、県内での相談事例の全数調査や、聞き取りによる調査を通して、「なぜ虐待が起こるのか」また「なぜ未然に防げなかったのか」を分析。未然防止・早期発見などの対策を検討しました。
なぜ虐待が起こるのか
未然に防ぐために
地域や県民の皆さまにお願いしたいこと
・まわりの子どもに関心を持って、見守りましょう。
・「虐待かな」と感じたら、近くの相談機関に相談や通告をしてください。
 *相談機関には、市町村・県こども家庭相談センターなどいろいろあります。秘密も厳守されます。
・地域での子育て支援にご協力をお願いします。


県や市町村が取り組んでいくべきこと
・県こども家庭相談センター・市町村・関係機関の職員研修を充実し、さまざまな相談に対応できる専門性を向上させる
・乳幼児を育てる全ての家庭へ訪問指導を行う
・関係機関が情報を共有し、連携を強化する など

県では、委員会の報告を受けて、早急に対応策を検討し、県・市町村・その他の関係機関との協力体制を強化し、児童虐待対策の充実強化に努めていきます。

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医療や安全に関する要望
では、県民の皆さまが日頃の生活の中で感じておられることを調査し、今後の県政を進めていく上での大切な基礎資料とするため、本年5月〜6月にかけて、5,000人を対象に県民アンケート調査を実施しました。身近な生活に関する82項目について、重要度と満足度をそれぞれ5段階で選択し、2,712人(54.2%)の方々から回答をいただきました。ご協力に感謝申し上げるとともに、その結果概要をお知らせします。
グラフ
 
グラフ2
 
県民の皆さまの暮らしをどのような形で充実していくのかは県政の重要な課題といえます。
今回得られた調査結果を今後の県政に有効に活用していきたいと考えています。
※詳しくは、奈良県ホームページをご覧ください
問い 県行政経営課 tel 0742・27・8309

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