県政だより奈良

hotニュース
県民の皆さま、明けましておめでとうございます。
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平成21年の年頭にあたり、県民の皆さまのご健勝と
ご多幸を心からお祈り申し上げます。
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困難な時には、発展の芽が育つ。
     昨年は、米国で金融危機が発生し、世界の経済に大きな影響を与えました。日本も自動車産業など輸出企業を中心に、企業の業績と従業員の雇用に甚大な影響を受けつつあります。
 奈良県には、大きな輸出産業があまりないため、他県に比べて直接的な悪影響は少ないように見えますが、輸出と関連した企業もありますし、国内の景気の悪化とともに県内の経済、とりわけ雇用に影響がでてくるものと心配しています。
 しかし、不景気はいつまでも続くものではありません。困難な時ほど真実がよく見え、次の発展の芽が地中に芽生えることもあります。本年は、発展の芽が静かに育ってくれることを期待しています。
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  暮らしの安全・安心のために頑張ります。
     暮らしの安全・安心が、何より必要ですが、暮らしが脅かされるケースが増えています。
 まず、医療では、奈良県立医科大学附属病院に総合周産期母子医療センターをスタートさせましたが、病床をフル稼働させるためには、看護師が不足しています。県内の医師・看護師確保が急務です。
 また、学校では生活習慣のしっかりした、約束を守る児童・生徒を育てる努力が必要です。
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  「平城遷都1300年祭」が、間近に迫っています。
     2010年1月より開催される「平城遷都1300年祭」まで、あと1年となり、さまざまな準備を進めています。日本のはじまりから1300年という歴史を祝い、それを支えた先人に感謝するとともに、将来に向けた創造的理念を発信できるお祭りにしたいと願っています。
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  奈良県の経済の活性化に力強く取り組みます。
     経済活性化のため、企業立地の確保や立地環境の整備を進め、優良な企業の誘致を図ります。また、県内消費の拡大、農林業の振興、雇用の安定を図ってまいります。
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     県民の皆さまから信頼される県政を発展させるべく、あらゆる課題から逃げることなく、積極果敢に取り組んでまいります。皆さまの一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
   

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