県民だより奈良トップページへ


人権コーナータイトル
心に残る、町並みや山河
   
   誰にとってもふるさとは懐かしいものですが、今年四月、傘寿(さんじゅ)(八十歳)を迎えた私にとっても例外ではありません。私は戦中の苦しい時期、奈良県で成人しましたが、お世話になった方々のことはもちろん、旧(ふる)い家屋のたたずまいや四季折々の山河の姿は、いまも忘れることができません。奈良は心のふるさとです。  
   
「せんとくん」「歴女」に注目  
   
   平城遷都一三○○年祭も間近に迫り、「せんとくん」の人気も上々とのことです。またこの頃、「歴女(れきじょ)」とかいって、日本の歴史に興味を抱く若い女性が増えているそうです。世界に輝く奈良、悠久の大和をふるさとに持つ私にとって、とても嬉しいことです。  
   
  奈良を語り合いませんか  
   
   大阪に、「大阪奈良県人会」という会があります。県内の史跡を見学したり、ふるさと奈良を語り合ったりする会です。一昨年、創立百周年を迎えたのを機に、いま、新会員を募集しているところです。
 奈良と大阪に何らかの縁があり、「大阪からふるさと奈良を眺めてみよう」という方なら、どなたでも結構です。ふるってご入会くださるよう、お誘い申し上げます(連絡先は06・6761・9340です)。