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新型インフルエンザ
問合 県新型インフルエンザ相談センター 0742・27・8658
 新型インフルエンザは県内では6月に初めて感染者が確認され、これまでに約180人の感染者が確認されています。(8/7現在)
 まだ現在も発生は続いており、いつ大流行になってもおかしくない状況です。
 私たちができることは、正しい知識と予防、そして落ち着いた行動です。
 今回は大流行に備え、私たちの取るべき行動について考えたいと思います。
インフルエンザイラスト
これまでの県での対応状況
新型インフルエンザ発生。その時県は…
 新型インフルエンザがメキシコで発生した翌日の4月26日に県では相談窓口を、その後発熱相談センターを設置し24時間体制で相談を受ける体制を整えました。
 さらに、発熱外来を県内に13か所の病院に設置・増設しました。
 その後、県内感染者が確認され、感染者の状況把握を急ぐとともに、市町村や関係機関と連携を取りながら、感染の拡大防止に努めてきました。
 これから冬にかけて、季節性インフルエンザも発生します。インフルエンザ対策には予防と感染拡大を防ぐことが重要であり、現在県では、大流行時に備えて取組を進めています。
発生を知った時は?
新型インフルエンザが発生した時は、冷静な行動を取れるように、県のホームページなどで情報を入手しましょう。インターネットがない家庭では、テレビやラジオで情報を入手し、分からないことがあれば、県新型インフルエンザ相談センターや管轄区内の保健所などに問い合わせてください。 イラスト
 
(問い合わせ先)
県新型インフルエンザ相談センター tel 0742・27・8658
郡山保健所 tel 0743・53・2701
葛城保健所 tel 0745・22・1701
桜井保健所 tel 0744・43・3131
吉野保健所 tel 0747・52・0551
内吉野保健所 tel 0747・22・3051
奈良市保健所 tel 0742・23・6173
各市町村保健センター
知事からひとこと

私たちにできること
予防は、どうしたらいいの?

 新型インフルエンザだけでなく、季節性のインフルエンザの予防のためにも、次のことを慣行しましょう。

○こまめに手洗いとうがいを
 手洗いは感染予防の基本です。念入りに手洗いとうがいを心がけましょう。
○咳エチケットを守りましょう
 咳やくしゃみがでる時はマスクをしましょう。マスクがない時は、ティッシュやハンカチで口と鼻を覆います。ハンカチやティッシュのない時は、腕の中に顔の下半分をうずめ、鼻や口を覆ってください。
○十分な休養と栄養摂取
 体が疲れているなぁ…と感じた時は、休養を早めにとり、栄養も十分にとりましょう。
○人混みをさけることも
 できるだけ人混みにでかけることは控えましょう。人混みに出かけなければならない時は、マスクを着用しましょう。

注意 次のような方は、特に気をつけてください。
妊婦、幼児、高齢者
慢性呼吸器疾患・慢性心疾患・代謝性疾患(糖尿病等)・腎機能障害・免疫機能不全などの基礎疾患を有する方。

予防イラスト
新型インフルエンザかな?と思ったら

 職場や学校等に行かず、医療機関で受診しましょう。また医療機関を受診する時には前もって医療機関に電話をしてから、マスクを着用しておでかけください。

主な症状例
新型インフルエンザにかかってしまったら

 軽症の人は原則自宅療養。家庭内での二次感染を防ぐためにも、家庭での看護には次の点に注意してください。

感染していない家族と別室にして、室内は十分に換気を
患者および家族は、感染防止のためマスクを着用
ティッシュ等は、使い捨てとし、ビニール袋に密封してゴミ箱へ
 新型インフルエンザにかかって外出ができなくなる場合に備え、2週間分程度の食料品等の備蓄をしまし
ょう。これらは、新型インフルエンザだけでなく、地震などの災害の備えとしても重宝します。

備蓄チェックリスト
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災害への備え
災害フォト
近年、大雨が降る確率が高くなっています。自然災害は、いつ・どこで発生するかは分かりません。自分自身や家族の命を守るためにも、水害や土砂災害が起こる前に理解を深め、発生した時には冷静な行動が取れるようにしましょう。
水害
近年、集中豪雨が増加
 気象庁の資料を元に作成した奈良県での集中豪雨が発生した件数のグラフです。平成15年までのグラフと比較すると、近年大幅に集中豪雨が増えているのが分かります。
50mm以上降水発生回数
 平成19年7月の集中豪雨では、県内の大和川流域において1,000戸を超える浸水被害が発生しています。県としても総合治水対策を進めていますが、大雨などによる被害を食い止めることにも限界があります。市町村から、避難勧告が出た時には素早く避難所に向かう、また増水した川には近寄らないなど、危険を回避することが重要です。

浸水のおこりやすい場所を洪水ハザードマップで確認
 県では、浸水被害などにより社会的影響が大きい河川において浸水想定区域を指定しています。浸水想定区域を含む31市町村では、浸水データと避難場所を合わせて分かりやすく表示した洪水ハザードマップを作成し、各家庭に配布しています。マップで自分の住んでいる区域の想定被害を確認し、避難場所も知っておきましょう。
洪水ハザードマップ
ハザードマップHP公開
 また県では、洪水時の避難判断に役立つ河川水位情報や気象情報を携帯電話で確認できるサービスを実施しています。川で遊ぶ時や降雨時の避難行動などにご活用ください。 QRコード
 
土砂災害

 台風などの長雨や集中豪雨などが原因となって発生する土砂災害。発生すると、家が押しつぶされたり、道路が寸断されたりするなど、生活に大きな影響を与えます。県内には、約8,200か所の土砂災害危険箇所があります。現在県では、土砂災害から人命を守り、警戒避難体制の整備を進めるための調査を行っています。
 土砂災害にはいくつかの前兆があります。特徴を知って、いつもと違う様子に気がついたら、すみやかに避難をし、危険から身を守りましょう。

土砂災害の種類
土石流…山腹や川底の土砂が集中豪雨などの大量の水と一緒になって津波のように流れ出てくる。速度も速いため、一気に家や田畑を飲み込む怖さがある。 土砂災害フォト
県の対策 砂防えん堤などの整備。
地すべり…山の地面がゆっくりすべり出す。地面が広く動くため、広範囲にわたって被害を及ぼす。

土砂災害フォト
県の対策 地中の水を抜いたり、杭を打ち込んだりする工事を実施。
がけ崩れ…大雨や地震により急な斜面が突然崩れ落ちる。

土砂災害フォト
県の対策 斜面を保全したり、崩れてくる土砂を食い止める工事を実施。
水害・土砂災害への日頃の備え
○日頃から防災情報に注意をしましょう。
○危険な箇所を調べておきましょう。
○避難路・避難場所・避難方法など確認しておきましょう。
○高齢者の方などに日頃から声をかけあい、一緒に避難しましょう。
水害・土砂災害の備え
土砂災害警戒情報
知事
 

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