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とっておきの奈良
「きなりの郷」の皆さん
竹炭、花炭を焼く窯の前で。窯は、竹の有効利用も兼ねて会員で手作りしました。
 邪馬台国の女王・卑弥呼の鏡との説もある三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)が大量に出土し、TVドラマ「鹿男あをによし」にも登場するなど話題を呼んだ黒塚古墳。周辺はいつも美しく整地され、訪れる人の目も心も楽しませています。それも「柳本もてなしのまちづくり会」の皆さんの尽力があってこそ。「柳本のシンボルとも言える場所。訪れる人の笑顔がごほうびです」と語るのは会長の北村泰清さん。
 「山の辺の道」の真ん中に位置する柳本の、豊かな歴史に彩られた魅力を発信しています。その最大の活動が、中秋の名月頃に毎年開催する「柳灯会(りゅうとうえ)」。黒塚古墳の周辺を3,000個以上の灯火で照らします。「周辺が暗く、古墳の情景が浮かび上がるので、『なら燈花会(とうかえ)』とはひと味違った幻想的な光景が広がります」。当日は、古墳を舞台に土笛などの演奏で悠久の音色が奏でられ、影絵などの催しも。「年ごとに創意工夫を重ね、皆さんの協力を得て盛り上がっています」と北村さん。
 このほか、地元の良さを発信・発見する写真展や歴史勉強会、炭焼き窯まで手作りして焼いた竹炭やユニークな花炭づくりも評判です。会員は70歳代の定年退職者が中心。どの活動も、会員の知識や経験を生かし、楽しく発展させています。「住んで良かった、また来たい、と思ってもらえる。そんな町をめざしています」
暗闇に前方後円墳のシルエットが浮かび、幻想へといざなう。
花炭
予約待ちという、人気の花炭。レンコンやひょうたん、
かぼちゃなど、おなじみの野菜が目にも楽しいオブジェに。
手作り行灯
手作り行灯には、和歌や美しい絵が描かれたものも。
 
第6回柳本柳灯会
大正琴、二胡(にこ)などの演奏も。もてなしの会特製の手作り行灯が幽玄の情景をつくります。
時 9月19日(土)・20日(日)17:00点火〜21:00終了(雨天中止)
所 黒塚古墳周辺(JR柳本駅前・柳本公園・専行院(せんぎょういん)・伊射奈岐(いざなぎ)神社を含む)
問
柳灯会実行委員会 0743・66・1014(永田)
*両日共「山の辺のあかり」として長岳寺(ちょうがくじ)千燈会(せんとうえ)も同時開催。
もてなしの心


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