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新型インフルエンザ
 
出産や育児を希望する人が、安心して子どもを産み育てることのできる社会、地域で次世代を育むことのできる社会をつくるためにはどうしたらよいでしょうか。昨年県で実施した「少子化実態調査」をもとに考えました。
子育てイメージ
アイコン 少子化はなぜ問題?
 全国の人口は、2005年をピークに減少しています。2030年には2005年比で9割、2055年には7割になると予測されています*国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」(平成18年12月推計)。現在は現役世代3人で高齢者1人を支えていますが、2030年には1.7人で、2055年には1.2人でとなり、税金や社会保障費の負担が増えます。また労働者人口が減ることで、経済の停滞化も危惧されています。
アイコン 奈良県の状況は?
 奈良県の平成20年の合計特殊出生(しゅっしょう)率は1.22。全国ワースト3位です。夫婦がもちたいと答えた理想の子ども数は2.48人ですが、実際の子ども数は1.77と、希望と実態に大きな差が生じています
*「平成20年 奈良県少子化実態調査」。1人の女性が一生に産む子どもの数を表す指標。2.08を下回ると人口が維持できない。
アイコン 「奈良県少子化実態調査」をもとに、出産・子育ての課題を探ります。
 調査から、母親が感じる「子育ての不安・負担感」(心理的、体力的、経済的)が増加していることがわかります。自由回答意見では「近所づきあいが減ったり、子どもだけで外で遊ばせられなかったりという環境の中で、母親の負担感が強くなっている」「孤独に感じないで、子育てできる環境になればいいと思う」などの回答が寄せられています。
子育て調査グラフ
 集いの広場

この他、地域にはお母さんたちのあつまり「子育てサークル」や、子育ての相談窓口もあります。

「つどいの広場」や「子育てサークル」については、各市町村子育て支援担当課へ。
県のポータルサイト「子育てネットなら」でも、これらの情報を紹介しています。

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12月1日から「なら子育て応援団」が新しくなります!!

☆18歳未満の子どもがいる世帯(妊婦を含む)が利用できるようになります。
☆関西エリアの協賛店舗で利用できるようになります。

・現在の「なららちゃんカード」「あかちゃんならカード」は廃止になり、下記の「ロゴマーク」の入った携帯画面、印刷したものを提示すると、料金の割引サービスや子育てにやさしい設備等が利用できます。
・例えば…「ロゴマークの提示で全商品5%引き」「ロゴマークの提示でジュース1杯サービス」「ミルクを作るお湯を提供します」「ベビーベッドを設置しています」など。
・協賛店:スーパー、コンビニ、飲食店、衣料店、金融機関など。 協賛店募集中 ※利用方法・協賛店舗等、詳しくは「なら子育て応援団」HPをご覧下さい。
(なら子育て応援団HP…http://kosodate.pref.nara.jp/

なら子育て応援団ロゴマーク

子育てには、金銭的な負担も大きいもの。子育て世帯を支援する地域の企業のサービス、「なら子育て応援団」を利用しましょう。

21年12月サービス開始…奈良県・大阪府・兵庫県・鳥取県 
22年4月サービス開始…福井県・三重県・滋賀県・京都府・和歌山県・徳島県

 

 奈良県では夫の労働時間が長く、育児の負担感を感じる母親が多いようです。
 父親も、仕事・家事・プライベートの両立を理想としながら、現実とはギャップがあります。

ならパパ向上フォーラム

「もっと子育てしたいけど、どう関わったらいいかわからない」、そんなパパたちのために「パパ力向上DVD」を上映します。日本一熱いパパ、安藤さんと一緒にパパの子育てを考えましょう。
時 12月19日(土)13:30〜15:50
所 県文化会館小ホール(奈良市)
申 ハガキかFAXに住所・氏名(ふりがな)・電話番号・託児の有無(無料託児あり)を記入し て、県少子化対策室へ。
12月4日締切。先着300人。無料。
安藤さん
 
知事あいさつ
問 県少子化対策室(〒630-8501 奈良市登大路町30)
tel 0742・27・8603
fax 070742・27・8107
URL www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1648.htm

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