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新型インフルエンザ
 
あなたの大事な家族が、いつ、どこで、突然の病気やけがにおそわれるかもしれません。
そんな時、誰もが安心して利用できる救急医療のためには、どんなことが大切でしょうか?
本県の救急医療体制と取組を紹介します。
アイコン 奈良県の救急医療体制
 平成20年度の県民アンケート調査では、県民約5,000人へのアンケートの結果、「急病時に診てもらえる医療機関があること」が、生活に関する重要度で第1位となっており、緊急時に適正な医療を受けられる体制への期待が大きくなっています。
 県では、外来診療で救急患者の医療を担当する「一次救急」、入院治療を必要とする救急患者を担当する「二次救急」、特に重症・重篤な患者を担当する「三次救急」の三つに分けて、救急医療体制を整備しています。
救急医療体制
アイコン 県内の救急搬送の実態をデータからみると?
 近年、医師不足等により救急病院の受け入れ機能が十分でないことや、緊急性の少ない軽症者からの救急車の要請が増え、本当に必要な人に対して救急車の到着が遅れることなどが、心配されています。救急車を要請してから病院へ収容されるまでの時間は、年々長くなり、平成20年は35.7分を要しています。また、軽症者が直接、二次救急・三次救急病院に殺到し、重症者の治療に支障をきたすなどの問題もおきています。
病院に収容されるまでの時間
お医者さんより
アイコン 救急医療への取組
 県では、救急搬送の時間を短縮し、適切な救急医療が行われる体制の確立を目指し、県立奈良病院、県立医科大学附属病院での「重症な疾患について断らない救命救急室」の整備拡充、救急医療を担う医師等の確保、救急医療の相談体制確保(#7119、#8000)などに取り組んでいます。
 
#8000
小児救急医療電話相談
■相談日時
平日:18時〜翌朝8時 土曜:13時〜翌朝8時
日・祝・年末年始(12/29〜1/3): 8時〜翌朝8時
■対 象 者
県内に住む15歳未満の子どもとその家族等
*看護師(必要に応じ小児科医)が電話で相談に応じます。
 
#7119
県救急安心センター相談ダイヤル
「救急車を呼んだ方がいいのか?」「医療機関にかかった方がいいのか?」など、救急医療相談を24時間体制で受け付けています。
*相談員や看護師がアドバイスします。
(消防庁の委託を受け、平成22年3月まで試行的に実施しています。)
*この電話は、相談・助言を目的としています。症状が重篤で、すぐに救急車が必要な場合は、119番へ通報をお願いします。
#7119
休日夜間応急診療所
知事あいさつ

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