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奈良印良品

クボタ松下電工外装(株)ではどのような仕事をしているのですか?
住宅の屋根や外壁の開発、製造、販売および雨樋(あまどい)の販売をしており、外装のトータルコーディネートができるのは、国内で唯一うちだけです。今回操業した「奈良テクノセンター」では、R&D、品質保証、購買の全社技術部門と外壁の商品開発をしてます。
リサーチ&ディベロップメント:企業の研究
 ・開発業務および部門のこと。

外壁の開発とはどのようなことをされるのですか?
例えば去年10月に商品開発した「親水(しんすい)セラ」は、簡単に言うと、雨で汚れを洗い流す機能を持っている壁です。このような商品を創り出したり、より丈夫で機能的、そして美しい壁を作るために研究開発しています。

全国展開をされている企業が奈良を拠点にしようと思われたのは?
3か所に分かれていた研究開発部門を1つに集約したいというのがまずありました。他にも候補はありましたが、県からもお誘いいただき、交通アクセスの便などを考えると奈良が適所であると。実際操業がはじまって、従業員の通勤面はもちろん、お客様が来社していただくのにも便利な場所であると実感しています。

県の補助金認定第1号として、新聞などでも話題になっていましたが、この制度についてどう思われますか?
やはり補助金を投資に使えるので、ありがたいですね。他の企業が新しく立地場所を探しているとしたら、1つのきっかけになるのではないでしょうか。奈良は交通アクセスが良いだけでなく、自然や文化にも囲まれ、落ち着いた雰囲気が発想力を高めてくれますね。奈良にこれからもっと企業がくるようになれば、雇用拡大にもつながるのではないかと思います。

奈良で新たに操業することになり、このセンターで心がけておられることなどありますか?
すぐにみんなが集まってコミュニケーションが取れる空間作りを心がけました。研究開発部門を奈良に集約することで、これまでネックであった情報の共有化が図れるようになり、コミュニケーションの向上により、ヒラメキも生まれやすくなっていると思います。研究開発拠点として、奈良から情報を発信できることを嬉しく思います。

研究開発
▲今日も熱い議論を交わしながら研究開発

 


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