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大極殿
 
皇太子殿下御来県
 皇太子殿下は、4月22日〜23日、第一次大極殿完成記念式典などへの御臨席と地方事情御視察のため、御来県になりました。殿下の御来県は、昨年7月の近畿まほろば総体への御臨場に引き続いてのことです。
 22日は、まず、平城宮跡内でこのたび9年の歳月をかけて復原された第一次大極殿を視察されました。基壇からの眺めを御覧になった後、大極殿内の高御座(たかみくら)模型や小壁に描かれた四神(しじん)、十二支の絵などを御覧になり、平城宮跡ボランティアガイドの皆さんと交流されました。その後、奈良ホテルで荒井知事から県勢についての説明を受けられ、奈良国立博物館と春日大社を視察されました。
 23日午前中は、記念式典に臨席され、「第一次大極殿が、平城宮における古代の都の文化を体験的に理解する場となるとともに、平城宮跡のシンボルとして親しまれ、我が国の文化の振興に寄与していくことを期待します」とお言葉を述べられました。午後からは、第一次大極殿完成記念祝賀会へ臨席された後、唐招提寺を訪問されました。そして、近鉄奈良駅周辺では大勢のお見送りの方ににこやかに手を振ってお応えになり帰路につかれました。

春日大社の舞殿(ぶでん)で古典芸能「細男(せいのお)」を鑑賞されました。
第一次大極殿完成記念式典で南都楽所による舞楽
「萬歳楽(まんざいらく)」を御覧になりました。
天皇が着座する「高御座」の説明を笑顔でお聞きになりました。
唐招提寺では、修理が完成した金堂などを視察されました。
問 県秘書課
tel 0742・27・8317
fax 0742・24・7725
 
平城宮跡会場がオープン
荒井知事やせんとくんがテープカット。
 4月23日に第一次大極殿完成記念式典が執り行われ、翌24日に平城遷都1300年祭のメイン会場である平城宮跡会場がオープンしました。
 23日の記念式典には、皇太子殿下をはじめ、平城遷都1300年記念事業推進委員会会長の御手洗冨士夫・日本経団連会長や同顧問の森喜朗・元総理など約200人が出席しました。荒井正吾奈良県知事は「平城宮跡を訪れる方々には、天平時代の人々の楽しみや苦労、愛情や悲しみなどに思いをはせながら、奈良の魅力や奥深さを存分に味わっていただきたい」と述べました。
「期間中は何度もお越しください」と挨拶を述べる荒井知事。
 24日には、いよいよ平城宮跡会場がオープン。平城京歴史館と大極殿南門前、まほろばステージの3か所で、同時進行のオープニングセレモニーが行われました。平城京歴史館では、「期間中は、平城宮跡に何度もお越しいただき、楽しんでもらえれば」と荒井知事が挨拶を述べ、安井宏一奈良県議会議長やせんとくんらとともにテープカットを行いました。オープン初日は県内外から3万4,000人が来場し、イベントへの参加や宮跡内の散策などを楽しみました。
大勢の人でにぎわう平城宮跡。 発掘体験や木簡作り、天平衣装の着用ができる「平城京なりきり体験館」は大人気。
高御座を熱心に観覧する来場者。 まほろばステージで行われた平成の歌垣「花夢絵巻」。
問 平城遷都1300年祭コールセンター
TEL 0742・25・2010
FAX 0742・20・0710
 
 
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