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 5月から中国・上海市で開催されている上海国際博覧会に奈良県が出展します。7月23日(金)から29日(木)、「21世紀の遣唐使−奈良Week in上海」と題して、日本館イベントステージで、奈良の魅力をPRします。
 1週間の出展を通じて、中国の皆さまに奈良の魅力を知ってもらい、奈良への観光客の増加にもつなげることをめざします。
阿倍仲間路

 717年、吉備真備(きびのまきび)らとともに遣唐使船で唐に渡り、長安で学びました。科挙(中国の難関国家試験)に合格して、玄宗皇帝に師事し、官僚として重責を果たしました。
 日本への帰国を夢みましたが叶わず、中国で生涯を終えました。故郷の奈良を懐かしんで詠んだ「天の原ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」という歌は有名です。
 仲麻呂は、中国の教科書にも登場し、中国では日本の歴史上の人物で、最も知名度が高い1人と言えます。

 

阿倍仲麻呂ゆかりの寺院を訪ねてみよう「安倍文殊院」
 日本三文殊に数えられる桜井市にある安倍文殊院は、阿倍仲麻呂の出生地といわれています。現在、鎌倉時代に仏師快慶によって造立された巨大な獅子に乗ったご本尊・文殊菩薩像が、800余年目にして初めて獅子から降りられたお姿を、眼前で特別拝観できます。(11月30日(火)まで)
遣唐使
 630年から200年以上にわたり、唐の先進的な文化・技術・仏教を学ぶための使節団として派遣されました。その回数は20回で、1回に約400人が唐をめざしたとされます。当時の航海技術は未熟で、遣唐使は命がけで唐との交流を行いました。
遣唐使の回数については諸説あり
遣唐使船
復原された遣唐使船
 
たくさんの笑顔とメッセージをありがとうございました
3月に募集した「1300人の笑顔のフォトメッセージ」にたくさんのご応募をいただき、ありがとう ございました。いただいたメッセージは1,400人分を超えましたが、すべて上海で展示します!
問 県国際観光課
TEL 0742・27・8553
FAX 0742・23・0620


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