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平城遷都1300年記念 「奈良マラソン2010」開催! 〜第1回 奈良マラソン、第30回 奈良春日・大仏マラソン全国大会〜
平城遷都1300年記念 「奈良マラソン2010」開催! 〜第1回 奈良マラソン、第30回 奈良春日・大仏マラソン全国大会〜
 昨年12月18日〜19日、県文化会館において、平城遷都1300年記念事業を集大成するファイナルイベント「グランドフォーラム―NARASIA 2010―」が盛大に行われました。
 NARASIAとは、NARA(ナラ)とASIA(アジア)を結びつけた造語で、「世界とアジアと日本と奈良はつながっている」という考えに基づく言葉です。
 多彩なアーティストによる、奈良とアジアをまたいだ歌・舞踏・映像・トークを交えたパフォーマンスを2日間にわたり展開しました。最後に、主催者の「日本と東アジアの未来を考える委員会」が日本と東アジアの未来を展望する「平城京レポート」を発表しました。
オープニングで挨拶する荒井知事 オープニングで挨拶する荒井知事
 
知事と進行役の松岡さんとのトーク 知事と進行役の松岡さんとのトーク
 
(左から)井上鑑さん、金子飛鳥さん、おおたか静流さんによる演奏 (左から)井上鑑(あきら)さん、金子飛鳥(あすか)さん、おおたか静流(しずる)さんによる演奏
 このフォーラムは、奈良が主導して、日本と東アジアの未来を考える取り組み「弥勒(みろく)プロジェクト」を反映するものです。

 初日は、オープニングトークで荒井知事が、「このイベントを通し、奈良の深い歴史的資源を味わい、感じてください」と挨拶。「日本と東アジアの未来を考える委員会」委員長代行の川勝平太(かわかつへいた)静岡県知事や幹事長の松岡正剛(まつおかせいごう)さん、作家のいとうせいこうさんらによる「NARASIA」にまつわるトークでフォーラムがスタート。委員7名によるチェーンディスカッション、現代アジアンアート上映やライブ、インタビューなど音と映像のパフォーマンスがイベントを盛り上げました。
 2日目は、せんとくんの生みの親である彫刻家の籔内佐斗司(やぶうちさとし)さんが、せんとくん誕生にまつわる話を、日本画家の上村淳之(うえむらあつし)さんが、自身の作品である会場の緞帳(どんちょう)について話をしました。さらに、衣装デザイナーのワダエミさんの衣装をめぐるトーク、作編曲家の井上鑑(あきら)さんらの演奏など、音や舞踏などのコラボレーションが展開されました。
 その後、日本と東アジアのめざすべき進路を構想する提言集「平城京レポート」を発表。「平城京レポート」は、日本と東アジアが直面している課題を整理し、共有可能な視点・考え方・方法を示すとともに、よりよい未来を拓(ひら)くための基軸とすべきコンセプトを提案するものとなっています。
 フォーラムの最後には、委員会事務局長の荒井知事から日本政府を代表して鳩山由紀夫前首相に手渡すセレモニーが行われ、2日間にわたるフォーラムを締めくくりました。
鳩山前首相に手渡された「平城京レポート」 鳩山前首相に手渡された「平城京レポート」
 
土取利行さん(右)とキム メジャさんの舞踏ライブ 土取利行(つちとりとしゆき)さん(右)とキム メジャさんの舞踏ライブ
 
フィナーレの様子 フィナーレの様子
 
あらい日誌
問 県平城遷都1300年記念事業推進局企画課
tel 0742・27・5821
fax 0742・22・1260

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