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あらい日誌
将来は、奈良県知事に!?
後列左から堀 心(ほり こころ)さん、藤岡 遼成(りょうせい)くん、山田 健人(けんと)くん、
北峯 彩恵子(きたみね さえこ)さん、山田 祐大(ゆうだい)くん、金森 胡桃(くるみ)さん
前列左から矢倉 杏理(やぐら ももり)さん、武田 悠希(ゆうき)くん、せんとくん、荒井知事、
山本 文華(ふみか)さん、山本 紳平(しんぺい)くん
 8月23日に、県で初めての取り組みとして「1日こども知事」を開催しました。これは、奈良の次世代を担う子どもたちが、記者会見の模擬体験や庁内巡視など、知事の仕事を体験したり、知事と直接話をしたりすることで、奈良県政に対する興味や奈良に対する愛着を深めてもらおうとするものです。
 県内に在学する小学5・6年生を対象に、「知事になったら、こうしたい」をテーマに作文募集をしたところ、197人の応募があり、その中から作文のアイデアで10人が選ばれて参加しました。
 まず、「こども知事」は荒井知事から任命書を手渡され、「知事の仕事をしっかり勉強したい」「学校新聞で発表する」など、知事や副知事などを前に、就任にあたっての抱負を意欲的に述べました。
 その後、一人一人が応募作文に基づき記者会見を行う「模擬記者会見」が行われました。「大仏さんや鹿を主題に、奈良県を舞台にしたドラマを作ると観光客がたくさん来る」「お年寄りも運動でき、車で行けない所の自然も楽しめるハイキング王国にしたい」といった観光に関連のある施策や、「東日本大震災の被災者に飛行機などで早く募金を届けたい」「原子力に代わるものをつくってほしい」といった震災関連の施策など、奈良県をよりよくするための純粋な思いを述べ、記者陣からの質問にも堂々と答えていました。
 お昼は、大和まなやヤマトポークなど奈良の食材を使ったお弁当を知事と一緒に食べながら、今度は「こども知事」から荒井知事へ、「知事になった理由は?」「知事の仕事でうれしかったこと、いやだったことは?」などたくさんの質問があり、その答えに熱心に聞き入るなど、知事の仕事について理解を深めました。
 午後からは、庁内巡視として、防災啓発用ビデオの鑑賞や、防災行政無線統制室の視察の後、せんとくんの仕事ぶりを激励しました。
 体験を終えた「こども知事」からは、「知事の仕事は思ったより忙しそうだ」「県はいろいろな仕事をしているんですね」との感想が聞かれました。
 
せんとくんの仕事ぶりを激励する「こども知事」 せんとくんの仕事ぶりを激励する「こども知事」
 
 
問 県政策推進課
tel 0742-27-8472
fax 0742-22-8012


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1300年の歴史を刻む 友好の証
 9月2日、奈良ホテルにおいて、奈良県と中国陝西省(せんせいしょう)との間で、友好提携を締結しました。奈良県が海外の地方自治体との友好提携を締結するのは初めてのことです。
●調印式の様子
 両県省の友好協力の発展と、両県省民の相互理解と友好を増進させるために締結された今回の友好提携。荒井知事と陝西省人民政府高級顧問(副省長級)の郭 永平(かく えいへい)さんが友好提携締結に関する協定書に署名しました。
 荒井知事は「陝西省とは、平城京と長安の時代から歴史があり、ゆかりが深い。今後とも奈良県と陝西省との交流を通じて、日本と中国との関係が永遠に平和的で発展的な関係になることを願っています」と挨拶し、郭 永平さんは「奈良県と陝西省は日中友好交流の源。私たちの友情は1000年の歴史があり、両国の友好交流のために重要な役割を果たしています」と述べられました。

●友好提携の内容
 今後は、この協定書に基づいて、両県省間の友好交流と経済貿易交流を促進し、文化・観光などさまざまな分野で、積極的に交流と協力を展開していくことになります。
 例えば、奈良市と共同で、10月末まで「2011西安世界園芸博覧会」に奈良庭園を出展しています。また中国で初となる「日本考古展」を、10月21日〜12月11日まで陝西省西安市で開催する予定です。
 経済貿易交流については、企業同士のマッチングや物産展を開催するなど、両県省間の取引の円滑化に取り組んでいくことになっています。
 
問 県国際観光課
tel 0742-27-8477
fax 0742-23-0620


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