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今年の夏は、節電にご協力いただきありがとうございました。
皆さんのご協力により、奈良県は関西で一番の節電効果をあげることができました。
今年の冬も、電力が不足する恐れがあります。
引き続き10%以上の節電を目標に、家庭でできる節電を心がけてください。
 電力不足が危惧された今夏、県は節電対策に取り組むため、県内の各種団体の参画を得て、奈良県節電協議会を立ち上げ、県内におけるピーク時の電力を「昨夏比10%超の節電」を目標に取り組んできました。
 その結果、昨夏に比べてピーク時の電力を12%(関西電力全体は10%減)削減することができました。また、電力量では、昨夏に比べて8.7%(関西電力全体は6.7%減)の削減となり、企業や団体、県民の皆さんの努力と協力のもと関西電力管内でトップの削減率となりました。
 冬の電力需要は、平日の14時頃にピークに達する夏に比べると、朝から夜にかけて長くなだらかなピークとなります。
 また、家庭の電力需要は、家庭に帰宅する夕方より増え始め、全体の電力需要に占める割合も大きくなります。家庭では、平日の9時〜21時、特に家庭での使用が増える時間帯(18時〜21時)の節電にご協力をお願いします。
 なお、被災された地域の方々、障害のある方々や高齢者の方々など、健康に影響のない範囲でご協力をお願いします。
 奈良県では、冬の家庭での電力使用の割合が、関西で二番目に高く(平成22年度関西電力調べ)、家庭での節電の取り組みが欠かせません。

 毎月お手元に届く「電気ご使用量のお知らせ」に前年同月の使用量が記載されています。また、12月分から削減率(対前年同月比)が記載されますので、節電効果の参考としていただけます。
※引越しや契約変更などをされた場合は、表示されないことがあります。
※高圧電力を契約している場合は、表示されません。

 また、コンセントに差し込むだけで、電気製品の電気代や使用電気量などが一目でわかる電力量表示器エコワットなどもあります(詳しくはこちらの「クイズ&プレゼント」へ)。

 奈良県では、今夏、大規模停電を防ぐため、奈良県節電協議会を立ち上げ節電対策に取り組んで参りました。皆さんのご協力により、関西で一番の節電効果をあげることができました。ご協力ありがとうございました。
 今冬においても、電力の需給状況は厳しく、再度、節電のお願いをせざるを得ない状況です。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

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県等の対応状況
近年に見られる台風などの異常気象は、人の命を奪う恐ろしい自然災害を引き起こすといわれています。温暖化が進むと、異常気象が発生する回数が増えたり、大きさが増したりする可能性が高くなることがわかってきました。温暖化を食い止めるため、私たちができることがあります。
 地球は、太陽からのエネルギーで暖められ、暖まった地表から熱が放出されます。この熱を大気中の二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが吸収し、再び地表に戻す温室効果により、地球の平均気温は生物が生きるのに適した温度に保たれてきました。
 しかし、近年、大気中のCO2が増加し、本来は地球から宇宙に放出されるはずの熱がそのまま大気中に閉じこめられ、地表の温度が必要以上に上昇しています。この現象が「地球温暖化」です。
 地球温暖化の主な原因は、私たちが石油や石炭などの化石燃料を大量に燃やして使用するなど、大気中へCO2の排出を急速に増加させたことによるものです。
 地球温暖化防止対策の中で、一番大きな課題は、CO2排出量を削減することです。私たちの生活に欠かせない電気を発電する際にも、多くのCO2が排出されます。つまり、私たちが電気の使用をひかえることが、同時にCO2の削減につながります。
温室効果ガスと地球温暖化のしくみ
出典)全国地球温暖化防止活動推進センター
 日本のCO2の排出量の27%は、私たちの家庭から排出されています。しかし、奈良県では、全国に比べ、42%と割合が高くなります。
奈良県と全国のCO2排出量の部門毎の割合(2009年度)
 毎日の生活の中で「ムダ」をなくし、少し工夫するだけでだれもができる温暖化防止対策がたくさんあります。「私だけがやったって…」ではなく、一人ひとりが身近なところから取り組むことが大切です。
公共交通を利用しよう
 マイカーをやめて、公共交通、徒歩、自転車を利用しよう。
エコドライブ・アイドリングストップ
 急発進や運転中頻繁な加速・減速をやめる。
マイバッグ持参でお買い物
 レジ袋をもらわない。
水を大切に、流しっぱなしにしないで
 食器洗いはため水洗い。
 歯磨き時水は止める。

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