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「出産して初めて赤ちゃんを抱いた」「子育ての何もかもがわからない」
今、赤ちゃんや子育てについてほとんど知らない世代が親になり、その悩みも一昔前とは大きく変わってきています。
今の子育て世代に対応した新しい取り組みを紹介します。 |
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① |
子育てのイメージと現実とのギャップがストレスになる |
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妊娠中は楽しい子育てを夢みていたのに、子育てが始まったとたん、わからないことばかりで、誰にも聞けず悩んでしまうことがあります。今まで身近に赤ちゃんがいなかったため、「泣きやまない」など普通に起きることでも、自分が悪いと思い詰めてしまいがちです。 |
○ |
これまで抱いていた子育てのイメージと現実のギャップはストレスになり、子育ての不安感・負担感につながります。 |
② |
妊娠期の両親教室のプログラムの作成 |
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県では検討委員会※を設置し、今の子育て世代、なかでも「初めて子育てする親」の課題に対応したプログラムを作成しました。 |
○ |
このプログラムは、市町村の保健センター等での実施を目的としています。 |
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◆新しいプログラム
〜ふたりで育てる初めての赤ちゃん〜 |
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先輩ママ&赤ちゃんと交流する |
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出産後にパートナーへ渡すメッセージカードを作る |
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「赤ちゃんの泣き声」を体験し、なぜ泣くのか、泣いたらどうするのかを学ぶ |
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夫婦で「ストレッチ」「タッチング」を体験しリラックス法を学ぶ |
など |

宇陀市室生福祉保健交流センターにて |
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プログラムについて、検討委員会アドバイザーの佐藤 拓代(たくよ)さん(大阪府立母子保健総合医療センター企画調査部長)にお話を伺いました。 |
今回作成した新しいプログラムは、全県的な取り組みとして県が方向性を示し、「初めての子育て」に焦点を当てている点がいいと思います。
このプログラムは、赤ちゃんが泣くということを実感してもらい、出産後すぐの子育てがイメージでき、またお母さんが1人で子育てすることのないよう、夫婦ふたりで相談し、乗り越える力を身につけてもらえるような内容になっています。
生まれてすぐに起きるいろんなことを、出産前から知っておくことは、虐待予防にもつながります。
赤ちゃんを大切に思い、夫婦が絆を深め、人間が人間を育てて、一緒に人生を歩むというゴールへ向かっていく、そのスタートを切りやすくするためのとても有意義な取り組みです。
このプログラムが県内に広がることを願っています。 |
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検討委員会メンバー
アドバイザーに大阪府立母子保健総合医療センターの佐藤拓代さん、県、県医師会、県助産師会、奈良市・葛城市・宇陀市・安堵町・大淀町の母子保健担当課 |
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県子育て支援課 |
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0742-27-8603 |
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0742-27-2023 |
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「コモンセンスペアレンティング」をご存じですか?
怒鳴らず、叩(たた)かずに育てるしつけ法「コモンセンスペアレンティング」。子どもにとって分かりやすいコミュニケーションの仕方や効果的なほめ方等を、DVDと実技を通して学ぶ子育てプログラムです。子育てや児童虐待防止の支援方法として、全国で急速に広まっています。
県では、昨年度初めて、市町村の児童相談担当職員を対象に研修会を開催しました。今後とも、子育てプログラムを実施する市町村への支援などにより、子育て家庭への支援の充実に取り組みます。
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県こども家庭課 |
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0742-27-8605 |
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0742-27-8107 |
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県内の交通死亡事故は、昨年11月下旬から多発しており、2月15日には、県内で初めて知事による交通死亡事故多発警報が発令されました。しかし、その後も交通死亡事故の歯止めがかからず、11月23日から2月29日の期間で死者は27人で、約4日に1人(前年同時期約9日に1人)が交通事故で尊い命を失っており、このままでは今年の死者が100人に迫る状況です。 |
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27人のうち、13人の方が歩行中に亡くなられています。
歩行者を年齢別で見ると、65歳以上の高齢者が7人で半数以上を占めており、また事故類型別では、夜間の道路横断中の事故が6人と多発している状況です。
また、車両が電柱やガードレールに衝突する単独事故も9人と多発しています。
単独事故の多くは、カーブ手前の速度の出し過ぎや直線道路での前方不注視(わき見・考えごとなど)が原因です。
また、四輪車では、シートベルトさえ着用していれば助かったと思われる事故も発生しています。 |

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歩行者の皆さんへ |
夜間の外出は、明るい色の服装や反射材の着用に心掛けましょう。また、道路の横断は横断歩道を利用し、左右の安全をしっかり確認して横断してください。車は思ったより速く来ますので、余裕を持った横断に心掛けましょう!
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ドライバーの皆さんへ |
運転中は前方・左右を注視し、カーブや交差点の手前では十分減速しましょう。なお、シートベルトを着用しないと大変危険です。少しの距離でも、慣れた道でも、必ず着用しましょう。シートベルトは、あなたの命を守ります!

赤信号、一時停止などは確実に止まり、安全確認をしっかりしましょう。
また、横断歩道は歩行者が優先です。確実に停止して、歩行者を安全に横断させてください。

夜間の歩行者事故防止には、歩行者をより早く発見することが肝心。対向車がいない時は、ヘッドライトのハイビームを効果的に使って安全に停止できるようにしましょう。
時速60kmの停止距離は約30m。
速度は控え目に!
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県警交通企画課 |
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0742-23-0110 |
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県では、交通事故にかかる示談、賠償問題などの解決のため、無料相談窓口を設けています。
(月曜〜金曜 8時30分〜17時15分 ただし、土・日・祝日・12/29〜1/3は除く) |
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奈良県交通事故相談所(県安全・安心まちづくり推進課内) 0742-27-8731
また、下記で巡回相談(いずれも10時〜15時。相談日は変更になることもあり)も実施。
橿原市観光交流センター(第1火曜) |
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0744-47-2350
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大淀町役場(第2火曜) |
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0747-52-5501
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御所市役所(第1木曜) |
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0745-62-3001
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大和高田市中央公民館(第3木曜) |
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0745-22-1315 |
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