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人権コーナータイトル
通報からはじまる支援
 「7日に1人、子どもの命が奪われている。遠い国の話ではなく、すぐ隣近所で。」
 これは、昨年11月の児童虐待防止推進月間に、近畿6府県4政令市が共同実施した広告のコピーです。
 平成22年度に、全国205か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は、55,154件とこれまでで最多となりました。
 子どもはみんな、生まれながらに保護者に守られ、健全に成長する権利を持っています。
 しかし、児童虐待は、子どもの体を傷つけ、時には生命までも奪ってしまいます。また、子どもの心身の成長や人格の形成にも重大な影響を及ぼすため、決して見逃したり放置できない重大な人権侵害なのです。
 早期に虐待を発見し、支援を行うためにも、もし、あなたが虐待を疑ったなら、ためらわずに市町村の担当課または県のこども家庭相談センターへ通報してください。その通報が子どもと子育てに悩み苦しむ保護者を助けるきっかけになります。
 通報を頂いた方の情報は、固く守られます。(通報は国民の義務です。)

今月のポスター
今月のポスター
五條市立牧野小 6年
森本 早紀(もりもと さき)さん
今月のポスター
葛城市立白鳳中 3年
林 省一郎(はやし しょういちろう)さん

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