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統計から知る奈良
気候からみた奈良県
奈良県は南北に長く、また盆地があり、高原があり、山があり、自然が豊かなところです。
そのため、全国的にみても、地域によって気候の差が大きい都道府県です。
奈良県の気候は大きく以下の3つに分けられます。
北西部の大和盆地 北東部の大和高原

一日の内の最高気温と最低気温の差が大きい。夏は暑く、冬は寒い。
大和高原では特に冬の寒さは厳しい。


南部の山岳部

夏の雨量が極めて多く、冬は厳しい冬山の様相になる。
特に大台ケ原山を中心とする南東山地は、日本屈指の多雨地帯。
昨年9月に紀伊半島を襲った台風第12号による大雨では、上北山村で、72時間降水量が国内の観測史上最大となる1652.5ミリもの雨が降った。
【奈良県の気候】
【3地域の比較】
(気象庁ホームページより。数値は、各観測値の、1981年から2010年までの30年間の平均。)
コラム
奈良県って意外とジメジメ!?
奈良県は内陸にあるので乾燥していると思っている人も多いですが、実は全国で3番目に湿度が高いのです。一番高いのが富山県で、福井県、奈良県の順になっています。逆に一番湿度が低いのが群馬県で、東京都、愛知県の順になっています。
(総務省「社会生活統計指標2012」より)
 
なぜ、奈良県には「ため池」が多いの?
県の農地面積の3分の2を占める大和平野地域は、年間降水量が少なく、加えて大きな川や湖もないことから、用水不足に悩まされてきました。そのため、昔から多くのため池が造られ、昭和28年度には、全国で5番目に多く、13,798か所のため池がありました(平成21年度現在は約5,800か所)。
 
問 県広報広聴課
tel 0742-27-8326
fax 0742-22-6904

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