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「奈良県のさかな」が決まりました
 県では、県民の皆さんに魚への親しみをもってもらい、これらを育む水環境への関心を高めるため、奈良県にふさわしい「県のさかな」として『きんぎょ』、『あゆ』、『あまご』の3魚種を6月に制定しました。
〈経 緯〉
 選定にあたり、水産関係者や学識経験者などで組織する奈良県のさかな選定委員会を設置し、「奈良県のさかな」候補に関する県民アンケートを3月13日から4月26日の期間に実施しました。
 アンケート集計の結果、『きんぎょ』は、投票数が1位であり、奈良県といえばきんぎょのイメージが強いこと、『あゆ』は、川・自然のイメージ、吉野の名産として知名度が高いこと、『あまご』は、県南部での投票数1位(あゆ)と2位(あまご)が僅差であり、清流のイメージ、味の良さなどから選びました。


【きんぎょ】(※1)
1724年に柳沢吉里公(よしさとこう)が、甲斐(かい)の国(今の山梨県)から大和郡山に移封されたときに趣味として飼育していたきんぎょを持参し、邸内で飼育養殖したのが始まり。現在では、大和郡山市が全国有数のきんぎょの産地。
 

【あゆ】
本県全漁獲量128t(平成22年)の約50%を占め、川魚を代表する魚。あゆ漁が解禁されると、県内河川へ多くの人が友釣りに訪れる。主な産地は、吉野川、熊野川、名張川。
 


【あまご】(※1)
山間部のきれいで冷たい川の水を利用して、昭和40年代から養殖されており、本県では食用魚としての生産量が最も多い魚。渓流釣りの対象魚としても人気がある。主な産地は、吉野郡、宇陀郡。
(※1)県のさかなとして全国で初めて選ばれた魚種。
 
 今後は、各種行事、イベントや広報活動を通じ、魚やそれを育む水環境への関心を高めていきたいと考えています。
 さらに、海がない奈良県で平成26年に開催予定の全国豊かな海づくり大会(※2)の意義などについて、県のさかなと併せて、周知活動を行うことにより、本県での大会開催への機運醸成も図っていきます。

(※2)水産資源の維持培養や海や湖沼・河川の環境保全を訴え、水産業の振興を図るための国民的行事。昭和56年から毎年都道府県を巡りながら開催されている。
問 県農業水産振興課
tel 0742-27-8924
fax 0742-22-9521

あなたも10歳若がえりませんか?
「あの人ってとても60歳には見えないわ!」「自分も年齢より若くみられたい!」そんなことを思ったことはありませんか?
しかし、若さは見た目だけではありません。
奈良県では、体力や血管など、心身ともに元気な中高年の方を増やすため、「なら10歳若がえり推進事業」に取り組んでいます。
ここでは、この始まったばかりの事業の流れを説明します。
なら10歳若がえり推進事業
生活習慣の改善となるプログラム(以下の3コース)を実践し、見直す。
血液サラサラコース
食生活改善が目標
  メタボ撃退コース
肥満改善が目標
  老化サヨナラコース
禁煙・美肌・歯周病改善が目標
※総合型地域スポーツクラブと連携し、各クラブから選出されたモニターを中心に、
クラブメンバーのみんなで半年間実践。

県民の皆さんが取り組みやすい「10歳若がえりプログラム」を紹介する。
県内の5つの総合型地域スポーツクラブで、体力測定等を行い、各クラブから1人ずつモニターを選出
 
芝運動公園スポーツ
クラブ(桜井市)の
森 妙子(たえこ)さん
(72歳)
  NPO法人 ならスポーツ
クラブ(奈良市)の
山下 仁崇(よしたか)さん
(43歳)
  NPO法人 川西スポーツ
クラブ(川西町)の
川崎 香織さん
(54歳)
       
メタボ撃退コース   メタボ撃退コース   メタボ撃退コース
 
橿原健康スポーツ
クラブ(橿原市)の
福永 大詔(ひろあき)さん
(68歳)
  (仮称)明日香村総合型
地域スポーツクラブの
辰巳 真由美さん
(52歳)
   
       
老化サヨナラコース   血液サラサラコース    
1か月ごとに、モニターやメンバーの皆さんが頑張っている姿を紹介
実践状況やモニター等からの意見を踏まえ、プログラムの見直し
 
   
モニターやメンバーの皆さんの体力測定等を行い、半年間の成果(心身の変化など)をまとめる
結果を受けてプログラムの最終評価・見直し・完成
 

※詳しくは、県民だより奈良来年3月号で紹介します。
モニターの経過は、奈良県健康長寿応援サイト「すこやかネットなら」で見られます!


※総合型地域スポーツクラブとは?
地域住民が主体となって運営し、地域住民の誰もが参加できるスポーツクラブのことです。
問 県健康づくり推進課
tel 0742-27-8682
fax 0742-22-5510

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