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県政HOTニュース
あらい日誌
県内大学生が創る奈良の未来事業
奈良県立大学「泊まってみ奈良?〜町屋ステイで奈良を知る〜」が最優秀賞!
 県内の大学生に新しい政策を提案してもらい、優秀な案について、平成25年度に県の事業として実施することを目指す取り組みが今年度から新しく始まりました。集まった27の提案の中から、最優秀賞1提案と、優秀賞2提案が決まりました。
最優秀賞受賞に喜ぶ奈良県立大学の学生と審査委員
 7月25日、県議会本会議場にて、事前の書類審査を突破した8グループの大学生が壇上に立ちました。約100人の傍聴者と審査委員を前に、大学生たちは堂々と政策提案を発表し、審査委員からの奈良らしさや、実現性を問う質問にも協力しあって答えていました。
 発想の新しさや、実現の可能性など7項目による審査の結果、最優秀賞には、奈良県立大学・横田紘大(こうだい)さん他8人から提案のあった、ならまちの町屋を学生等の力で宿泊施設にして観光促進を図る提案が選ばれました。
 優秀賞には奈良女子大学・笹川祐里(ゆうり)さん他3人の、県産材を使った児童用学習机等を学校に普及する提案と、帝塚山大学・森崎直人(なおと)さん他7人の、携帯電話の位置情報をゲームにして観光促進に活かす提案の2提案が選ばれました。
 その他にも、トップレベルのスポーツにより地域を活性化する提案や、企業と学生が協力して観光物産等の開発をする提案など、さまざまな提案がなされました。
 最後に、審査委員長の荒井正吾奈良県知事が「今回頂いた提案は全て県政の課題にせまる貴重なものだった。県の施策として追求し、できる限り来年度の予算に反映していきたい。また、提案者の方にも、学生として、起業家として今後事業に参加していただきたい」と講評しました。
 今後は、提案をした大学生と県職員でプロジェクトチームを立ち上げ、平成25年度の予算要求を行うなど、具体的な事業化に向けて取り組みを進めます。
審査委員の質問を受ける学生たち
   
学生に講評をする荒井知事
問 県政策推進課
tel 0742-27-8472
fax 0742-22-8012


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第2回 東アジアサマースクール
「NARASIA(ナラジア)未来塾2012」
 7月23日から8月12日までの21日間、日本・中国・韓国・ベトナムの大学生や大学院生ら38人が、奈良の歴史や文化に触れながら、東アジアの将来をともに考え学び、議論を交わす、短期集中合宿型セミナー第2回東アジアサマースクール「NARASIA 未来塾2012」を奈良市内で実施しました。
 昨年から始まったこのセミナーは、「学び、対話、交流」をテーマに、東アジア諸国間の交流を活発化し、若い世代の人材育成を行うために開催しています。
 初日の開校式で、塾長の荒井知事が、「東アジアの教養・文化・歴史を学び、新しいインスピレーションを受けてほしい。暑い時期だが、奈良は落ち着いたいいところ。ご来県、歓迎します」と挨拶しました。
 今回は、東アジア各国の歴史、文化、政治・経済、環境、科学技術など各分野に精通した大学教授などの講義を通じて、それぞれの分野や国で課題となっている事柄を共有し、塾生同士で議論や情報交換を行い、解決策を探りました。
 また、講義内容を補完するために、現場を視察・体験する学習として薬師寺、唐招提寺、東大寺、奈良先端科学技術大学院大学などを訪問しました。
 最後に、塾生たちは、セミナーを通じて得られた成果を研究論文としてまとめ、発表し、荒井知事から修了証書を受け取りました。
意見交換を繰り返しながら理解を深めるディスカッション
   
「東アジアにおける地域政府の役割」について講義する荒井知事

問 県東アジア連携課
tel 0742-27-5821
fax 0742-22-1260


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