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昨年8月30日から降り続いた台風12号の雨によって、紀伊半島大水害が発生しました。 動きの遅い台風の影響で、上北山村では5日間で2436oという、過去に例がない大雨が降りました。紀伊半島全体で崩れた土砂の量は、東京ドーム約80杯分にも及び、未だ傷跡は深く残っています。 この災害では、崩れた土砂が川をせき止めたり、川の流れを変えたりして、付近の住宅が流されるという被害も起こりました。 県では、昨年12月から着手した大規模土砂災害の監視・警戒・避難のシステムづくりや、山が深い部分から崩れる深層崩壊の研究などを行う、深層崩壊対策室を4月に設置しました。 |
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県内には、土砂災害の危険がある箇所が、約8200箇所存在しています。 県では、これらの箇所について土砂災害防止法に基づく基礎調査を行い、土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定を進めています。この区域指定は各市町村のハザードマップに反映され、近隣の方に、そこが土砂災害の危険性が高い箇所であることを認識していただくこと、市町村において警戒避難体制の整備を行うことなどを目的とするものです。 |
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土砂災害の危険が高まった時、奈良地方気象台と県は、土砂災害警戒情報を市町村単位で発表しています。テレビやラジオ、インターネット、防災行政無線などで情報を得るようにしてください。 土砂災害には、災害の種類別に次のような前ぶれがあります。 |
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![]() 天川村 坪内(つぼのうち)地区 |
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下記のような前ぶれに気がついたら、すみやかに、市町村役場等へ連絡してください。 | ||||||
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紀伊半島大水害で、大きな被害があった十津川村の重里(しげさと)地区で、7月29日、防災訓練が行われました。 訓練には、約70人が参加。避難所の開設、非常食の炊き出し、負傷者の救護などの実践訓練が行われました。 指導をした防災士の山口正春(まさはる)さんは、「見せる訓練よりも、今回のような体験する訓練が効果的。地域にとっては、このような訓練の経験者を増やしていくことが大切であり、貴重な財産となる」と挨拶しました。 |
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もしもの災害から身を守るには、日頃の準備と早めの避難が重要です。自分と家族を守るため、避難場所や、情報を集める方法、持出品等を再確認しましょう。 | ||||||
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