今年の夏は、節電にご協力いただきありがとうございました。皆さんのご協力により、奈良県は関西電力管内で※一番の節電効果を挙げることができました。あなたの家計の節約にもつながりますので、今年の冬も上手に節電しませんか。 |
※電気量による節電効果 |
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電力不足が危惧された今夏、県や関西電力、県内の各種団体などでつくる県節電協議会(会長=荒井知事)では、2010年比15%削減を目標に節電に取り組みました。
その結果、県内の電力量は14.4%の削減、また、ピーク時の最大電力は13.6%の削減となり、どちらも関西電力管内平均(電力量10.9%、最大電力13.4%)を上回りました。 |
節電期間中(7/2〜9/7)の使用電気量の比較

出典:奈良県節電協議会資料 |
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電力確保の見通し |
関西電力によると、暖房需要で冬の電気使用量は増えますが、現在の発電所の稼働見込みと、今夏や昨冬の取り組みから定着したと考えられる節電量見込みから、今冬の電力使用量は確保できる見通しです。また、関西電力の今冬の供給力は、昨冬以上を確保できる見通しです(「関西電力今冬の需給の見通し」より)。 |
冬の節電のお願い |
前述のように、今年の冬は電力不足に陥らない見通しですが、気温の状況による電力需要の急増や発電所のトラブルなど不測の事態により、電力需給が逼迫(ひっぱく)することも考えられます。今年の冬も、昨年の冬と同じように無理のない範囲で節電をお願いします。 |
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家庭ではいろいろなところで電気を消費しています。家庭の中で特に電気消費量が多いのは、電気冷蔵庫、照明器具、テレビ、エアコン、電気便座などです。これらをはじめとする家電製品を上手に使うことで、効果的に節電することができます。
また、多くの家電製品は、リモコンで電源を切っても電力を消費しています。タイマーやメモリー、内蔵時計などの機能を有する家電製品は本体の主電源をオフにしても電力を消費しており、このような待機電力が意外に多くの電力を消費しています。 長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜くなど、ちょっとしたことが節電につながります。 |