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県政HOTニュース
あらい日誌
首都圏で奈良県知事トップセールス
 奈良県産農産物の消費拡大を図るため、首都圏流通の要である大田(おおた)市場、築地(つきじ)市場で、知事トップセールスを行い、更なる首都圏での販路開拓に取り組みました。
 11月10日、早朝から、大田市場の仲買人約200人を前に、これから出荷最盛期を迎える県産「富有柿(ふゆうがき)」のPRを行いました。
 試食会では、せんとくんが柿を振る舞い、「今年の奈良の富有柿は美味しい!」と絶賛する声をいただきました。
 続いて、荒井知事がマンモスセリ台で富有柿をPR。「日本最大の大田市場で認められるということは、日本を代表するブランドの証し」と語りました。
 一方、県は今年度から、大和野菜をはじめとする県農産物を築地市場へ運ぶトラック便を週1回運行。
 知事は、 その窓口となる築地市場の東京シティ青果を訪れ、今後の大和野菜の販路拡大と安定供給について意見交換を行いました。
 今後、首都圏での需要を喚起し、首都圏のレストランやホテル、料亭などへの販路開拓と安定供給を目指します。
問 県マーケティング課
tel 0742-27-5427
fax 0742-26-6211


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第9回 ふるさとカフェ
 奈良にゆかりのある著名人を招いて、荒井知事とともに、奈良への思いを語っていただく「ふるさとカフェ」。9回目となる今回は、ゲストに第79代内閣総理大臣の細川護★さんをお招きして、登大路ホテルで開催しました。ここでは、その一部をお伝えします。
 
荒井知事  細川さんと奈良県にはどういったゆかりがあるのですか?
細川さん  小さい頃、万葉集を覚えさせられました。また、薬師寺元管主の高田好胤(たかだ こういん)先生には、私ども夫婦の仲人をしていただきました。最近では、奈良市在住の陶芸家に陶芸を教えていただきました。また油絵で奈良の景色なども描きますので、よく奈良へ来ております。
荒井知事  現在、文化活動だけでなく、東日本大震災の被災地のために活動されているとお聞きしましたが。
細川さん  はい。被災地のがれきを活用して盛土を築き、そこにその土地本来の木を植樹し、青森から福島までの沿岸300kmに森の防潮堤をつくる活動を始めました。震災から立ち上がる日本の姿を、世界に示す象徴になればと思っております。
荒井知事  それでは、奈良のこれからのためにひとことお願いします。
細川さん  奈良には1300年の歴史がありますので、ここでなければ学べないような教育が受けられる環境ができたら素晴らしいなと思います。また、街路樹を整備するなど、古都らしいまちづくりが進めば、奈良にもっと人が来られるのではないかと思っております。
第79代内閣総理大臣
細川 護★(ほそかわ もりひろ)さん
1938年、東京生まれ。朝日新聞記者、衆参議員、熊本県知事を経て、1993年、内閣総理大臣に就任。60歳を機に政界を引退。奈良市在住の陶芸家のもとで陶芸を学ぶ。現在は作陶のほか、書、水墨、油絵、漆芸なども手がける。
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問 県政策推進課
tel 0742-27-8306
fax 0742-22-8012


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