「奈良県教育の日」となった11月1日(土)、その制定を
記念するとともに、家庭・地域・学校が一層の連携を深め、奈
良県教育の充実と発展を図ることを目的に「奈良県教育の日」
記念大会(同実行委員会・県教育委員会主催)が行われました。

 このページでは、記念講演や子どもたちの発表で大いに盛り
上がった当日の様子を、写真を中心に振り返ります。
学校、保護者、地域の「きずな」を深めて・・・・
「奈良県教育の日」記念大会が開催されました!
平成15年11月1日(土) 13:45〜  会場:奈良県立教育研究所
 開会 

 司会を担当してくれたのは、生駒市立上中
学校1年、加藤さんと鈴木さん。本番前には
かなり緊張していたようですが、最初の手話
通訳者紹介をスムーズにこなし、最後まで、
にこやかな笑顔で会を進行してくれました。
 
 開会行事 
   
 ごあいさつ 
   木 村  實 奈良県教育委員会 委員長  
   久保田正一 「奈良県教育の日」実行委員会 委員長 (奈良県教育振興会会長) 
 祝辞  
   増 井  勲 奈良県副知事
 
 記念講演

 演題 「若者が自立できる日本へ」
     〜企業そして学校・家庭・地域に何ができるのか〜

 講師 前原 金一 さん   
     (株式会社住友生命総合研究所会長・奈良県教育懇談会委員)

 様々な興味深いデータをひきながらの、終始、熱のこもったご講演でした。企業・
学校・家庭・地域がそれぞれの責任を自覚し、ともに考え行動することの必要性を説
きながら、「自立した個人」の育成や職業観を育てる機会の提供など、企業や社会が
今の子どもたちに何をしていけるかについて、具体的なお話をいただきました。


                          
 子どもの発表

学習発表

 「発見! −総合的な学習の時間をとおして−」 

      斑鳩町立斑鳩南中学校3年 岡山さん、葛本さん


 斑鳩南中学校の「総合的な学習の時間」のテーマは「発見!」「地域発見」(1年)
「社会発見」(2年)「未来発見」(3年)をそれぞれ学年テーマに掲げて学習に取り
組んでいます。地域に出て、俳句作りを行ったり、ソムリエやホテルマネージャーに
学校に来ていただいて、テーブルマナーを学んだりとアイデアいっぱいの学習です。
「修学旅行」のプランを自分たちで立てていく様子や職業体験に取り組む様子など、
たくさんの写真を示しながら、堂々と胸を張った発表が印象的でした。

演劇 

 「高校生の日常会話 −学校のこと、これからのこと−」

    奈良県立高田高等学校 演劇部の皆さん


 放課後の教室でにぎやかに繰り広げられる高校生の日常会話。勉強のこと、恋愛のこと、
友達のこと、そして、これからのこと・・・。彼女たちの日常はありふれて平凡ですが、た
くさんの不安と疑問に向かい合い懸命にその答えを探しています。劇の途中には参加者に突
撃インタビューが行われ、悩める高校生に「大人からのメッセージ」を送るというユニーク
な構成。部員の皆さんの熱演に引き込まれ、笑わされ、考えさせられた素晴らしい舞台でし
た。
 エンディング

 合唱   
   
 大和高田市立高田小学校 合唱クラブの皆さん 

 高田小学校合唱クラブは、50年以上の歴史があります。4月から、夏のNHKコン
クール、MBSコンクールを目指して早朝練習を続けてきたそうで、すばらしい歌声を
ホールいっぱいに響かせてくれました。歌っていただいたのは、次の3曲でした。
  
  二部合唱 「やさしい風」   (伴奏 6年生 田島さん)
  三部合唱 「ブラックパンサー」(伴奏 6年生 藤井さん)
  二部合唱 「涙そうそう」  
木村教育委員長
久保田実行委員長
増井副知事
「あなたの高校時代の夢は何でしたか?」
「高校生の時、今の自分を想像していましたか?」
「あなたは、どうして今の職業についたのですか?」 等々

 突然、マイクを向けられながらも、熱心にお答えいただい
た皆さん、ご協力ありがとうございました。                         
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