第 1 0 9 号


  ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇  
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        発行:奈良県教育委員会事務局 教育企画課
         http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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                  「E−夢 はっしん!」第109号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no109.html
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【 巻 頭 言 】
 ○ 読書灯のスイッチ (奈良教育大学教授 松川利広)

【 教育委員会の動き 】
 ○ 本年度の奈良県教育委員会選奨、13名が受賞 (総務福利課)
 ○ 特別支援教育ガイド2『新しい学びの創造〜児童編〜』を発行! (県立教育研究所)
  ○ 第1回『子どもチャレンジ運動大会』を開催します! (保健体育課)

【 今、学校では・・・ 】
 ○ 地域の特色を生かして (田原本町立北小学校長 西井佳永子)
 ○ 「本物」との出会い (県立高田高等学校長 上明代康男)

【 はっしん! みんなの夢 】
  ○ 奈良県教育の日に寄せて (奈良市 深澤雅子)

【 奈良県の先生になろう! 第7回 】
  ○ 来年度に向けて・・・奈良県の先生への志  (教職員課)
                    
【 高校入試制度 情報コーナー 第12回 】
 ○ 「定時制課程の入試」と「入学考査料や授業料等」について (学校教育課)

【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】

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 【 巻 頭 言 】
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            読書灯のスイッチ
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    奈良教育大学 教授 松川 利広

 私は、ときどき飛行機を利用する。早く予約できるときは、翼より少し前の 
窓側を押さえることにしている。この席は、機外、機中の景色や様子を楽しむ 
ことのできるよいポジションである。撓(しな)いながら雲を切る翼、のんび
りと海面に映る十文字、翼のランプと交錯する街の灯り…。目を内に移せば、
乗客の様々な姿態…。シートとの関係性も多様であり、まさに百席百様である。
ある者は眠り、ある者は音楽を聴き、また、ある者は本を読む…。 
 本を読むといえば…、室内灯が消された瞬間、薄暗くなった機内でにわかに 
存在感を示すものに読書灯がある。それは、柔らかい光のかたまりとなって、 
ぽっぽっとところどころに現れ、機内空間を造形する。 
 私は、読書灯に浮かび上がる、静かに読書をしている人の横顔が好きだ。だ 
れもかれも、いい顔をしている。受け身ではなく、自らの意思で、読書灯のス 
イッチを入れ、読書の世界に没頭している姿は、他者を引きつける力がある。 
この間も、小学校6年生くらいの男の子が、読書灯の下で、ハリーポッターを 
熱心に読んでいる姿を見かけたとき、思わず、近寄って「読書をしている君の 
横顔は、すてきだよ。」と声をかけたくなるほどだった。 
 かつて、椋鳩十は、心をつくるものは「見る、聞く、読む」の三つであると 
述べたことがあったが、私たちは、もっとこの「見る」ことの作用に着目する 
必要があるように思う。 
 子どもの読書活動推進の礎は、大人が「読書をしている姿」を子どもに見せ 
ることから始まる。子どもは、その姿を見ることにより、「読書をする人」の 
価値を体感・体得し、いずれ自分も「ああなりたい」と憧憬のような願いを抱 
くようになるのではないか。また、親や教師は、没頭して読書をしている子ど 
もの姿を見かけたら、読書後、積極的に「読書しているときのあなたの横顔は、 
すてきだよ」と励ましてやりたいものである。 
 それは、子どもの読書活動を進めるうえで、情的で間接的な働きかけではあ 
るが、きっとどの子どもの胸にもしみ入り、それがやがて底力となり、いつの 
日か飛行機に乗ったとき、自らの意思で、読書灯のスイッチをオンにする真の 
読書人を育てることにつながるであろう。 

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 【 教育委員会の動き 】
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      本年度の奈良県教育委員会選奨、13名が受賞   
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       
                            総務福利課 

 奈良県教育委員会選奨は、昭和24年度に創設され、今回で59回目を迎える
県教育委員会では最も栄えある表彰制度です。学校教育分野のみならず社会
教育、文化財保護などの分野において、長年にわたり尽力され、優れた業績
を残された方々や団体を表彰しています。今年度は、下記の13名(男10名、
女3名)の方々が受賞されました。

  氏 名(年齢)│    所属・職名     │  主な功績   
 ────────┼──────────────┼─────────
 平井 利子(60)│桜井市立桜井小学校長    │学校経営    
 川田眞由美(60)│御所市立秋津小学校長    │学校経営    
 小西 静夫(60)│香芝市立鎌田小学校長    │学校経営・特別活動教育
 高橋 嘉誠(59)│三宅町立三宅小学校長    │保健体育
 岩田 憲一(60)│生駒市立上中学校長     │保健体育
 宮田 庄一(59)│県立登美ヶ丘高等学校長   │生徒指導
 和田 清鷹(60)│県立磯城野高等学校長    │学校経営・学校体育
 前川 太一(60)│県立橿原高等学校長     │学校経営・人権教育
 丘本 嘉人(60)│県立吉野高等学校長     │学校経営   
 矢倉 資久(60)│県立奈良東養護学校長    │学校経営・特別支援教育
 植田 忠行(67)│王寺町長          │学校施設整備
 古瀬 堯三(71)│奈良県美術展覧会参与    │社会教育
 桐山 吉子(60)│県立教育研究所家庭教育部長 │家庭教育

 授与式は、11月29日(木)に「春日野荘」(奈良市法蓮町)において開催
しました。受賞者の方々には、その高い見識と豊富な経験で、ますます活躍
の場を広げられ、今後も奈良県教育の発展にご協力いただけるよう願ってい
ます。 

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  特別支援教育ガイド2『新しい学びの創造〜児童編〜』を発行!
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                          県立教育研究所

 本年4月より、従来の「障害児教育」が、通常学級においてもニーズに応
じ適切な指導・支援を行う「特別支援教育」として法的に位置づけられ、ス
タートしました。
 これを受けて、奈良県立教育研究所では、小学校における特別支援教育推
進のため『新しい学びの創造〜児童編〜』を作成し、県内の小中学校に配布
しました。
 この冊子は、個別の指導計画の具体例など、小学校ですぐに使える内容を
Q&A形式で紹介するとともに、児童精神科の医師から、「特別支援教育教
員へのエール」として頂いたメッセージを巻頭に掲載しています。
 障害の有無にかかわらず、すべての子どもが輝くために、昨年度発行した
特別支援教育ガイド1『新しい学びの創造〜幼児編〜』と合わせて、本冊子
を活用いただければと期待しています。
 なお、教育研究所のホームページから、pdf版をダウンロードできますので
ご活用ください。    
 http://www.nara-c.ed.jp/syokyo/download/pdf/manabi2.pdf

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     第1回『子どもチャレンジ運動大会』を開催します!
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            保健体育課 

 県教育委員会が主催して、平成19年12月26日(水)に橿原市の全国高校総
体開催推進室(旧耳成高校)体育館において、第1回「子どもチャレンジ運
動大会」を開催します(9:00〜12:00)。県内の小学校3年生〜6年生が参加
対象です。種目は、「ペアなわとび」と「8の字大なわとび」です。
 大会開催の趣旨は、県がホームページを利用して実施している「外遊び、
みんなでチャレンジ!」に参加する子どもたちが一堂に会し、仲間と力を合
わせて記録に挑戦することを通して、集団で運動する楽しさを味わってもら
うことと体力の向上を図ることです。
 日頃ホームページ上で記録を競い合っている人たちと一緒に運動し、友だ
ちの輪を広げてほしいと考えています。
 なお、この大会は、奈良県小学校体育研究会との共催により実施します。
参加にあたっては、学校の先生の引率が必要ですが、応援にはどなたでも来
ていただけます。ぜひ、たくさんの方の参加をお待ちしています。

 *詳しくは、「外遊び、みんなでチャレンジ!」のホームページをご覧く
  ださい。
  http://www.pref.nara.jp/hokent/kodomo-tairyoku/index.html

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 【 今、学校では・・・ 】 
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┏━━━┓       地域の特色を生かして
┃小学校┃        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━┛          田原本町立北小学校 校長 西井 佳永子

 本校は、平成20年度に開校50周年を迎えます。本校区の唐古から鍵にかけ
ての広大な水田の下には、日本を代表する弥生時代の環濠集落があります。
この唐古・鍵遺跡は国から特別史跡としての指定を受け、古代の歴史を学ぶ
上で有名な所です。
  保護者や地域の方々は、学校にとても協力的で、生活科や総合的な学習の
時間で様々な協力をしていただいています。また、児童の生活の安全確保に
向けて、地域の方々が「子どもを犯罪から守る」会を結成してくださってい
ます。
  今年度は、「コミュニケーション能力の育成」を研究テーマに設定し、児
童がお互いの良さを認め合い、自信につながるようにと『全校表現発表会』
を開催しています。また、6年生の総合的な学習の時間では、「歴史大発見」
というテーマで地域に根ざした学習に取り組んでいます。ここでは、その取
組について紹介します。

○ 私の町の歴史大発見 〜2000年前の弥生人に思いをはせて〜
  1  北小校区の唐古・鍵遺跡を散策しよう。
  2  田原本町の歴史ミュージアムに行って、唐古・鍵遺跡の展示品を調べ、
  歴史新聞に表そう。
 3 弥生時代の土器を作ったり、勾玉を作ったりしよう。 
  4  それ(土器・勾玉)を野焼きしよう。
  5  火おこしをして土器で赤米を炊こう。
○ 歴史大発見 〜室町時代にタイムスリップして〜      
 1 水墨画を描こう。
  2  茶の湯の作法を学ぼう。

 このような体験を通して、児童一人一人が地域の歴史を理解し、学ぶ楽し
さや作る喜びを味わい、そこから達成感や成就感が生まれ、自信につながる
ことを願っています。

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┏━━━┓      「本物」との出会い
┃高 校┃       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━┛           県立高田高等学校 校長 上明代 康男

 10月24日(水)の午後、本校体育館の舞台中央に古びた1台のアップライ
トピアノが置かれました。あちこちに傷があり、千羽鶴で飾られていること
がかえって痛ましく映りました。舞台の主役は昭和20年8月6日、広島で被
爆したピアノ。爆心からわずか1.8キロの地点で被爆したにもかかわらず、
奇跡的に破壊を免れたのです。

 この日、本校では、被爆ピアノ・平和コンサートを催しました。広島市在
住のピアノ調律師の矢川光則さんに運んでいただいたこのピアノは、被爆当
時高等女学校の生徒が持っていたものでした。彼女は、つらく悲しい出来事
から自ら弾くことを封印したものの、ピアノは大切に守り通しました。でも、
「再び生かしてほしい」との願いから、矢川さんにこのピアノを託したので
した。それから2年、矢川さんはピアノを修復したばかりではなく、自らが
運転する車に乗せ、地域の音楽家などとともに、コンサートを開き、平和の
大切さを訴える活動を全国各地で続けておられます。

 全校生徒が参加したこの日、ピアノ演奏をバックにピアノの悲しい由来が
語られはじめると、いつしか全員が聞き入っていました。そして、ひとたび
ピアニストによって奏でられると、変色した鍵盤からは想像できないほど美
しく流れる音色に、引き込まれていたのです。
 人々を魅了するこのピアノの不思議な存在感は、戦争を経験した「本物」
という部分から生じているのではないでしょうか。
 その後、音楽家に混じり、本校生徒がピアノを弾くコーナーがありました。
ある生徒が「被爆したピアノが今も残って、しかもそれを今に生きている私
たちの世代が弾いている姿がとても印象的でした。今の当たり前の日常(平
和)があるのはすごいことだと思うと同時に、戦争が忘れられてしまうこと
が一番恐ろしいことだと感じました。」という感想を述べました。また、矢
川さんが「被爆ピアノの演奏会があったことを生徒さんが生涯のどこかでよ
みがえらせてくれるだけでよいと思うのです。」と私にさりげなく言われま
した。私は、この二つの言葉を重ねて、いつまでも心の襞(ひだ)に深く刻
み込まれるような存在との出会いの大切さを改めて感じていました。

 *高田高校のホームページは、こちらへ。
 http://www.nar-takada-h.ed.jp/
 *この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no109.html#gakko2

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 【 はっしん! みんなの夢 】
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┌──◇■□───────────────────────────┐
│ 「奈良県教育の日」啓発シンボルマークで最優秀となった、奈良市の│
│ 深澤雅子さんがメッセージを寄せてくださいました。       │
└───────────────────────────□■◇──┘

             教育の日によせて
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
                         奈良市 深澤 雅子

 私は子どもに美術を教える仕事をしています。美術が好きな子に対しては
もちろんですが、美術があまり得意でなく集中できずにいる子どもに対して
もいろいろなアドバイスを与え、励まし、やる気を出させ、その結果、子ど
もが自分の力で完成できたという達成感あふれる笑顔を見せた時、その笑顔
を共に味わった瞬間に、私は一番の喜びを感じます。
 近頃は、小学校の頃からパソコンで文章を綴ったりペイントさせたりする
授業も取り組まれていますが、私は、子どもはまずは自分にしか書けない文
字で人に手紙を書くことや自分にしか作れない混色した絵の具で絵を描くこ
とが必要だと感じています。
 自分の手で書いた文字の形や自分が混ぜて作った絵の具の色は、それだけ
で人に感情を伝えるのに大きな力をもつものだと思うからです。そういうこ
とが理解できた後に、パソコンを使って活字を打ったり、簡単に色を選んで
ペイントできるような便利な方法を学べば良いと思うのです。手書き(描き)、
手作りのあたたかさを子どもに伝え、制作の喜びを与え、内面の感情を豊か
に育ててやることが私のやるべきことと思っています。
 コミュニケーション不足を感じることが多い現代ですが、子どもに対して
はしっかりと向き合い目を見て話し、声を聞き、手をとって導いてやること
が大人である者の大切な役目だと思います。毎日の生活のいろんな場面で子
どもに対し、励ましやアドバイス、また時には軌道修正をして笑顔に導いて
あげることが重要です。

 *「奈良県教育の日」シンボルマークは、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyoikunohi/index.htm

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 【 奈良県の先生になろう! 】                           第7回
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        来年度に向けて・・・奈良県の先生への志
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                             教職員課

 私たちは、奈良県の先生として子どもたちを愛し、時には厳しく、時には
優しく、子どもたちの姿に教育の理想を描きながら子どもたちの成長にかか
わり、子どもたちや保護者の信頼を得られる人に、奈良県の教育に携わって
いただきたいと考えています。

 奈良県が求める先生像とは・・・
○ 使命感にあふれ、愛情をもって行動できる人
○ 豊かな人間性をもち、児童・生徒との信頼関係が築ける人
○ 深い専門知識に裏付けられた実践的な指導ができ、地域社会との連携が
 進められる人

 選考試験では、受験者の皆さんの中にキラリと光るものを求めて、筆記試
験と面接試験等を行っています。
 ここで、県教育委員会教育長の言葉を紹介します。

「学校は、子どもたちの夢をはぐくむ場です。子どもたちとの触れ合い・磨
き合い・響き合いを通して、子どもたちに元気を与えてください。あなたの
力に期待しています。」

 子どもたちが待っています!奈良県の先生への志を!

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 【 高校入試制度 情報コーナー 】            第12回
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   「定時制課程の入試」と「入学考査料や授業料等」について
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                           学校教育課

 今回は、定時制課程の入試、入学考査料(特色選抜・一般選抜等)や授業
料等について説明します。

1 定時制課程の入試について
   平成16年度からスタートしました「県立高校再編年次計画」により、平
 成20年4月に本県初の三部制単位制高校(通信制課程併設)として、大和
 中央高校(所在地:大和郡山市筒井町)が開校します。これに伴って、奈
 良高校の定時制課程と通信制課程の募集を停止します。また、高田高校定
 時制課程は畝傍高校定時制課程と統合しますので、高田高校定時制課程も
 募集を停止します。
  したがって、平成20年度に定時制課程の高校として入試を実施するのは、
 奈良朱雀高校、大和中央高校、畝傍高校、五條高校、山辺高校山添分校及
 び五條高校賀名生分校です。

2 入学考査料や授業料等について
  平成20年度から、次表のようになります。
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 │  区   分  │ 入学考査料 │  入 学 料  │  授 業 料  │
  ├────────┼──────┼───────┼───────┤
 │  全日制課程  │  2,200円  │   5,650円  │ 9,900円/月  │
  ├────────┼──────┼───────┼───────┤
 │  定時制課程  │   950円  │    2,100円  │ 1,620円/月  │
  │ ┌──────┼──────┼───────┼───────┤
  │ │大和中央高校│     950円  │    2,100円   │ 1,050円/単位│
  │ ├──────┼──────┼───────┼───────┤
  │ │山添分校  │  1,000円  │   2,000円   │ 3,000円/月  │
  │ ├──────┼──────┼───────┼───────┤
  │ │賀名生分校 │     500円  │    不  要  │ 1,000円/月  │
  ├─┴──────┼──────┼───────┼───────┤
  │ 通信制課程    │  不  要  │    500円  │   310円/科目│
  └────────┴──────┴───────┴───────┘
  ※ 入学考査料は、入学願書に所定の金額の奈良県収入証紙をはってくだ
  さい。奈良県収入証紙は、わかくさ企画サービス(奈良県庁主棟地下1
  階)や南都銀行の一部の支店などで購入できます。
   詳しくは、奈良県会計局会計課(0742-27-8912)までお問い合わせく
  ださい。
   なお、分校の入学考査料は、出願時に現金で納付してください。
 ※ 授業料の減免については、高校入学後、担任の先生に相談してください。
 ※ 高校における奨学金などの各種修学援助の内容については、学校教育
  課奨学金係、あるいは各市町村の社会福祉協議会に相談してください。

 ※ 入学者選抜や奨学金に関する情報は、次のページをご覧ください。
   http://www.pref.nara.jp/gakko/
    担当:入学者選抜 学校教育課学 事 係(0742-27-9851)
            奨 学 金 学校教育課奨学金係(0742-27-9859)

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 【 お 知 ら せ 】
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■ 参加者募集! はやま国際交流の森 県立青少年野外活動センター ■
■ 参加者募集! ガーデンハウスinはやま  県立青少年野外活動センター ■
■ 参加者募集! 「第7回新春万葉歌留多大会」 県立万葉文化館 ■
■ 人権啓発特別番組 「てんいち先生と人権ゆかりの地を訪ねて」 広報広聴課 ■ 
■ 「自慢のワンシーン」「感動のエピソード」を募集  教育企画課 ■

*「お知らせ」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no109.html#oshirase

 ┌──────────────────────────────┐
★☆★ ご覧ください! 教育長のページ            ☆★☆
 │   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyouikutyou/     │
 └──────────────────────────────┘
 ┌──────────────────────────────┐
★☆★ 「いじめから尊い命を守るために」           ☆★☆
 │   http://www.pref.nara.jp/kyoiku/inochiwomamoru/    │
 └──────────────────────────────┘
 ┌──────────────────────────────┐
▽▲▽ ご活用ください! 「HPで見る教育委員会の刊行物」  ▽▲▽
 │   http://www.pref.nara.jp/kyoiku/kankoubutu/      │
 └──────────────────────────────┘
 ┌──────────────────────────────┐
■□■ ご活用ください! なら・まなびねっと「イベント・ナビ」■□■
 │   http://www.llis.pref.nara.jp/             │ 
 └──────────────────────────────┘
 ┌──────────────────────────────┐
■□■ ご応募ください! 「いきいき学校掲示板!」      ■□■
 │   http://www.pref.nara.jp/kyoiku/ikiikikeijiban/     │ 
 └──────────────────────────────┘

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 【 新 着 情 報 】
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◎県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。

○物品等の入札情報 (県立学校企画調整室、県立教育研究所)
○同和問題関係史料センター「刊行物」のページを更新 (人権教育課)
○第58回奈良県美術展覧会受賞作品及び総評について (生涯学習課)  
○「高校生実践活動」のページを新設 (全国高校総体推進室)
○「H21大会に向けて」のページを更新  (全国高校総体推進室)

*「新着情報」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。 
http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no109.html#shintyaku

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 【 県政公開ニュース 】      ◇ 11月13日〜11月27日 ◇
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■11月15日 「2009近畿まほろば総体」奈良県実行委員会高校生実践活動説明会
     の開催について (全国高校総体開催推進室)
■11月16日 文化財指定の答申について(特別史跡・特別名勝「平城京左京三条二坊宮跡庭園」
     の範囲の追加および史跡「唐古・鍵遺跡」の範囲の追加) (文化財保存課) 
■11月19日 平成18年度における生徒指導上の諸問題の状況について (教育研究所) 
■11月20日 平成19年度教育者表彰(文部科学大臣表彰)について (教職員課 総務課) 
■11月27日 企画力・広報PR力 120%アップセミナー第1弾「行列のできる講座
     とチラシのつくり方」の開催 (生涯学習課) 
■11月27日 県立図書情報館ITサポーターズが企画・運営する『Windows Vista
     体験学習会』 開催 (生涯学習課) 
■11月27日 特別支援教育ガイド2『新しい学びの創造〜児童編〜』の配布 (教育研究所) 

*「県政公開ニュース」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no109.html#kensei

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 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします! ◇
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○広 報 広 聴 課          「大仏さんのつぶより情報」
○交 流 政 策 課          「まほろば地域づくり情報」
○健 康 増 進 課          「健康なら21ファンクラブ通信」
○県 民 生 活 課          「奈良県ボランティア情報 Vio」
〇中小企業支援センター       「『情報発見』メルマガ編」
○奈良県農業総合センター      「ならの農業と園芸」
○奈良県立図書情報館        「Lib Info NARA−奈良県立図書情報館通信」
○奈良県代官山iスタジオ      「代官山で愛ましょう!」
○奈良県子育て家庭サポートセンター 「子育てメールなら」
〇奈良県母子・スマイルセンター   「メルマガ・スマイル」
○雇 用 労 政 課          「ワーク・ならネット」
 *読者登録のページ  http://www.pref.nara.jp/c_etc/mailmag.html

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 【 編 集 後 記 】
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 読者の皆さん、こんにちは。早いもので今年も、残すところ一ヶ月となり
ました。師走は、あわただしく月日が過ぎていきますよね。この時節になる
と「あれもこれもしなければいけない」と気持ちだけが先走り、心なしか落
ち着かないのは私だけでしょうか? 

 さて、今号には、「奈良県教育の日」啓発シンボルマーク最優秀賞の深澤
雅子さんがメッセージを寄せてくださいました。シンボルマークは、家庭、
地域社会、学校を表す3本の木が子どもの成長を見守っているほっとするデ
ザイン。皆さんも、県教育委員会のページでご覧いただければと思います。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/kyoikunohi/index.htm

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  だきます。 
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