第 124 号


    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇
    ■■■■■■■
   ■■■■■■■       ◆□□□□□□□□□☆★□◆
   ■■■■■■■■■◆   ◇             ◇
    ■■■■■■■■◆   ◆  「E−夢 はっしん!」  ◆
   ■■■■■■■      ◇             ◇
    ■■■■■■■      ◆□★☆□□□□□□□□□◆
   ■■■■■■■■■
◆■■■■■■■■■        ‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥
   ■■■■■■■▼         平成20年7月1日(火)
  ■■■■■■            ≪ 第 124 号 ≫
    ■■■         ‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥

   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
          発行:奈良県教育委員会事務局
    http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1691.htm
    -------------------------------------------------------
                  「E−夢 はっしん!」第124号html版
     http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no124.html
   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

              ┌─────┐
     ──◆─◇◆◇──┤ 目 次 ├──◇◆◇─◆──
              └─────┘

【 巻 頭 言 】
 ○ 「教育の連続性」ということ (東大阪大学副学長 吉岡眞知子)

【 教育委員会の動き 】
 ○ 学習指導要領の改訂(2) (学校教育課)

【 今、学校では・・・ 】
 ○  開かれた園づくり〜子育てサポーターリーダー〜  (天理市立山の辺幼稚園長 長尾あけみ)
 ○ 確かな学力の定着を目指して   (十津川村立平谷小学校長 亀田清司)

【 総体寸話 第3回 】
  ○ 競技紹介「陸上競技」 (全国高校総体奈良県実行委員会事務局)

【 奈良県の先生になろう! 第5回 】
 ○ 平成21年度奈良県・奈良市・大和高田市公立学校教員採用候補者選考試験の出願状況について
                                                       (教職員課)

【 高校入試 情報コーナー 第4回 】
  ○ 「一般選抜」の学力検査問題について (学校教育課)

【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】 【 編集後記 】

******************************************************************* 【 巻 頭 言 】
*******************************************************************

           「教育の連続性」ということ
                        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
                   東大阪大学 副学長 吉岡 眞知子

 私は奈良県で25年間、小学校の教員をしていました。その間に出会った多
くの子どもたちの素直な瞳や表情、子どもらしいつぶやきが今も鮮明に浮か
んできます。
 1年生が期待に満ちた顔で大きなランドセルを背に登校する姿から、私は
「教育に燃える」強いエネルギーをいただいてきました。ところが、ある時
期から、その1年生たちの生活経験や知識量、興味関心は一人一人違い、様
々であることが気になりはじめました。そして、入学までの6年間に、いっ
たいどのような生活を送り経験を積んできたのか、どのような教育を受けて
きたのかということを考えるようになりました。
 子どもの育ちを考えた時、家庭や保育所、幼稚園での教育内容や子育ての
あり方、地域社会の在り方に関心が高まり、子どもは誕生からずっと区切り
なく成長し続けていること、そのことを見据えて「教育」をしていかなけれ
ばならないと考えるようになりました。
 教員生活後半に達している今、小学校教員の時代に経験したことを糧にし
て、就学前の子どもの生活(教育)の在り方を研究し、それを小学校教育に
つなぐことを私の研究テーマにしています。
 本年3月28日公示の幼稚園教育要領では、その改訂の基本方針のなかに「
子どもの発達や学びの連続性」「幼児期の特性を踏まえた幼稚園教育を行う
ことにより、義務教育及びその後の教育の基礎が培われる」といった文言が
示されています。子どもは誕生した時から社会の影響を受けて育っている(
学んでいる)ことを認識し、次世代を担う子どもが健やかに育つ社会を構築
していくために、「教育はどう在るべきか」を問い続けていきたいと考えて
います。

*******************************************************************
 【 教育委員会の動き 】
*******************************************************************

            学習指導要領の改訂(2)
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            学校教育課

 今回は、小学校の新しい学習指導要領の改訂について説明します。

〈授業時数が増えます。〉
○週あたりの授業時数が低学年で週2時間、中・高学年で週1時間増加
  授業時間数を増やすことで、つまずきやすい内容を確実に習得するため
 の繰り返し学習や、観察・実験やレポート作成、論述など、知識・技能を
 活用する学習を充実させます。

〈教育内容が改善されます。〉
○言語活動の充実
 ・国語科をはじめ各教科で記録、説明、批評、論述、討論などの学習を充
  実
○理数教育の充実
  ・算数では台形の面積、角柱や円柱の体積などを学習
 ・理科では2区分(「物質・エネルギー」、「生命・地球」)に内容を再
  構成して学習
○伝統や文化に関する教育の充実
 ・国語では古文・漢文の音読
 ・社会では国宝などの文化遺産を学習
○道徳教育の充実
  ・人間として、してはならないことをしない、きまりを守るなどの内容を
  重点的に学習
○体験活動の充実
 ・集団宿泊活動や自然体験活動を充実
○外国語教育の充実
 ・5・6年で外国語活動を週1時間導入、聞くこと、話すことを中心に学
  習

 上記の内容については、平成23年度から全面実施になります。ただし、平
成21年度から一部実施(移行措置)されます。
  次回は、小学校の移行措置について具体的にお知らせします。

  *新学習指導要領についての詳しい情報は、次のページでご覧いただけます。
   http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm 

******************************************************************* 【 今、学校では・・・ 】
*******************************************************************

┏━━━┓   開かれた園づくり 〜子育てサポーターリーダー〜
┃幼稚園┃      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━┛         天理市立山の辺幼稚園 園長 長尾 あけみ

 本園は天理市のほぼ中央に位置し、園児たちは、市の東部山間から中心部
までの広範囲から通園しています。園周辺は商店街や田園風景が見られ、ま
た、天理教教会本部やそれに付随する施設も多く建ち並んでいます。少し足
を伸ばすと“山の辺の道”や“石上神宮”等があり、環境にも恵まれ四季折
々の自然に触れることができます。

 昨年度、県家庭教育支援の「子育てサポーターリーダー養成講座」に保護
者3名とともに参加をしました。子育てサポーターリーダーは、様々な研修
を受けたり幼稚園での実習をしたりした後に、親の子育て力の育成や、地域
で子育て親育てを支援していく役割を担います。
 本園は昨年、その実習園となりました。実習では、未就園児親子登園日を
活用しました。事前に、その日の活動内容、環境、援助、準備物などについ
て綿密な計画を立てました。
 当日は登園してくる親子の迎え入れから始まり、遊びの中での子ども同士
のふれあい、親子のふれあい、親同士のふれあいなど和やかな雰囲気の中で
実施されました。活動内容もサポーターリーダーの方の特技や持ち味が生か
され、とても楽しいものとなりました。また、親たちの話し相手や相談役と
して、楽しく子育てができるような話をしたり、子育ての悩みや不安などに
も対応し、親たちの安心された姿もみることができました。 

 実習を通して子育てサポーターリーダーの役割の大きさを感じ、今後、子
育てサポーターリーダーを招く機会を作っていきたいと思いました。そして
地域の幼稚園として親しまれる、開かれた幼稚園となるよう取組を進めてい
きたいと考えています。

 *山の辺幼稚園のホームページは、こちらへ。
  http://www.city.tenri.nara.jp/manabu/school/youchien/002.html

     ---------------------------------------------------------

┏━━━┓      確かな学力の定着を目指して
┃小学校┃       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━┛           十津川村立平谷小学校 校長 亀田 清司 

  平谷小学校では、「基礎学力と自ら学ぶ力、豊かな心、たくましい体力と
気力を備えた個性と人間性豊かな「生きる力」をもった児童の育成につとめ
る」を学校教育目標として掲げている。そして目標実現のため、「子どもた
ちと1.元気にあいさつ 2.命を大切に 3.思いやりの心を 4.しっ
かり勉強を」の四つの約束をしている。

 ここでは、「しっかり勉強を」の約束を果たすための日々の取組について
紹介する。
1. チャレンジタイム(計算力UP)の実施
   毎週、曜日を決めて、始業前に計算力を高めるためにそろばんの練習を
 実施している。また、集中して放課後毎日実施する場合もある。結果に応
 じて級や段を与え、「やる気」を起こさせるような工夫をしている。
2.CRT検査(学習指導要領に示された基礎・基本の内容の到達状況が把
 握できる学力検査)・漢字検定・児童数検の実施
  CRT検査では、学力の結果を全国レベルと比較し、学力向上の取組の
 成果を把握している。結果から、指導の課題は何なのかを考え、フィード
 バックを繰り返し、児童一人一人の成長の経過を確認している。また、児
 童の漢字・算数の基本の力を高めると同時に、意欲の向上を目指して、漢
 字検定試験と算数検定「児童数検」に参加し、さらなる基礎学力の向上を
 図っている。
3.どきどきタイム(表現力UP)の実施。
  十津川の子どもたちが、表現力を身に付けて「自己アピール」できるよ
 う、みんなの前で自分の考えていることを2分以内で発表する場を設けた。
 友だちの質問に答える設定もあり、聞く態度の向上にもつながっている。

 また、平谷小では、保護者だけでなく地域住民の方々に、学校での子ども
の学習活動の様子を見ていただく期間として「学校開放ウィーク」を設けて
いる。このように保護者や地域住民の方々からご意見をいただきながら、学
校と地域が協力して子どもの成長を支えていく体制を構築し、平谷小の目指
す子どもの育成に向けて取り組んでいる。

 *平谷小学校のホームページは、こちらへ。
   http://www.totsukawa-nara.ed.jp/~hira-e/

******************************************************************* 【 総体寸話 】                                            第3回
*******************************************************************

           競技紹介「陸上競技」
                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                全国高校総体奈良県実行委員会事務局

 陸上競技は、高校総体に限らず、オリンピック、国体など総合スポーツ大
会の花形競技と言えます。高校総体では、100m、200m、400m、
800m、1500m、女子3000m、男子5000m、110mハード
ル、400mハードル、3000m障害、女子3000m競歩、男子500
0m競歩、4×100mリレー、4×400mリレー、走高跳、走幅跳、男
子棒高跳、男子三段跳、砲丸投、円盤投、やり投、男子ハンマー投、女子七
種競技、男子八種競技があり、男子21種目、女子17種目が実施されます。
 各都道府県予選会で6位以内に入賞を果たした後、地区予選会(全国11地
区、奈良県は近畿ブロック予選会)に出場し、上位6位までに入賞した選手
が、全国大会への切符を手にすることができます(一部種目を除く)。
 この大会は秩父宮賜杯全国高等学校陸上競技対校選手権大会を兼ねて開催
されます。各種目の上位入賞者のほか、総合成績による男女別の学校順位も
出され、上位校が表彰されます。奈良県では、添上高校男子が過去に4度総
合優勝しており、同校女子も昨年の佐賀総体で総合優勝を果たしました。添
上高校の名は、種目別の歴代優勝者の中にも数多く見ることができ、今年度
の埼玉総体、そして来年度の奈良総体でも大いに活躍が期待されます。
 2009近畿まほろば総体の陸上競技は、総合開会式翌日の7月29日から
8月2日までの5日間、奈良市鴻ノ池陸上競技場で、熱戦が繰り広げられま
す。
      訂正   男子ハードル120メートル    女子ハードル100メートル
 *全国高等学校総合体育大会奈良県実行委員会事務局
  TEL:0744-25-7670 FAX:0744-25-7610 URL:http://www.09soutai.com/

******************************************************************* 【 奈良県の先生になろう! 】              第5回
*******************************************************************

      平成21年度奈良県・奈良市・大和高田市
    公立学校教員採用候補者選考試験の出願状況について
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              教職員課

 教員採用試験の出願状況についてお知らせします。今回も多くの皆様から
出願いただき、ありがとうございました。

 総志願者数は1940人(併願者を含む)、倍率は6.7倍(昨年5.8倍)
でした。小学校は、志願者数 723人、倍率4.3倍(昨年4.0倍)。中学
校は志願者数 836人、倍率13.9倍(昨年11.7倍)。小・中学校養護は志願者
数76人、倍率25.3倍でした。高等学校は志願者数 211人。倍率7.8倍(昨
年6.4倍)、特別支援学校は志願者数94人、倍率3.1倍(昨年3.4倍)
でした。
 志願者数の中には、小学校・中学校併願者数、中学校・高等学校併願者数、
昨年度の第1次試験合格による本年度の1次試験免除者数を含めています。

 各教科(科目)等の詳細は以下のとおりです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓
┃    校種・教科(科目)等        ┃採用予定者数┃ 志願者数 ┃   倍率   ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃小学校                ┃   170   ┃  723  ┃  4.3  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・国語                  ┃       7   ┃   95  ┃13.6  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・社会                  ┃       7  ┃  173  ┃24.7  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・数学                  ┃     12   ┃    75  ┃  6.3  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・理科            ┃   12  ┃    85  ┃  7.1  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・音楽                  ┃       3   ┃    67  ┃22.3  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・美術                  ┃       2   ┃    43  ┃21.5  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・保健体育              ┃       7   ┃  149  ┃21.3  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃中学校・外国語(英語)       ┃     10   ┃  149  ┃14.9  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃小・中学校養護                ┃       3   ┃    76  ┃25.3  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・国語                ┃       6   ┃    50  ┃  8.3  ┃
┃(奈良市立を含む)            ┃            ┃          ┃          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・数学  ( 奈良市立・ ┃       9   ┃    61  ┃  6.8  ┃
┃      大和高田市立を含む)┃            ┃          ┃          ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・理科(化学・生物) ┃       5   ┃    70  ┃14.0  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・家庭(製菓)        ┃       1   ┃      1  ┃  1.0  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・農業                ┃       2   ┃      6  ┃  3.0  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・工業(機械・電気)  ┃       3   ┃    19  ┃  6.3  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃高等学校・福祉           ┃       1   ┃      4  ┃  4.0  ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━╋━━━━━╋━━━━━┫
┃特別支援学校                  ┃     30   ┃    94  ┃  3.1  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━┻━━━━━┻━━━━━┛

********************************************************************【 高校入試 情報コーナー 】              第4回
********************************************************************

         「一般選抜」の学力検査問題について
                    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            学校教育課

 今回は、平成20年度入試の「一般選抜」検査問題を取り上げます。
 一般選抜では、国語、社会、数学、理科、英語(聞き取り検査を含む。)
の学力検査を行います。学力検査は、各教科50点満点です。ただし、高校に
よっては、学力検査の得点について、特定の教科又は全教科に加重配点を行
うことがあります。
 平成20年度入試の学力検査問題に関わる出題の趣旨を一部紹介します。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ 

「国語」
  国語科の授業で、心に残る本について発表し合ったという設定のもと、
 発表内容に不足している情報に気付き、適切に質問する力をみる問題。
「社会」
  国政選挙の実施年月日などが記載されている複数の資料をもとに、我が
 国の選挙制度の特徴について考える力をみる問題。
「数学」
  カレンダーをとめている画びょうの位置をもとにした図形について、平
 行線と角の関係や、相似な図形の性質を活用して線分の長さを求める力を
 みる問題。
「理科」
  ペットボトルがくもる現象をもとに、空気中の水蒸気量や飽和水蒸気量
 の変化と湿度の関係について考える力をみる問題。
「英語」
  「聞き取り検査」において、生徒がインタビューで得た起床時刻や好き
 な教科等の情報をまとめた表を参考にして、正しく英語を聞き取る力をみ
 る問題。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ 

 これらの問題に共通することは、身近な事象や資料等を題材にして、中学
生のみなさんが授業等で身に付けた知識・技能をみるとともに、それらを活
用する力があるかどうかをみようとしていることです。
 昨年度実施された全国学力・学習状況調査においても、本県の子どもたち
は資料をもとに必要な情報を読み取ったり、活用したり、表現したりする力
をより一層身に付けていかなければならないという結果が出ています。日頃
の中学校での全ての教科学習や学校でのさまざまな活動の中で、このような
力を身に付けることに心がけてください。

 *担当:学校教育課 学事係( 0742-27-9851 )
  *入試に関する情報は、次のページをご覧ください。
    http://www.pref.nara.jp/gakko/nyu_index.htm 

*******************************************************************
 【 お 知 ら せ 】
*******************************************************************

■ 「自慢のワンシーン」「感動のエピソード」を募集  総務室 ■
■ 「奈良県自主防犯・防災に関する講演会」受講者募集! 県安全・安心まちづくり推進課 ■
■ 「みんなの絵を結集させ『安全・安心まちづくり号』を走らせよう!
                  県安全・安心まちづくり推進課 ■
■  教職員のための生涯学習入門講座「生涯学習とキーコンピテンシー」受講生募集
                                          奈良県社会教育センター ■
*「お知らせ」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no124.html#oshirase

*******************************************************************
 【 新 着 情 報 】
*******************************************************************

◎県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。

○特別支援教育ガイド3「新しい学びの創造」〜生徒編〜について  (県立教育研究所)
○「ニュースとトピックス」のページの更新について (全国高校総体開催推進室)
○第1回奈良県家庭教育推進協議会について (県立教育研究所)
○榛生昇陽高校「高校生実践活動第1弾」について (全国高校総体開催推進室)
○不登校を語る親のフォーラムの開催について (県立教育研究所)
○「総体通信第10号」の発行について (全国高校総体開催推進室)
○平成20年度各種スポーツ大会の日程について  (保健体育課)
○県立学校体育施設開放校一覧について (保健体育課)
○平成20年度まなびースクールの実施について (人権・社会教育課)
○平成20年度「教職員のための夏の公開講座」について (県立教育研究所)

*「新着情報」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no124.html#shintyaku

*******************************************************************
 【 県政公開ニュース 】      ◇ 6月12日〜6月27日 ◇
*******************************************************************

■6月12日 2009近畿まほろば総体奈良県実行委員会高校生実践活動「リーダー会」の
     発足について (全国高校総体開催推進室) 
■6月12日 不登校を語る親のフォーラム (教育研究所) 
■6月13日 平成21年度奈良県立高等学校入学者選抜について (学校教育課) 
■6月20日 平成20年度「ならスポーツフェスティバル21」の開催について (保健体育課)

 *「県政公開ニュース」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no124.html#kensei

*******************************************************************
 【 編 集 後 記 】
*******************************************************************

 読者の皆さん、こんにちは。またも自然大災害が起こってしまいました。
岩手・宮城内陸地震の被害が伝えられ、奈良県内の多くの学校で、児童・生
徒が自主的に募金活動を行っているとききます。現地に子どもたちの精一杯
の気持ちが届けられ、多くの被災者の方々が少しでも元気を取り戻し、復興
に向けて頑張ってくださることを切に願うところです。

 さて、今号の「巻頭言」と「今 学校では・・・」は、幼児期の教育に関
わる内容でした。人格の土台が築かれていくこの時期の子どもを育てる親、
家庭、地域、社会がどうあるべきか。「E−夢 はっしん!」をとおして、
子どものために、良い環境をつくる大人の役割を、一緒に考えていきたいと
思います。今後もご愛読ください。

    ---------------------------------------------------------

◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の
 対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r116.html

◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。
 http://www.mag2.com/ 
「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちらで解除できます。
 http://www.mag2.com/wmag/

◎当マガジンの解除は、こちらへ。http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/

    ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
        発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
          〒630-8502 奈良市登大路町30番地
         TEL 0742-22-1101(代表)内線 5353
           0742-27-9830(直通)
         mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛