第 125 号


    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇
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          発行:奈良県教育委員会事務局
    http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1691.htm
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                  「E−夢 はっしん!」第125号html版
     http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no125.html
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【 巻 頭 言 】
 ○ 教育委員会に帰ってきて思うこと (福利課長 前田治幸)

【 教育委員会の動き 】
 ○ 市町村立小・中学校事務職員採用試験の実施及び試験説明会の開催について (教職員課)
  ○  第59回奈良県中学校総合体育大会が開催されます! (保健体育課)
  ○  高校生「赤ちゃんとスキンシップ」大作戦
        −県立20高校 高校生の楽しい育児体験− (県立教育研究所)
  ○ 『新しい学びの創造』〜生徒編〜の発行   (県立教育研究所)

【 今、学校では・・・ 】
 ○  地域交流を通しての生徒たちの成長  (県立登美ケ丘高等学校長 赤松敬安)
 
【 学びのあしあとー子どもたちとともにー 】
  ○  一人一人を大切にした毎日   (県立平城高等学校養護教諭 村上理英子)

【 高校生の Viva! My Way 】
  ○  私の橿高ライフ   (橿原高校2年 福西真歩)
  
【 総体寸話 第4回 】
  ○ 競技紹介2「レスリング」 (全国高校総体奈良県実行委員会事務局)

【 奈良県の先生になろう! 第6回 】
 ○ 平成21年度奈良県・奈良市・大和高田市公立学校教員採用候補者選考試験について
                                                        (教職員課)

【 高校入試 情報コーナー 第5回 】
  ○ 平成21年度一般選抜について (学校教育課)

【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】 【 編集後記 】

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【 巻 頭 言 】
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          教育委員会に帰ってきて思うこと
                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
                             福利課長 前田 治幸

 この4月に十数年ぶりに、教育委員会に帰ってきました。まさに浦島太郎
状態で3ヶ月が過ぎてしまいました。
 教育委員会事務局は「教職員課」「学校教育課」など、昔のままの名称の
課もありますが、「学校支援課」「県立学校企画調整室」などの新しい課も
でき、事務局の組織体制はもちろん、課の名称すらも変わっていました。そ
ういえば私が所属する福利課は、平成15年度より「総務福利課」に名称を変
えていたものが、この4月から元の「福利課」に戻りました。
  また、学校現場も高等学校の再編や特別支援学校の新設、新しい形の三部
制単位制高校の創設など大きく変わり、恥ずかしながら3ヶ月過ぎた今でも、
とまどうことが多い状況です。私が以前教育委員会に在職していたときは、
生徒急増期、毎年県立高校の新設ラッシュの時でありましたから、まさに昔
日の感があります。
 このことからもわかるように、「奈良県教育」もいろいろな面で大きく様
変わりしたことは間違いありませんし、ついて行くのがやっとの毎日です。
 ただこうした中、変わらないでほしいこと、いや絶対変わってはならない
ことがあります。それは、まさしく読んで字のとおり「教育」の心だと思い
ます。「子どもたちを教え育む心」だと思います。
 あの教科書裁判で有名な家永三郎博士は、職業軍人を父にもち陸軍士官学
校を受験するほどの軍国少年でありながら、大学での「教育」で変わられた
のです。
 いささか飛躍した例えですが、言いたいことは、「教育が人を変える」と
いうことです。繰り返しになりますが「教育」=「子どもたちを教え育む心」
は変わってはならない大切にしたい心だと思います。
 今、教育委員会に帰ってきて、私なりに「昔」と「今」を見比べながら奈
良県の教育を見つめていきたいと思いますし、できれば教職員の皆さんの福
利厚生をとおして、本県の教育を支えていきたいと思っています。

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 【 教育委員会の動き 】
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市町村立小・中学校事務職員採用試験の実施及び試験説明会の開催について
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                             教職員課

○市町村立小・中学校事務職員採用試験の実施について
 県人事委員会において平成20年度市町村立小・中学校事務職員採用2種試
験が実施されます。

1. 受験資格 
     昭和59年4月2日から平成3年4月1日までに生まれた人
2. 採用予定人員
          5人程度
3. 受付期間
 ・インターネット
     平成20年8月18日(月)〜9月1日(月) 
 ・郵 送
     平成20年8月18日(月)〜9月8日(月)
4. 第1次試験
     平成20年9月28日(日)

  ※詳細については奈良県人事委員会のホームページをご覧下さい。
        http://www.pref.nara.jp/jinji-c/shiken/index.html

○小・中学校事務職員採用試験説明会の開催について
 県教育委員会では、小・中学校事務職員を目指している方を対象に、学校
事務の仕事の内容などについて、次のとおり説明会を開催します。
 受験を予定しておられる方、興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

1.日 時 平成20年8月15日(金) 午後2時から
       (受付は午後1時30分開始)

2.場 所 奈良県立教育研究所
      磯城郡田原本町秦庄22-1
   (近鉄笠縫駅下車 徒歩 約15分)
    *会場への地図は次のホームページでご覧いただけます。
      http://www.nara-c.ed.jp/jimu/koutsu/index.html                                      

3.参加申し込み
   会場準備の都合がありますので、事前に参加申し込みをお願いします。
  メール、FAX、または官製はがきに「学校事務職員 採用試験説明会
  参加申し込み」と明記のうえ、お名前と連絡先電話番号を記入して、申
  し込んでください。
    ※会場に空席がある場合は、当日参加可。

     メール kyosyoku@office.pref.nara.lg.jp/FAX 0742-24-7256
   郵送 〒630-8502 奈良市登大路町30 奈良県教育委員会事務局教職員課 あて

4.お問い合わせ先 奈良県教育委員会事務局教職員課 電話 0742-24-9841

    *最新情報は教職員課のホームページをご覧ください。
    http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1695.htm
     
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         第59回奈良県中学校総合体育大会が開催されます!
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            保健体育課

 県教育委員会と県中学校体育連盟が主催して、第59回奈良県中学校総合体
育大会が、平成20年7月2日(土)から軟式野球を皮切りに開催されます。
  この大会は、県内中学生の体力の向上と学習の一環として実施され、多く
の生徒が参加することによって、スポーツを正しく理解し、健康の増進を図
り、あわせて県内中学校のスポーツの振興を図ることが目的です。
 駅伝を除く18競技は、7月12日〜31日に、ラグビーは8月26日、30日、9
月7日に、駅伝は11月16日にそれぞれ実施されます。
 なお、団体種目上位2チーム、個人種目の3位までの入賞者は、8月5日
〜10日に奈良県で開催される近畿中学校総合体育大会に出場し、近畿中学校
総合体育大会入賞者は、8月18日〜25日に北信越ブロックで開催される全国
中学校体育大会に出場します。

 *詳しくは、「県教育委員会保健体育課」のホームページの各種スポーツ
    大会の日程をご覧ください。
   http://www.pref.nara.jp/hokent/siryou/tyugaku-soutai.pdf

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         高校生「赤ちゃんとスキンシップ」大作戦
        −県立20高校 高校生の楽しい育児体験−
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                          県立教育研究所

 県教育委員会では昨年度から、次代の親となる高校生を対象に、高校生「
赤ちゃんとスキンシップ」大作戦を実施しています。本事業では、高校生が
赤ちゃんをだっこするなど乳幼児とふれあう体験をすることにより、将来の
子育てに対する不安の軽減を図るとともに、子育ての楽しさ、生命や家族の
大切さ等についての理解を深めることを目的としています。
  今年度は、次の県立20高校で約3,000名 の高校生が、「未来のお父さん・
お母さん」として幼稚園や保育所などとのふれあい交流を計画しています。
                  
【実施校】
 ・西の京高校 ・平城高校 ・高円高校 ・登美ケ丘高校 ・郡山高校
 ・法隆寺国際高校 ・添上高校 ・二階堂高校 ・磯城野高校 ・橿原高校
 ・畝傍高校 ・桜井高校 ・大宇陀高校 ・榛生昇陽高校 ・大和広陵高校
 ・香芝高校 ・高田高校 ・吉野高校 ・五條高校 ・十津川高校

  また、この事業の様子は、順次、県立教育研究所のホームページで報告しま
す。
  http://www.nara-c.ed.jp/katei/index.html

 *お問い合わせ先
   県立教育研究所 家庭・幼児教育部家庭教育係 
   TEL 0744-38-8901

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        『新しい学びの創造』〜生徒編〜の発行
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                           県立教育研究所

 県立教育研究所では、特別支援教育推進のため標記の冊子を作成し、県内
の園・学校に配布しました。
 この冊子は、中学校・高等学校における特別支援教育の在り方や、授業で
使える支援ツールなど、生徒の実態を把握して、背景を探り、支援の方向性
を考えるための具体的な例を掲載しています。
 また、奈良教育大学特別支援教育研究センター長 岩坂英巳先生の特別寄
稿「学校における思春期精神医学」や就労に携わる方々からいただいた生徒
への「特別支援教育エール集」を併せて掲載しています。
 大人への入り口に立つ生徒に、今を充実させることが明日につながる、そ
んな「元気のバトン」をリレーできるような取組が広がるよう、今までに発
行した特別支援教育ガイド幼児編・児童編と合わせて、教育関係者等が本冊
子を活用してくださることを期待しています。
 
  なお、教育研究所のホームページから、 pdf版をダウンロードできますの
でご活用ください。    
 http://www.nara-c.ed.jp/syokyo/download/pdf/manabi3.pdf 
  
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【 今、学校では・・・ 】
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┏━━━┓      地域交流を通しての生徒たちの成長
┃高 校┃        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━┛          県立登美ケ丘高等学校 校長 赤松 敬安


 本校は、平成18年度から2ヵ年に渡って、文部科学省より「コミュニティ・
スクール推進事業」の調査研究指定を受け、学校と地域の連携・協力の在り
方について調査研究を進めてきました。研究内容を実践するにあたり、先ず
本校では、コミュニティ・スクールの基本理念を「学校の力を地域へ」「地
域の力を学校へ」と捉え、従来から取り組んでいるものも含め、次のような
様々な地域交流を実行に移すように努めました。

1.「秋風のコンサート」
  地域の方々を招いて、毎年10月に本校中庭で行われる、吹奏楽部主催の
 コンサートです。広報、案内、駐車誘導等運営は、主として他の多くの部
活動生徒が中心となって行なっています。
2.「保育園訪問」
  学校家庭クラブの活動の一環として、希望する生徒が地域の保育園を訪
 問し、保育の現場を体験しながら園児たちとふれ合う体験学習です。
3.「ろう学校との交流会」
  奈良県立ろう学校と年間2回の交流会を行っています。バレーボール、
  ゲーム、お菓子作り、筆談や手話によるフリートークなどを楽しんでいま
  す。
4.「英語のお話読み聞かせ活動」
  ESS部員を中心に、本校生が近隣の小学校へ出向き、自作の英語の物
 語を小学生に読んで聞かせる活動です。給食も一緒に楽しみながら、小学
 生との交流を深めています。
5.「清掃奉仕活動」
  生徒会活動の一環として、地域に貢献するために学校行事として組み込
 まれているボランティア活動の一つです。毎年2学期の終業式の放課後に
 実施しています。
6.「少女サッカー教室 」
  県立高校で唯一女子サッカー部を設置している本校は、その特色を生か
 し、地域の近隣小学校女子児童を対象に、夏期休業中に少女サッカー教室
 を開催しています。女子サッカー部員と顧問が指導します。
7.「まなびースクール」
  本校のハード・ソフト両面の施設等を地域に開放して、学校が持ってい
 る力を地域の方々に活用していただくプログラムです。本校では「星空観
 察」「インターネット体験」「茶の湯体験」等を開催しました。
8.「交通安全運動」  
  「全国秋の交通安全運動」の一環として実施しています、参加生徒に対
 する交通安全運動の啓発の他、地域活動へ協力するボランティア活動の一
 つとしても位置づけています。
  
 本校が行っている地域交流の一端を個々に紹介しました。こうした交流事
業を通じて、生徒たちが得たものは沢山あります。先ず、地域交流の一環と
して、地域でボランティア活動をすることを通し、生徒たちに公共的な精神
と豊かな社会性を育み、「社会で生きる力」を育成することに大きく役立て
ることができました。そして、活動を通して得た様々な体験や交流は、結果
としてキャリア教育の一環にも位置付けることができました。
 また、学校生活を通じてだけでは知ることのできないことですが、地域社
会が、様々な立場にある多くの人々の営みから成り立っていること、このこ
とを生徒自身が身をもって感じ、そこから寛容の精神や優しさを学びとって
くれたと私たちは捉えています。
 これらの体験を通じ、生徒たちに「自ら感じる心」が生まれ、それを「自
ら行動する力」に結びつけてくれていることが、日々の生徒たちの様子から
もうかがうことができたと思います。

 *登美ケ丘高等学校のホームページは、こちらへ。
  http://www.nar-tomigaoka-h.ed.jp/

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 【 学びのあしあとー子どもたちとともにー 】
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          一人一人を大切にした毎日
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   
              県立平城高等学校 養護教諭 村上 理英子

 パタパタパタ。「先生、3階で誰かが倒れています。すぐに来てください」
とA君が走ってきました。保健室では、彫刻刀で手を切ったB君の処置中で
す。片隅で泣いているCさんの涙のわけはまだ聴けていません。そして入口
付近には、中の様子をうかがいながらおどおどしているDさんの姿がありま
した。
 
 年間利用者数約3000人の本校保健室。よくある光景です。
 こんな状況下、生徒が発するSOSのサインを見逃さず、必要な情報をい
ち早く関係者に提供するために、私は、本校独自の「保健室利用カード」を
作り、生徒自身はもちろん、担任・教科担任にも、生徒のその時点での保健
室利用状況が一目でわかるようにしています。このカードの要所には、利用
の度合いに応じた『保健室からのワンポイントアドバイス』を入れています。
これによって、本人が気づかないストレスもあることを示唆したり、いろい
ろな先生方と一緒に、生徒のことを心身両面から考えることができるような
工夫もしました。
 
 平成10年に出された中央教育審議会答申以後、「生徒の保健室における心
の居場所」が重視されています。病気やけがの処置はできて当たり前の保健
室ですが、生徒たちの心の問題も、年々多様化しています。教育相談室を中
心として、学校全体でカウンセリングに取り組む体制は整いましたが、生徒
がまず駆け込んでくるのはやっぱり保健室。
 一人一人の生徒を大切にしながら「命優先」で動いている毎日です。

  *平城高等学校のホームページは、こちらへ。
  http://www.heijo-hs.ed.jp/

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  新コーナー【 高校生の Viva! My Way 】                                            
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             私の橿高ライフ
                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     橿原高校 2年 福西 真歩
  
 私は橿原高校に通っている2年生です。橿原高校は、生徒のあいさつが絶
えることのない、活気にあふれた学校です。文化祭や体育祭などは、一人ひ
とりが学級、クラブ、橿原高校の一員として力を出し、みんなが協力して行
事を盛り上げています。
 そんな中、私は弓道部に所属し、とても充実した高校生活を送っています。
 まず、弓道は日本古来の武道なので、礼儀や作法が学べます。特に橿高弓
道部では、目上の方を敬うことを大切にしています。弓道は、日々の積み重
ねがとても大切な競技で、すぐに結果が出るものではありません。でも、毎
日自分と向き合い、弓の引き方の研究や工夫をする中で、自分の射(シャ)
というものを見つけることができます。また、弓道には「射裏見性(シャリ
ケンショウ)」という言葉がありますが、これは人それぞれの性格や性質が
射に表れるという意味です。つまり、弓道では、日々の生活や過ごし方、考
え方が重要となるということです。自分の内面を磨いていかなければならな
い弓道は、本当に奥が深いスポーツだと改めて思います。
 橿高弓道部は、部員全員が一丸となって戦った結果、今年度の埼玉インタ
ーハイに男子団体・女子個人で出場することになりました。来年度は奈良で
インターハイが行われます。私たちが奈良インターハイに出場し、先生方や
先輩方への恩返をしたいと思っています。
 これからも、橿原高校の誇りになるような弓道部をみんなでつくっていき
たいです。

 *この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no125.html

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                 競技紹介2「レスリング」
                      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 全国高校総体奈良県実行委員会事務局

  
 レスリングは人類最古のスポーツと考えられており、古代オリンピックで
は五種競技のひとつに数えられる花形スポーツでした。直径9メートルのマ
ットの上で、シングレットと呼ばれるコスチュームを身につけ、1対1で闘
い、基本的には、組み合って相手を倒し、相手の両肩をマットにつけること
(フォール)で勝敗を競います。打撃技や関節技は禁止で、足技、投げ技、
タックル、ローリングなどでポイントを争います。
 試合開始前と終了時に「握手」を行ったり、汗などを拭くための「ハンカ
チ」を常備している点など、欧米で発達した紳士的なスポーツの精神が今も
見られます。1ピリオドは2分間で、間に30秒の休憩をはさみながら3ピリ
オド行い、2ピリオド先取で勝敗が決まります。県内には、法隆寺国際高校、
添上高校、大和広陵高校、橿原学院高校、天理教校学園高校にレスリング部
があります(平成20年度県高体連登録)。三笠宮賜杯選手権大会を兼ねる高
校総体には女子の部やグレコローマンスタイル(上半身のみの攻防戦)はな
く、フリースタイルで、7階級での学校対抗戦と、8階級での個人対抗戦が
行われます。2006年の大会で、山名隆貴さん(添上高校)が74キログラ
ム級で金メダルに輝いています。「2009近畿まほろば総体」では、8月
3日から6日まで、奈良市中央体育館で熱戦が繰り広げられます。

○ お詫び
 前号での「陸上競技」の競技紹介の中で、110mハードルとあるのは男
子の部で、女子の部は100mハードルでした。お詫びし訂正いたします。

  全国高等学校総合体育大会奈良県実行委員会事務局
  TEL:0744-25-7670 FAX:0744-25-7610 URL:http://www.09soutai.com/ 

******************************************************************* 【 奈良県の先生になろう! 】              第6回
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       平成21年度奈良県・奈良市・大和高田市
       公立学校教員採用候補者選考試験について
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 平成21年度教員採用試験が近づいてきました。受験者の皆さん、準備は整
っているでしょうか?受験案内を今一度、よく読んで確認しておいてくださ
い。

 本年度の第1次試験は、奈良高校と郡山高校で実施します。
 7月20日(日)については、小学校と高等学校を受験する人は8時30分に、
中学校、小・中学校養護、特別支援学校を受験する人は10時15分に、受験票
に書かれてある試験会場に集合してください。小学校と中学校、中学校・数
学と高校・数学、中学校・理科と高校・理科を併願する人は、両方の校種の
試験を受けることとなっていますので、集合時刻に注意してください。
 
 7月27日(日)には、集団面接を実施します。20日に指定される時刻及び
教室に集合してください。
 昨年度、第1次試験に合格し、本年度の第1次試験を免除になった人は、
奈良高校で27日(日)に必要書類への記入が必要ですので、10時00分〜10時
15分に受付を済ませてください。

 さて、今回は、第2次試験についてご説明します。第2次試験は、論述問
題と個人面接、小学校実技(体育及び音楽)を実施します。
 昨年の論述試験は、平成18年度文部科学白書の第1節・第3節の一部を読
んで設問に答える問題(記述)と、論作文2題( 400〜 500字と 800〜1000
字)が出題されました。
 個人面接では、模擬授業を行っていただきます。昨年、個人面接での模擬
授業のテーマは次のようなものでした。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

【小学校】
 2年生の算数科で「三角形と四角形」の学習をしています。身の周りから、
三角形や四角形の形をしたものを見つけさせる授業を展開してください。

【中学校・理科】
 実験を通して、化学反応の前後では物質の質量の総和が等しいことを理解
させる授業を想定し、導入部分について授業をしてください。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

 小学校の実技(体育及び音楽)については、体育は水泳(25m)と器械運
動、音楽は歌唱及び演奏となっています。昨年の水泳実技は平泳ぎ、器械運
動はマット運動でした。歌唱の実技は、小学校の学習指導要領における共通
教材の中から数曲の楽譜が用意され、その中から曲を選んで歌うというもの
でした。演奏の実技は、ピアノ、ソプラノリコーダー、鍵盤ハーモニカの中
から選択し、曲(曲目は自由)を演奏するというものでした。 
 
 配点は、論述試験 150点満点、個人面接 250点満点、小学校実技 100点
満点となっています。

 では、受験される皆さん、体調に気をつけて試験の日を迎えてください!

******************************************************************** 【 高校入試 情報コーナー 】              第5回
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          平成21年度一般選抜について
                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            学校教育課

 今回は、一般選抜について説明します。
 
 一般選抜では、国語、社会、数学、理科、英語(聞き取り検査を含みます。
)の学力検査を行います。さらに、面接を実施する高校(榛生昇陽高校福祉
科、十津川高校、全ての定時制課程)もあります。
  学力検査は、各教科50点満点です。ただし、高校によっては、特定の教科
に加重を行う高校(西和清陵高校、王寺工業高校)又は全教科に加重を行う
高校(橿原高校、高田高校)もあります。調査書の「各教科の学習成績」(
各教科15点満点)についても、特定の教科や全教科に加重配点を行う場合が
あります。その結果、学力検査成績と調査書成績の比率は高校によって違い
があります。これらの内容も「平成21年度県立高校入学者選抜参考資料」で
確認してください。

  特色選抜で募集人員の 100%を募集する学科・コースでは、特色選抜で募
集人員を満たせば、一般選抜は実施しません。募集人員の100% を募集する
学科・コースについては、先週、県内の中学校等に配布(学校教育課のWeb
ページにも掲載)しました「平成21年度県立高校入学者選抜参考資料」で確
認してください。  

  各高校では、7月下旬から「中学生の体験入学」を実施します。中学生の
みなさんは、是非この機会を活用して、各高校の様子を肌で感じ、高校を選
ぶときの参考にしてください。

  *平成20年度中学生の体験入学一覧
    http://www.pref.nara.jp/gakko/H20taikenitiran.pdf 
  *公立高等学校入学者募集関係情報
    http://www.pref.nara.jp/gakko/nyu_index.htm 

   *担当:学校教育課 学事係( 0742-27-9851 )

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 【 お 知 ら せ 】
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■ 「自慢のワンシーン」「感動のエピソード」を募集  総務室 ■
■ 「奈良県自主防犯・防災に関する講演会」受講者募集! 
                  県総務部知事公室安全・安心まちづくり推進課 ■
■  教職員のための生涯学習入門講座「生涯学習とキーコンピテンシー」受講生募集
                                          奈良県社会教育センター ■
■ 人権啓発特別番組
 「てんいち先生といっしょに考えよう〜子どもたちの笑顔のために〜」 
                                       県総務部知事公室広報広聴課放送制作係 ■
■ 「夏休み 子ども万葉教室」参加者募集! 県立万葉文化館 ■

 *「お知らせ」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no125.html#oshirase

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 【 新 着 情 報 】
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◎県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。
  
○市町村立小・中学校事務職員採用試験説明会の開催について (教職員課)
○奈良県市町村立小・中学校事務職員採用2種試験の実施について(教職員課)
○「クールアース・デー」の取組について(総務室) 
○平成21年度県立高校入学者選抜参考資料(学校教育課) 
○「総体通信第11号」を発行!(全国高校総体開催推進室)  
  *前号の「総体通信第11号発行」は「第10号」でした。お詫びいたします。
○公立高等学校入学志願許可申請者への説明会について〈PDF〉(学校教育課) 
○平成21年度奈良県・奈良市・大和高田市公立学校教員採用候補者選考試験の出願状況について
                            (教職員課)

*「新着情報」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no125.html#shintyaku

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 【 県政公開ニュース 】      ◇ 6月28日〜7月12日 ◇
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■ 7月7日 「第59回奈良県中学校総合体育大会」の開催について (保健体育課) 
■ 7月7日 平成20年度全国高等学校総合体育大会奈良県選手団結団式及び奈良県選手団の概要について (保健体育課) 
■ 7月4日 2008北京オリンピック・女子ホッケー日本代表選手団の本県出場監督・選手等の知事表敬訪問について (保健体育課) 

 *「県政公開ニュース」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no125.html#kensei

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 【 編 集 後 記 】
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 読者の皆さん、こんにちは。先日、奈良市の平城小学校3年生の児童が、
県内にはいないと思われていた「ヒラズゲンセイ」という昆虫を発見したと
報道されていました。自然と親しむ中で新しい発見をしたときの驚きや喜び
は、生涯忘れないことでしょう。又、このニュースは、自然と親しむことの
楽しさや素晴らしさを教えてくれたと思います。


  さて今号から、新コーナー「高校生の Viva! My Way」が始まりました。
このコーナーは、高校生が自分の通う学校の特色や魅力、自校で学んで目指
している将来の夢などを、高校生に思う存分自慢してもらうスペースです。 
高校生の声をご期待ください。     
   
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◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の
 対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r116.html

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          〒630-8502 奈良市登大路町30番地
         TEL 0742-22-1101(代表)内線 5353
           0742-27-9830(直通)
         mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
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