第 131 号

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          発行:奈良県教育委員会事務局
    http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1691.htm
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「E−夢 はっしん!」第131号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no131.html
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【 巻 頭 言 】
 ○ 見た!見た!見た!「SEX AND THE CITY」 
                  (奈良大学文学部 教授 上野 誠)

【 教育委員会の動き 】
 ○ 「奈良県民教育フォーラム」の開催について (総務室)
 ○ 全国高校総体に向けての動き(6)(全国高校総体開催推進室)
○ 平成20年度「子育て企業フォーラム」の開催について
                          (県立教育研究所)

【 今、学校では・・・ 】
 ○ 「オンリー1でナンバー1の学校」 〜誰もが行きたい、行かせたい学校〜       
                (曽爾村立曽爾中学校長 廣瀬裕司)

【 はっしん! みんなの夢 】
○ 私と陸上 (大和高田市立浮孔西小学校 6年 辰巳 楓)

【 学びのあしあとー子どもたちとともにー 】
○ 学級通信を学級経営の中心に (平群町立平群北小学校 教諭 森口 玲)

【 総体寸話 第10回 】
○ 競技紹介「ボクシング」(全国高校総体奈良県実行委員会事務局)

【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】 【 編集後記 】

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 【 巻 頭 言 】
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    見た!見た!見た!「SEX AND THE CITY」
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                   奈良大学文学部 教授 上野 誠

 映画「SEX AND THE CITY」を見た。ニューヨークで、キ
ャリアとお金を手に入れた女たちが、次に求めるものは・・・。ときめくよ
うな恋、安らぎのある家庭、はたまた女どうしの友情か? 四十代の四人の
女たちの自分探しを描いた作品だ。この映画においては、女たちにとっての
キャリアとお金は、ブランドに表象される。これを御覧になれば、ニューヨ
ークのファッション・シーンの今が分かること請け合いです!

 この映画は世界的にヒットしたテレビ・ドラマの劇場映画化なのだが、実
は何を隠そう私は、そのフリークの一人なのだ。このシリーズの根底にある
のは、都市における自分探しの難しさ。そのなかにあって、人は一人では生
きては行けない、というメッセージが全シリーズのモチーフになっている。
同性であるがゆえに、競い合いもするが、深奥での助け合いもできる仲。結
婚式当日に彼氏がドタキャン。女友だち三人は、ハネムーンがキャンセルで
きないとわかるや、女四人の感傷旅行に変更して、主人公を慰めることに・
・・。こんな友人がいたら、と思うのは私一人だけだろうか。

 では、このメルマガでなぜ、上野は映画の話なんかするのか? 実は、世
界でもっとも豊かで自由で、流行の先端をゆく女たちの物語と、われわれは
繋がっている、と考えるからだ。それは、豊かで自由な都会生活ほど、今の
自分らしく生きることが難しいのだ。自由だから、自分らしく生きることが
できるというのは幻想だったようだ。なぜならば、あまりにも選択肢が多す
ぎると何が自分にふさわしいかを見つけるのが難しいのである。ドラマの女
たちの葛藤も、ここにあるのである。つまり、今の自分というものが、今の
ままでよいのか、常に不安がつきまとってしまうのだ。

 「今の自分でよいのか」「この選択は本当に正しいのか」という「???」
が無限に続く現代。教師も生徒も同じだ。そんななかで、最終的には人と人
との絆が問われるのではないか。どん底にある一人の友のために手を差し伸
べる三人の友。果たして、私には・・・と考え込んでしまった。

 豊かで自由な社会における人と人との絆、これって難しい問題ですよね。
どうですか?

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 【 教育委員会の動き 】
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        「奈良県民教育フォーラム」を開催!
        〜11月1日(土)、橿原文化会館で〜
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                              総務室

 奈良県、奈良県教育委員会、奈良県警察が主催して、「奈良県民教育フォ
ーラム」を開催します。このフォーラムは、「奈良県教育の日」のメイン行
事として開催するもので、今年度は、「全国学力・学習状況調査」の結果等
を踏まえた奈良県の子どもたちの課題をめぐって、教育長からの提案、教育
研究者によるパネルディスカッションを行います。
 奈良県では、毎年11月1日を「奈良県教育の日」、その日を含む1週間を
「奈良県教育週間」として、次代を生きる青少年の未来を拓くために、奈良
県の教育について、ともに考え確かめ合う機会としています。ぜひ、この機
会にこのフォーラムにご参加いただき、県民の皆様がそれぞれの立場から、
「奈良県の子どもたちの教育に何ができるのか」を一緒に考えていただけれ
ば幸いです。
 事前申込みをしていただいておりますが、当日の参加も可能です。多くの
皆さんのご来場をお待ちしています。

 日時:11月1日(土) 13:30〜16:30
 場所:奈良県橿原文化会館大ホール(橿原市北八木町3-65-5)   
 対象:県民(保護者等)、社会教育・学校教育・行政関係者等
 日程:オープニング      奈良県警察音楽隊による演奏
    開会行事 あいさつ   濱上 和康(奈良県教育委員会教育委員長)
                池田 勝紀(県警察本部生活安全部長)
     久保田正一(「奈良県教育の日」実行委員会会長)
    寸劇 「インターネットの危険性」 (奈良県警察本部生活安全部少年課)
    教育長からの提案  「正々堂々と生きる子どもの育成を目指して」
                冨岡 將人(奈良県教育委員会教育長)
パネルディスカッション  「奈良県の子どもの現状を踏まえ、課題にどう取り組むか」
 コーディネーター:山本 吉延(奈良県教育委員会事務局理事)
 パネリスト  :小柳和喜雄(奈良教育大学教授)
        杉井 潤子(京都教育大学教授)
 西村 拓生(奈良女子大学准教授)
デモンストレーション 「2009近畿まほろば総体に向けて」〜フェンシングの魅力〜
           (県立奈良工業・奈良朱雀高等学校秋篠校舎、県立西の京高等学校
            フェンシング部)
  エンディング  下市町立下市中学校コーラス部による合唱

             司会 星屋 玲子(県立郡山高等学校1年)
山本 彩夏(県立高田高等学校2年)

    担当:総務室企画法令グループ(0742-27-9830)

    *濱上委員長の「濱」については、フォントの関係で「濱」 の字
     を当てていますが、正しい表記は、次のページをご覧ください。
     http://www.pref.nara.jp/kyoiku/gaiji2.html

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        全国高校総体に向けての動き(6)
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                      全国高校総体開催推進室

《「カウントダウンボード点灯式」開催》
 「2009近畿まほろば総体」の開幕まで 300日を切ったことを機に、10月2
日(木)近鉄奈良駅地下1階で、カウントダウンボードの点灯式を行いまし
た。式には、県実行委員会会長の荒井正吾県知事、藤原昭奈良市長、西口廣
宗まほろば総体支援会会長、上野道善東大寺別当にお越しいただき、わっし
ょい倭リーダー会執行部委員長の堺沙友里さん(県立高円高等学校2年)と
ともにボードの除幕をしていただきました。司会はリーダー会執行部の東剛
さん(県立奈良高等学校2年)が担当し、ファンファーレ等の演奏は奈良育
英学園吹奏楽部のみなさんが行ってくれました。会場には平城遷都1300年祭
マスコットキャラクターの「せんとくん」も駆けつけてくれ、盛況裡に終了
しました。

*上野道善東大寺別当の「野」については、フォントの関係で「野」の字
  を当てていますが、正しい表記は、次のページをご覧ください。
     http://www.pref.nara.jp/kyoiku/gaiji1.html

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     平成20年度「子育て企業フォーラム」の開催について
     −文部科学省 地域における家庭教育支援基盤形成事業−
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                          県立教育研究所

 県教育委員会では、地域における家庭教育を支えるための基盤をつくる取
組を進めています。その一つとして、家庭教育についての学習機会が得にく
い企業や事業所等で働く親を対象に、家庭教育に関する学習の機会(子育て
企業フォーラム)を提供しています。
家庭は、子どもたちの豊かな心を育て、これからの社会をたくましく生き
ていくための基礎となる力を育てる大切な場所です。企業の中の子どもをも
つ親である社員の方々に対して、企業の研修の機会を活用して子育てに関す
る講演会や懇談会を実施しています。
 県立教育研究所では、いろいろな分野の専門家による家庭教育支援講師を
編成しており、企業のニーズに応じて講師を派遣しています。

【今年度の実施状況】
 ○奈良県農業協同組合香芝地区
  日時 平成20年9月4日(木) 18時30分〜20時
講演 演題 「子育ては 自立が基本」について    
 ○ハウス食品(株)奈良工場
  日時 平成20年9月23日(火) 14時〜15時
講演 演題 「子育て支援」について    

 この事業の様子は、順次、県立教育研究所のホームページで報告します。
  http://www.nara-c.ed.jp/katei/index.html

 ○ お問い合わせ先
   県立教育研究所 家庭・幼児教育部家庭教育係 
   TEL 0744−33−8901

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 【 今、学校では・・・ 】
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┏━━━┓      『オンリー1でナンバー1の学校』
┃中学校┃     〜誰もが行きたい、行かせたい学校〜
┗━━━┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

曽爾村立曽爾中学校長 廣瀬裕司

 キラキラと秋風にススキが揺れる曽爾高原のふもとにある本校は、全校生
42名の小さな学校です。本校の重点目標は、(1)学力の向上 (2)ふる
さと学習の推進 (3)キャリア教育の充実 の3本柱で、体験学習を中心
に据え、小規模校の特長を最大限に生かした教育活動を行っています。そん
なへき地の学校の取組の一端を紹介します。

1.サマースクール イン 曽爾
  3年前から始まった奈良教育大学との連携事業で、大学の理数科担当の
 先生や学生が夏休みの後半4日間、生徒の学習支援やおもしろ実験を行っ
 てくれます。本年度は、大学の先生の指導の下、「ウシガエル」の解剖や
 「柔らかい立体」作りなど、普段の授業とは一味違った内容の授業で、生
 徒は驚きながら楽しみながら理科や数学の学習をしました。
2.学力向上合宿(学力パワーアップキャンプ)
  本年度から3か年、文部科学省の『学力向上実践研究推進事業』の指定
 を受けました。学ぶことの楽しさを味わわせたい、家庭学習の習慣を身に
 つけさせたいと、12月に「曽爾青少年自然の家」の協力を得て、2泊3日
 の「合宿」を行うことにしました。学校をそっくりそのまま「自然の家」
 に移し、自然体験を含め、学習します。教師と生徒が寝食をともにしなが
 ら、勉強をし、生徒の学力向上を図ろうと考えています。
3.ふるさと学習(曽爾の獅子舞)
  『総合的な学習の時間』では、ふるさと曽爾について学習します。中で
 も「芸能班」は300年の歴史がある県無形民俗文化財に指定されている「
 曽爾の獅子舞」を村内から講師を招き、学習しています。一昨年は「第50
 回奈良県へき地教育振興記念大会」で、昨年は「第56回全国へき地教育研
 究大会」で、本年は「第10回全国子ども民俗芸能大会」で発表し、多くの
 人から賞賛を受けました。
4.修学旅行での民泊
 3年生は、3泊4日で沖縄に修学旅行に行きますが、その内1泊は離島
 での民泊です。宿泊先の家庭では家業の手伝いをしたり、島内の案内をし
 てもらったりして、沖縄の人々の生活や文化にじかに触れます。
5.小中合同体育大会
  昨年から体育大会は、曽爾小学校と合同で行っています。生徒は夏休み
 中から自分たちで考えた組立体操やダンスを、保護者はもちろん村内の多
 くの人に見てもらうのを楽しみに一生懸命練習しています。緊張のなか演
 技をする姿、準備や後片付けをテキパキと行う姿、小学校の児童と手をつ
 ないで走る姿など、頼もしさとほほえましさに満ち溢れた大会です。
6.ゴミ拾いウォーキング
  秋は曽爾が観光客で賑わう季節です。多くの人々を美しい曽爾に迎えた
 いと、生徒会では全校生徒に呼びかけてゴミ拾いウォーキングを実施しま
 した。これは村内を歩きながらゴミや空き缶などを拾ったり、美化を呼び
 かける手作り看板を設置したりする活動です。

本校は本年度から、二学期制を導入(試行)しました。授業時間をきっち
り確保して学力の向上を図るとともに、生徒との触れ合いの時間を多くし、
心豊かな教育活動を行うことを目的にしています。生徒一人一人が夢を持ち、
その夢の実現のため、曽爾中だからできる教育を行っています。こんなユニ
ークで楽しい曽爾中にぜひお越しください。きっと『オンリー1でナンバー
1の学校』〜誰もが行きたい、行かせたい学校〜に出会えるでしょう。

 ※この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no131.html

※曽爾村立曽爾中学校のホームページはこちらへ。
http://www3.vill.soni.nara.jp/sonijhs/

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 【 はっしん! みんなの夢 】
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                  私と陸上
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                高田市立浮孔西小学校6年 辰巳 楓

私は4年生の二学期に浮孔西小学校に転入してきました。学校にはミルキ
ーウェイという陸上部があり、そこで竹川先生と出会いました。

 先生に声をかけてもらい初めて練習に参加しました。その時の6年生リレ
ーを見て感動しました。全国大会でリレーで決勝までいった先輩です。私も
それを見てあんな風にかっこよく走りたいと思うようになり、真剣に練習を
するようになりました。
 5年生になり、リレーで全国大会に出場することになりました。残りの子
はみんな6年生なので、迷惑をかけてはいけないと思い、一生懸命練習しま
した。全国大会で県記録を出すことができたけど、準決勝で負けてしまいま
した。私もみんなも悔しくて大泣きしました。この悔しさを忘れずに6年生
になったら絶対にいい結果を出したいと思いました。
 6年生になって 100メートルでいくと決め、必死で練習をしました。そし
て 100メートルでの全国大会出場が決まりました。いよいよ小学生で最後の
全国大会です。今までやってきた練習すべてが出せるように、私をいつも支
え応援してくれた人たちに、そして、指導してくれた竹川先生に感謝して走
ろうと思いました。予選、準決勝と勝ち決勝まで進む事ができました。大雨
の中の決勝となりました。一生懸命頑張ったけど結果は二位でした。悔しか
ったけど精一杯走れたので良かったです。
 全国大会では、奈良県のチームの子がみんな応援してくれました。友だち
もたくさんできました。私にとって、とてもいい思い出になった大会でした。

これからも陸上を通じていろんな出会いや感謝の気持ちを大切にしていき
たいです。また次の新しい目標をしっかり持って頑張っていきます。

 ※大和高田市立浮孔西小学校のホームページはこちらへ。
 http://web1.kcn.jp/ukinishi

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 【 学びのあしあとー子どもたちとともにー 】
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           学級通信を学級経営の中心に
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平群町立平群北小学校 教諭 森口 玲

私は、学級通信を学級経営の中心として使っています。学級通信は、子ど
もたちへの問いかけや問題提起、そして発展学習などいろいろと使える便利
物なのです。

 そこで私の学級通信の役割を考えてみました。
 1.学級の様子を伝える学級通信
 2.教材の発展としての学級通信
 3.学級への問題提起としての学級通信
 このうち一つめについてはここで述べなくてもよいでしょう。二つめの「
教材の発展」は、授業では取り上げる時間がなかったり、少し難しく発展教
材としては取り上げられないがとても興味深いものについてです。例を挙げ
るならば「時代劇の登場人物って実在したのか」とか「二酸化炭素の中でも
マグネシウムは燃える」と言ったものなどです。そして最後は「問題提起」
です。クラスの問題点や困っていることなど学級指導に関係してくる内容で
す。「挨拶をしないでこっそり教室に入る『挨拶忍者』撲滅」や「教室のミ
ステリー」などのタイトルで問題提起をしています。

 高学年になると学校の出来事を家庭で話す機会が少なくなります。この通
信が食卓の話題となってくれるとうれしいと思っています。

※平群町立平群北小学校のホームページはこちらへ。
  http://www1.kcn.ne.jp/~heguri-n/

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【 総体寸話 】   第10回
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              競技紹介「ボクシング」
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                      全国高校総体奈良県実行委員会事務局

 両拳を使った格闘技という広い意味での「ボクシング」の歴史は古く、古
代エジプトの象形文字やエーゲ文明の遺跡に記録があるそうです。現在のボ
クシングのルーツは18世紀初頭のイギリスに求められるようですが、グロー
ブの着用やラウンド制などのルールが定着するのは19世紀の後半を待たねば
ならず、それまではかなり残酷な試合もあったようです。
 
 プロボクシングについてはテレビ中継の機会も多く、また映画や漫画など
でも取り扱われご存じの方も多いことと思いますが、プロとアマではいくつ
かの点で違いがあります。 まず、試合時間について、プロは1ラウンド3
分で、4〜12R行いますが、アマチュアボクシングではラウンド数が3Rで、
インターハイ(ジュニア)は1Rは2分となっています。また、アマの選手
はヘッドギアーを装着し、ランニングシャツを着用します。使用するグロー
ブも、プロが8オンス・10オンスのものを使うのに比べて、10オンス・12オ
ンスの重いものを使い、より安全性に配慮されているといえます。さらに、
プロはノックアウトのスリルをアピールするためでしょうか、相手に与えた
ダメージによって勝敗を決しますが、アマチュアの場合は、いかに正確にパ
ンチを当てることができるか、有効打のポイントが争われます。アマの場合
は、相手を倒すことを目的としてはいないわけです。そのほか、階級につい
てもプロは17階級であるのに対して、アマは12階級で、インターハイでは、
モスキート、ライトフライ、フライ、バンタム、フェザー、ライト、ライト
ウェルター、ウェルター、ミドルの9階級となっている違いもあります。

 県内では県立奈良工業高校・県立奈良朱雀高校秋篠校舎と県立王寺工業高
校にボクシング部があります。王寺工業は、1988(昭和63)年、地元県立橿
原公苑で開催された兵庫総体時に団体の部で1位に輝いたほか、いくつかの
階級で過去に金メダリストを輩出しています。
「2009近畿まほろば総体」では、7月28日から8月3日まで、平群町総合ス
ポーツセンター体育館で開催されます。
(参考:1オンス=約28.35グラム)

お問い合わせ先 平成21年度全国高等学校総合体育大会奈良県実行委員会事務局
 TEL:0744-25-7670 FAX:0744-25-7610 URL:http://www.09soutai.com/

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 【 お 知 ら せ 】
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■ 人権教育セミナー「人権文化の創造と多文化共生に向けて」 奈良県社会教育センター ■
■ 特別支援教育啓発公開講座「ブリーフセラピーの実際」
      〜発達障害を含むすべての人々への提案〜  奈良県社会教育センター ■
■ 秋季特別展「宮都 飛鳥」を開催  県立橿原考古学研究所附属博物館 ■

 *「お知らせ」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no131.html#oshirase

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 【 新 着 情 報 】
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◎県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。

○ 11月1日は「奈良県教育の日」です。奈良県民教育フォーラムを開催します。 (総務室)
○ 平成20年度「奈良県教育の日」の授業公開・関連行事のページを掲載しました。 (総務室)
○ 教員採用試験の正答(例)の公表について  (教職員課)
○ 平成20年度第1回社会教育委員会議の報告  (人権・社会教育課)
○ 「研修の記録」を更新しました。 (人権・社会教育課)
○ 「人権ゆかりの地 探訪ガイドブック」を追加しました。 (人権・社会教育課)
○ 外遊び、みんなでチャレンジ!「オータム」の登録を開始(保健体育課)
○ 高校生実践活動のページを更新しました。 (全国高校総体開催推進室)
○ 「総体通信第13号」を発行しました。(全国高校総体開催推進室)

*「新着情報」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no131.html#shintyaku

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 【 県政公開ニュース 】      ◇ 9月29日〜10月13日 ◇
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■ 9月29日 平成20年度視聴覚教育各地功労者表彰について (教育研究所)
■ 9月29日 平成20年度視聴覚教育・情報教育功労者表彰について (教育研究所)
■ 9月30日 教員採用試験の正答(例)の公表について (教職員課)
■ 10月3日 奈良県の学校給食における事故米の流通について(第3報) (保健体育課)
■ 10月9日 平成20年度地方教育行政功労者表彰 (教職員課)
■ 10月9日 国際学生科学技術フェアで2等賞を受賞し、文部科学大臣表彰を受けた生徒の知事表敬      訪問 (学校教育課)

*「県政公開ニュース」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no131.html#kensei

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 【 編 集 後 記 】
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読者の皆さん、こんにちは。秋晴れが続くこの時期、各学校ではお弁当持
参の校外学習が行われます。友だちと輪になって座り、家の人の手作り弁当
をわくわくしながら開ける瞬間。そして満足気に味わう笑顔。子どもたちに
とってお弁当の味は、体験学習とともにいい思い出の一つになることでしょ
う。

 県教育委員会ホームページの「いきいき学校掲示板!」のコーナーでは、
各校から「自慢のワンシーン」や「感動のエピソード」を募集しています。
応募作品はすべてWeb上に掲載しています。応募については下記のページを
ご覧いただき、どしどし作品をお寄せください。

 http://www.pref.nara.jp/kyoiku/ikiikikeijiban/

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◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の
 対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r116.html

◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。
 http://www.mag2.com/ 
「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちらで解除できます。
 http://www.mag2.com/wmag/

◎当マガジンの解除は、こちらへ。http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/

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        発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
          〒630-8502 奈良市登大路町30番地
         TEL 0742-22-1101(代表)内線 5353
           0742-27-9830(直通)
         mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
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