第 134 号

    ▲   ■ ▲     ◇ 奈良県教育委員会メールマガジン ◇
    ■■■■■■■
   ■■■■■■■       ◆□□□□□□□□□☆★□◆
   ■■■■■■■■■◆   ◇             ◇
    ■■■■■■■■◆   ◆  「E−夢 はっしん!」  ◆
   ■■■■■■■      ◇             ◇
    ■■■■■■■      ◆□★☆□□□□□□□□□◆
  ■■■■■■■■■
◆■■■■■■■■■        ‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥
  ■■■■■■■▼         平成20年12月1日(月)
  ■■■■■■            ≪ 第 134 号 ≫
    ■■■         ‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥

   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
          発行:奈良県教育委員会事務局
    http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1691.htm
    -------------------------------------------------------
「E−夢 はっしん!」第134号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no134.html
   □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

              ┌─────┐
     ──◆─◇◆◇──┤ 目 次 ├──◇◆◇─◆──
              └─────┘

【 巻 頭 言 】
 ○ 子どもの心の蓄え
          (県立教育研究所家庭・幼児教育部長 梅田真寿美)

【 教育委員会の動き 】
 ○ 第2回『子どもチャレンジ運動大会』を開催します!(保健体育課)
 ○ 全国高校総体に向けての動き(9) (全国高校総体開催推進室)
○ 「子どもの小さな夢・大きな夢」を募集(総務室)

【 今、学校では・・・ 】
 ○ 「つながろう みんな! 桜井っ子フェスティバル」
                 (桜井市立桜井小学校長 和田光正)

【 はっしん! みんなの夢 】
○ みんながいたから (生駒市立生駒中学校吹奏楽部 重本知祐)

【 学びのあしあとー子どもたちとともにー 】
○ 十津川の自然を活かした理科部会の活動
  (十津川村立西川中学校教諭 高井成泰)

【 総体寸話 第12回 】
○ 競技紹介「弓道」 (全国高校総体奈良県実行委員会事務局)

【 奈良県の先生になろう! 第11回 】
 ○ いよいよスタート!奈良県ディア・ティーチャー・プログラム
(教職員課)

【 お知らせ 】 【 新着情報 】 【 県政公開ニュース 】 【 編集後記 】

*******************************************************************
 【 巻 頭 言 】
*******************************************************************

            子どもの心の蓄え
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        県立教育研究所 家庭・幼児教育部長 梅田 真寿美

 多くの幼稚園では、入園する前の親子が幼稚園に来て半日を過ごす未就園児
保育を実施している。先日、その様子を見せていただく機会があった。
幼稚園にやってきた親子が輪になって、身体を互いに触れあいながら遊ぶ「
じゃれつき遊び」が始まった。ふと、一人のお母さんの様子に目が止まる。輪
に入るのがいやだと言って泣きながら足にしがみついている子。腕には、下の
お子さんも抱いている。でも、お母さんは、ゆったりと笑顔で子どもに対して
いる。無理に輪の中に入れようともしていない。園の担当者が近付いて話しか
けながら手助けをしている。それも自然に受け止めているお母さん。帰るまで
消えることのなかったそのお母さんの笑顔が心の中に残った。「今日、この子
こんなごんたを言ってね…」と家で話を聞いてくれるのはお父さんかな、など
と思いながら。
 子育ては、一瞬一瞬の親子のかかわりの積み重ねだ。そのかかわりから、子
どもはたくさんのことを感じ取り、体験しながら身に付けていく。それが、「
家庭教育は、人が出会う初めての教育」といわれる所以だろう。しかし、近年
の様々な環境の変化から考えても、到底、親だけで「家庭教育」全てを背負っ
ていくことは難しい。あのお母さんの笑顔は、周りからの支援を受けながら、
子どもとともに親としても成長している姿ではないかと思う。子どもが成長し
たとき、自分を包み込んでくれていた家庭の営みが心の栄養となり、人として
生きていく大きなよりどころとなっているに違いない。
 周りの大人が手をつなぎ、幼児期に家庭でできるようにしておいてほしいこ
とや心の中に蓄えてほしいことをしっかり伝えていく大切さを改めて感じてい
る。

*******************************************************************
 【 教育委員会の動き 】
*******************************************************************

        第2回『子どもチャレンジ運動大会』を開催します!
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                            保健体育課 

 12月25日(木)9時から12時まで、橿原市の全国高校総体開催推進室(旧
耳成高校)体育館において、第2回「子どもチャレンジ運動大会」を開催し
ます。県内の小学校3年生〜6年生が参加対象です。種目は、昨年度と同じ
で、「ペアなわとび」と「8の字大なわとび」です。
 大会開催の趣旨は、県がホームページを利用して実施している「外遊び、
みんなでチャレンジ!」のまとめとして、チャレンジしている子どもたちに
集まってもらい、仲間と力を合わせて記録に挑戦することを通して、記録達
成の喜びや集団で運動する楽しさなどを味わいながら体力の向上を図ること
にあります。また、日頃ホームページ上で記録を競い合っている人たちと一
緒に運動し、交流することによって友達の輪も広がると思います。
 この大会は、奈良県小学校体育研究会(小体研)との共催により実施しま
すので、小体研の先生方の協力を得て、競技を進行します。参加にあたって
は、学校の先生の引率を必要としますが、応援はどなたでも参加いただけま
すので、ぜひたくさんの参加をお待ちしています。
 *参加申込の締切は12月15日です。申込方法等、詳しくは「外遊び、みん
  なでチャレンジ!」(保健体育課)のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-3663.htm

  ---------------------------------------------------------

         全国高校総体に向けての動き(9)
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      全国高校総体開催推進室

《式典演技第1回合同練習会開催》
 11月12日(水)県立橿原公苑陸上競技場で、総合開会式で披露する公開演
技の第1回合同練習会が開かれました。出演校8校(県立奈良高校、平城高
校、郡山高校、橿原高校、畝傍高校、桜井高校、高田高校、奈良市立一条高
校)から約1300名の生徒が参加して、これまで各校で練習してきた演技を初
めて合同で練習しました。また、男女合同で隊形変化の練習もしました。初
めてなので戸惑うところもありましたが、晴天の下、熱心に取り組んでくれ
ました。今年度内にもう一度行う予定です。

《「250日前プレイベント」盛大に開催》
 来夏の開幕から数えてちょうど 250日前に当たる11月20日(木)、県立橿
原公苑第1体育館で、「 250日前プレイベント」を開催しました。総合司会
には体操の五輪メダリスト池谷幸雄氏をお招きし、ご自身の体験談やパフォ
ーマンスも交えながら、軽妙なトークで進行していただきました。イベント
は県内の高校生や一般観覧者1140名が見つめる中、天理教校学園高等学校マ
ーチングバンド部の見事な演奏に始まり、埼玉県高校生からの友情の花の伝
達式、式典アナウンサーの委嘱式、「わっしょい倭」生徒執行部の埼玉総体
報告、及び県内開催15競技の紹介コーナーなど、もりだくさんの内容でした。
最後には全員でペンライトを振りながら「キセキ」を大合唱し、イベントの
フィナーレを飾りました。

  ---------------------------------------------------------

        「子どもの小さな夢・大きな夢」を募集
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              総務室

 平成21年1月1日発行の奈良県教育委員会メールマガジン「Eー夢 はっ
しん!」第 136号では、新しい年にちなんで、「『子どもの小さな夢・大き
な夢』特集」をお届けする予定です。
 二重跳びができるようになりたい、オリンピックに出たい、ロボットを創
ってみたいなど、小さな夢から大きな夢まで、子どもたちは様々な夢をもっ
ています。そんな子どもたちが描いている夢の数々を募集しています。
教職員や保護者の皆様から「子どもの小さな夢・大きな夢」への応募を勧
めてくださいますよう、よろしくお願いします。

 下記の要領でメールかFAXでお送りください。
○ 字 数  : 100字から200字
○ 内 容  : 将来やってみたいこと・チャレンジしたいこと・
          見たり聞いたりしたいこと・創りたいこと 等
○ 対 象  : 小学生・中学生
○ 応募締切 : 12月15日
 ○ 明 記  : 学校名・学年・氏名
 ○ 送付先  : 教育委員会事務局 総務室 企画法令G
          
          Mail : kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
          Fax : 0742-27-2985 
電話 : 0742-27-9830(直通)

*******************************************************************
 【 今、学校では・・・ 】
*******************************************************************

┏━━━━┓  「つながろう みんな! 桜井っ子フェスティバル」
┃ 小学校 ┃    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┗━━━━┛
桜井市立桜井小学校 校長 和田 光正

本校では、従来から「地域に学ぶ教育」を重要な柱として、保護者・地域
の方々のご理解とご協力をいただきながら、様々な教育活動を進めています。
 その一つとして、今年も11月2日、3日、21日の3日間、学校と PTAとの
連携により「桜井っ子フェスティバル」を開催いたしました。今年で7回目
を迎えるこの行事は「地域に開かれた学校」「地域と共に創造する学校」を
目指して実施しているものです。子どもたちは毎年「桜井っ子フェスティバ
ル」を心待ちにし、大変意欲的に取り組んでいます。

 今年の「桜井っ子フェスティバル」の様子をお知らせします。
1日目は、児童と地域の人が一緒になっていろいろなコーナーを回ってい
きます。児童のお店「子どもはりきり横丁」で手作りの品物を作ったり、校
区老人会が開く綿菓子のコーナーや校区体育協会が行うドッジボール大会で
楽しんだりしました。 PTAの方々と輪投げや缶蹴りなどの遊びをしたり、 P
TAの方の協力で、5年生が地域の人の指導のもとに育てたお米を調理してい
ただく取組も実施しました 。また、PTAバザーの会場には、校区婦人会や家
庭教育学級、小規模授産施設、特別養護老人ホームによる小物づくりや作品
展示等のコーナーもあり、ふれあいの場となりました。 
 2日目には、音楽劇や、お話玉手箱など、各学年が日頃の学習の成果を地
域の人に発表したり、子どもたちが地域へ出て清掃活動や空き缶拾いを行っ
たりしました。
 3日目は、地域の方に授業等を公開しました。1・2年生ではゲストティ
ーチャーを迎え手話を学ぶ学習もありました。

このようにフェスティバルは子どもたちの学習成果の発表の場であること
はもちろんのことですが、子どもたちと保護者や地域の方、そして友達との
ふれあいの中から温かい絆が生まれる場でもあります。これからも多くの絆
がつくられ、つながっていくよう取り組んでいきたいと考えています。

※この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no134.html

 ※当日の様子は、12月5日以降、桜井小学校ホームページでもご覧いただ
  けます。
 http://www5.kcn.ne.jp/~sisgk-ac/

********************************************************************
 【 はっしん! みんなの夢 】
********************************************************************

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
10月18日の第56回全日本吹奏楽コンクールにおいて、生駒市立生駒中学校
吹奏楽部が、昨年に続き2年連続の金賞を受賞しました。
━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

             みんながいたから
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
生駒市立生駒中学校吹奏楽部 部長 重本 知祐

 私は、この三年間吹奏楽部を続けてきて本当によかったと思います。それ
はこの部活動を通していろいろな経験をする事ができ、大切な思い出や仲間
ができたからです。
 特に三年生になってからの今年の一年間には、たくさんの思い出がありま
す。十月に行われた全日本吹奏楽コンクールで金賞をいただいたことは、も
ちろん一生の思い出になると思います。でも、そこにたどりつくまでの部員
と過ごした日々は、私にとってより大切な思い出です。時には、仲間との人
間関係がうまくいかなかったことや、何もかもうまくいかず、苦しんだこと
もありました。しかし、どんなにつらいときでもいつも仲間と一緒に乗り越
えてきました。仲間がいたから、最後まであきらめず頑張ってくることがで
きたのだと思います。
 また、顧問の先生をはじめ私たちを支えてくださる方々がたくさんいてく
ださったからこそ、頑張ってこれました。一人では決してできなかったこと
ばかりです。楽しいことばかりの一年間ではなかったけれど、今振り返って
みれば、どれもが忘れられない思い出です。
 私たちは、金賞という素晴らしい賞をいただいた上に、うわべだけではな
い本当の仲間をつくることができました。このことは、きっといつになって
も忘れることのない大切な宝物です。この先どんなにつらいことがあっても、
この吹奏楽部で過ごした日々を思い出して頑張っていきたいと思います。

*******************************************************************
 【 学びのあしあとー子どもたちとともにー 】
*******************************************************************

        十津川の自然を活かした理科部会の活動            
         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
十津川村立西川中学校 教諭 高井 成泰

 理科部会は十津川村へき地教育研究会の専門部の1つで、十津川村の小中
学校の理科に興味のある教員が集まり、「地域素材を教材化し、実験・観察・
調査等で学校間の交流を深める」というテーマで、十津川の自然を授業に活
かし、子どもたちに十津川の自然のすばらしさを伝えるということを目的に
活動しています。
 中学校から小学校へのゲストティーチャー、フィールドワークや実験・観
察による研修、全国川サミットへの参加、「十津川の自然案内」(動植物図
鑑)の作製など、多様な活動を行っています。
 ゲストティーチャーは中学校の教員にとって小学生の興味関心を知ること
ができる貴重な機会であり、子どもたちの生き生きとした目に刺激を受けて
います。
 全国川サミットに向けての魚類相調査では、ダムの上流・下流の魚類の種
類を調査し、ダムが自然に与える影響について考えました。この取組は、環
境問題を考えるきっかけとなり、「総合的な学習の時間」の授業等で子ども
たちに十津川の自然を考えさせる題材となっています。
 480 ページにおよぶ「十津川の自然案内」の作製は、理科部会にとって大
きな取組となりました。十津川にいる動植物の図鑑をつくりたい、十津川の
自然のすばらしさを子どもたちに伝え、子どもたちの知的好奇心に応えられ
るものにしたいという思いで作った図鑑です。この図鑑づくりを通じて、私
たちが身近な自然をより専門的な目で見つめ直し、知識や力量を高めること
ができたのは大きな収穫であり、また自信となりました。図鑑の活用という
ことで、定期的に、一般の人も参加できる自然教室も開催しています。図鑑
を片手に十津川を見つめ直し、自然に親しんでもらえる一助となれば幸いで
す。
 独りではなかなかできないことが、仲間が集まれば何かできる、何かした
いと思える場が理科部会です。子どもたちにふるさと十津川の自然を見つめ
てもらい、また生きものが棲むことのできる自然環境を残していくことの大
切さを感じてもらう取組をこれからも続けていきたいと思います。

※この記事に関連した写真は、次のページでご覧いただけます。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no134.html

*高井成泰先生の「高」については、フォントの関係で「高」の字を当て
  ていますが、正しい表記は、次のページをご覧ください。  
  http://www.pref.nara.jp/kyoiku/gaiji3.html 

*******************************************************************
【 総体寸話 】   第12回
*******************************************************************

               競技紹介「弓道」
                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       全国高校総体奈良県実行委員会事務局

 武士の表芸としてまた心身鍛練の道として発達してきた「弓術」は大正年
間に「弓道」と改称され、今に伝えられています。
 弓道で使用する弓(和弓)にはアーチェリー(洋弓)のように照準のため
の装置や目印がついていないので、自分の体感だけが頼りとなり、その点、
弓を引く技術だけでなく、不動心や平常心などの精神力がひときわ要求され
る武道・スポーツです。弓を引く動作は「射法八節」といわれ、「足踏み・
胴造り・弓構え・打越し・引分け・会・離れ・残心」という八つの動作を一
貫した流れのように正確に行うことによって的中率は高くなるといわれてい
ます。これは、アーチェリーの「スタンス・セット・ノッキング・セットア
ップ・ドローイング・フルドロー・リリース・フォロースルー」という動作
にも通じるようです。ただし、弓道では試合において引き戻しが許されず、
矢を発射前に落とした場合は「失」として、その矢は失格になります。使用
される的は、直径36センチの霞的(かすみまと・3重に円が描かれているも
の)で、個人決勝の9射目以降は直径24センチの星的(ほしまと・中心に一
つだけ円が描かれているもの)が使われます。アーチェリーのように、当た
る場所によって点数が異なるわけではありません。
 全国高校総体(インターハイ)では射距離28メートルの近的競技によって
個人戦と団体戦が行われます。個人戦では、各選手が4射をし、的中数が3
中以上の者が予選を通過します。準決勝でも4射3中以上した者が全員決勝
に進出できます。決勝戦は、各選手が1本ずつ射て矢がはずれるまで継続し
て行い、最後に残った者を最優位とする「射詰め」によって争われます。順
位決定においては、的の中心に近い方を上位とする「遠近法」が採られます。
団体戦では5名の選手の総的中数で勝敗を決します。的中上位より32チーム
が予選を通過し、決勝トーナメントを戦います。
 競技会の前後には古式に則り、大会関係者による「矢渡し」や「納射」も
行われ、見所のひとつとなっています。
 1992(平成4)年の宮崎総体では、県立西の京高等学校が団体男子の部で
全国優勝を果たしています。
 「2009近畿まほろば総体」では、県立橿原公苑第一体育館内に射場を特設
し、7月28日から7月31日まで技を競います。

 お問い合わせ先 平成21年度全国高等学校総合体育大会奈良県実行委員会事務局
 TEL:0744-25-7670 FAX:0744-25-7610 URL:http://www.09soutai.com/

*******************************************************************
 【 奈良県の先生になろう! 】              第11回
*******************************************************************

       「奈良県ディア・ティーチャー・プログラム」開講式
      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                             教職員課

 「奈良県ディア・ティーチャー・プログラム」開講式が、平成20年11月16
日(日)に行われました。会場の県立教育研究所大講座室には、意欲と熱意
溢れる受講生 104名が集まりました。リクルーター、グループアドバイザー、
プログラムアドバイザーのスタッフも、これから始まるプログラムへの期待
に胸を熱くしていました。

 開講式は、多くのご来賓をお迎えし、県教育委員会教育長のあいさつで始
まりました。受講生代表の学生が「この『奈良県ディア・ティーチャー・プ
ログラム』で、奈良県教育の目指すところに学び、学校現場での実習やワー
クショップでの演習を大切にしながら、今、私たちの中にある志を未来につ
なぎ、将来、本県の教師としての力量を高めるために、精一杯研鑽に励み、
努力していくことをここに誓います。」と宣誓してくれましたが、 104名の
受講生すべてが同じ思いであったことと思います。

 開講式の後、県教育委員会教育長による記念講演がありました。記念講演
では、学校経営や危機管理等にも触れながら、「教師の道を志す皆さんに、
奈良県教育の課題を早くから認識してもらいたい。早期の課題解決に向けて、
皆さんの力を貸してほしい。私たちと一緒にやりましょう!」「子どもたち
への愛の心を常にもち、情熱を持って教師への道を邁進してください。」と
受講生に語りかけられ、受講生もその熱意にあおられるように熱心に聞き入
っていました。

 記念講演の後の演習では、10グループに分かれて「理想の教師像」につい
てディスカッションを行いました。どんな先生を目指すのか、そのためには
今何をすべきか。リクルーターやアドバイザーの話を参考にしながら、受講
生たちは、自分が目指す「理想の教師像」を少しずつ形づくっていったので
はないでしょうか。
 演習の後の打合せでは、リクルーターやアドバイザーの「教員になった頃
の初々しい気持ちを思い出し、初心に戻って頑張ろうと思った」という声が
あちこちから聞こえてきました。
 受講生たちと共に、我々スタッフも気持ちを新たに頑張っていこうと思い
ます。

 次回ワークショップは、12月6日(土)9時開始となります。講義のテー
マは「奈良県の学校の現状(生徒指導)」、ディスカッションは「子どもを
理解しよう」をテーマに行います。場面指導なども取り入れています。

*******************************************************************
 【 お 知 ら せ 】
*******************************************************************

■ 「いきいき学校掲示板!」募集 総務室 ■

■ 特別陳列 「牛にひかれて博物館 −十二支の考古学 丑−」
                 県立橿原考古学研究所附属博物館 ■

 *「お知らせ」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no134.html#oshirase

*******************************************************************
 【 新 着 情 報 】
*******************************************************************

◎県教育委員会ホームページに次の情報を掲載しました。

○ 「いきいき学校掲示板!」のページを更新(総務室)
○ 青少年基礎体力向上のための実践指導講習会の開催について(保健体育課)
○ 平成21年度全国高等学校総合体育大会 日程及び競技会場一覧(全国高校総体開催推進室)
○ 「ポスターギャラリー」のページを作成!(全国高校総体開催推進室)
○ 第2回家庭教育推進協議会を開催します(県立教育研究所)

*「新着情報」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no134.html#shintyaku

*******************************************************************
 【 県政公開ニュース 】      ◇ 11月12日〜11月30日 ◇
*******************************************************************

■ 11月12日 「2009近畿まほろば総体」競技別ポスターの完成及び展示について
(全国高校総体開催推進室)
■ 11月12日 「2009近畿まほろば総体」競技種目別大会 会場別日程等について
(全国高校総体開催推進室)
■ 11月14日 「奈良県ディア・ティーチャー・プログラム」〔教師養成塾〕第1期の
       開講について   (教職員課)
■ 11月19日 学校支援地域本部事業フォーラムの開催について (人権・社会教育課)
■ 11月20日 平成19年度における生徒指導上の諸問題の状況について (学校教育課)
■ 11月27日 平成20年度奈良県教育委員会選奨の被表彰者の決定 (総務室(教育委員会))
■ 11月27日 平成20年度社会教育功労者表彰について (人権・社会教育課)

*「県政公開ニュース」の詳しい情報は、次のページをご覧ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no134.html#kensei

*******************************************************************
 【 編 集 後 記 】
*******************************************************************

読者の皆さん、こんにちは。先日、春日大社周辺を散策しました。冷たい
雨にもかかわらず多くの観光客が訪れ、建物の造りを珍しそうにじっくり眺
めたり、足を止めて案内の説明看板の文を読んだりしていました。そのよう
な光景に、改めて、多くの文化遺産をもつ奈良の良さを感じました。

 さて、本号でも紹介していますように、メールマガジン1月1日号には、
新年にちなんで、子どもの小さな夢や大きな夢を掲載したいと考えています。
是非、作品をお寄せください。

 ---------------------------------------------------------

◎「E−夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm

◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。
 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm
 *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせていた
  だきます。
 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。

◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の
 対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r116.html

◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。
 http://www.mag2.com/ 
「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちらで解除できます。
 http://www.mag2.com/wmag/

◎当マガジンの解除は、こちらへ。http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/

    ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
        発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
          〒630-8502 奈良市登大路町30番地
         TEL 0742-22-1101(代表)内線 5353
           0742-27-9830(直通)
         mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp
    ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛