第 163 号

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        発行:奈良県教育委員会事務局 総務室
         http://www.pref.nara.jp/kyoiku/
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        「E−夢 はっしん!」第163号html版
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/html/no163.html
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【 巻頭言 】

  「創造性ってなんだろう」
                 (奈良女子大学教授 杉峰 英憲)

【 教育委員会の動き 】

 〔1〕「平成22年度学校教育の指導の重点」を作成しました
                          (学校教育課)

 〔2〕「ならっ子みんなでワクワク時間」の開催
                          (学校教育課)

【 はっしん!みんなの夢 】

 〔1〕「地球上の命を大切に」
            (橿原市立白橿北小学校 6年 森川 太一)

 〔2〕ビジネスアイディア「起きたの知らせます。」
               (県立五條高等学校 3年 中 有香)

 ☆特集☆ 南極だよりvol.3 ― 調査そして「南極授業」―
              (県立奈良高等学校 教諭 森田 好博)

【 知っておきたい 高校入試情報 】第10回

  特色選抜及び大和中央高校A選抜等の受検に当たっての注意事項
                          (学校教育課)


【 校訓を訪ねて 】第1回

  −学校統合により新たにできた校訓− 県立御所実業高等学校

【 おしらせ 】

 〔1〕まほろば・けいはんな科学ネットワーク
    第3回「科学のまちの子どもたち」フォーラムの開催
             (財団法人関西文化学術研究都市推進機構)

 〔2〕教育広報番組「教育ならニューズルポ」今後の放送予定
                        (県立教育研究所) 

【 報道発表資料 】【 編集後記 】

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【 巻頭言 】

  「創造性ってなんだろう」

                  奈良女子大学教授 杉峰 英憲

  「創造性」という言葉は大変魅力的な言葉です。「クリエイティビテ
 ィー」などというと、もっと魅力的に聞こえるかもしれません。それは、
 決まり切った毎日の生活から解き放たれて、何か自分だけの、自分らし
 い世界が見えてくる不思議な世界のことです。「創造性」の語に込めら
 れた憧れは、自分を取り戻す瞬間かもしれません。でも、「創造性」ほ
 ど教師を悩まし続けるものはないのです。「創造性」には、すばらしい
 建設力があると同時に苦しい破壊力もあるのです。
  ソクラテスはアテネの街角に立って青年たちに議論をふっかけ、正し
 いと思いこんでいるものごとの矛盾や行き詰まりを自覚させ、青年たち
 自身に自分で真理を発見させるという問答法を試みました。それは、青
 年たちが知識を作り出す手伝いをするという意味で「産婆術」と呼ばれ
 ました。ソクラテスは、この知識の萌え出ずる「創造性」の美しさに取
 り憑かれた人であったのでしょう。しかしこの美しい「創造性」は彼を
 死に至らしめました。それは、むしろ創造性の美しさの前になければな
 らない論駁される苦しみと惨めさが後に続く美しさを圧倒したからなの
 でしょう。真理の発見のすばらしさより、論駁の苦しみからの回避を人
 々は選んだに違いありません。
  大学には、「学生による評価」なるものが幅をきかせています。最近
 は、一途に「わかりやすい授業がいい授業」とのみ思いこんでしまって
 いる節もあります。そこには、「黙って座っていれば鼻からシッポまで
 全部わかる」授業がいい授業といわんばかりの傲慢さが見え隠れしてい
 ます。だから授業に興味が湧くのだそうです。そこにあるものは、苦し
 みを回避して、元々あった自分の興味の、怠惰で無自覚的な肥大化現象
 に他ならないと私は思うのですが。
  このようなことをつい学生に話してしまった後で、わかりやすい授業
 は、「自分の考え方の枠に合うものを拾っているだけ」と書いてくれた
 学生がいました。私はそこまでは言わなかったのですが。ソクラテスだ
 ったらなんと言うでしょう。「常識」に執着した賢人育成のための「わ
 かりやすい授業」とでも言うかもしれません。
  子どもたちを前にして、わかりやすい授業をすることは常識で当たり
 前のこと。しかしそれだけでは教師の仕事とはいえません。実に、わか
 りやすさを一途に追究するところには、「創造性」の対極にある興味の
 固定化や形骸化が出現してしまいます。本当に追究しなければならない
 授業は苦しみを含んだ「美しい授業」と思います。私は、やはり、授業
 は「芸術的」であるはずであると思うのです。ですから、「創造性」を
 教師は永遠の憧れとして追究するのでしょう。


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【 教育委員会の動き 】

 〔1〕「平成22年度学校教育の指導の重点」を作成しました

                           学校教育課

    本県の学校教育の充実・振興を目指し、昨年度、奈良県の中長期
   的な方針として示した「奈良県学校教育の指導方針」に基づき、
   「平成22年度学校教育の指導の重点」を作成しました。市町村教育
   委員会や各幼稚園・学校に対して、学校教育が目指す目標と、その
   達成に向けた平成22年度の学校教育の指導の重点を示したものです。

    ○「平成22年度学校教育の指導の重点」について
      「全国学力・学習状況調査」など各種調査結果等から見え
     てくる本県の子どもたちの姿を分かりやすくグラフで表し、
     それらの結果も踏まえて、平成22年度の指導の重点をそれぞ
     れ校種別に表し、リーフレットとしてまとめました。
      県教育委員会のスローガンである、「愛を基盤として、知
     力・体力・忍耐力を身に付けて、正々堂々と生きる子どもを
     育てる」を明示し、知・徳・体それぞれで重点的に取り組む
     ことを示しました。
      特に、本県の課題となっている子どもの規範意識や社会性
     の育成に向け、「豊かな人間性の育成」の内容に、新たに実
     施する事業等を示すとともに、今日的な教育課題に対応する
     ため、学校教育全体を通して取り組む教育活動として「道徳
     教育の充実」など5つを示しました。
 
    ○「奈良県学校教育の指導方針」及び解説編、「平成22年度学校教
     育の指導の重点」は、こちらからご覧いただけます。
     http://www.pref.nara.jp/secure/22820/H22kaisetu.pdf
     http://www.pref.nara.jp/secure/22820/H22sidoujyuuten.pdf

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 〔2〕「ならっ子みんなでワクワク時間」の開催

                           学校教育課

    過去3回の全国学力・学習状況調査の結果を基に、4、5歳の幼
   児から小学校低学年の児童とその保護者を主な対象として、基本的
   な生活習慣を身に付けることや学習習慣を身 に付けることの大切さ
   を啓発するため、昨年12月、本年1月の2回、ならファミリー6階
   専門店街円型ドームで「ならっ子みんなでワクワク時間」を開催し
   ました。
    当日は、全国学力・学習状況調査の結果概要や県教委が作成した
   家庭教育7か条などのパネル展示と奈良子どもの本連絡会の方によ
   る絵本の読み聞かせを行いました。また、近畿高等学校総合文化祭
   のマスコットキャラクター、ブンタ君やナラちゃん、1月には平城
   遷都1300年祭のマスコットキャラクター、せんとくんも登場して会
   場を盛り上げました。
    次回は、3月7日(日)にライフ御所店前ちびっこ広場にて開催
   します(雨天中止)。多くの方の参加をお待ちしています。

   ○「ならっ子みんなでワクワク時間」の詳細については、こちらか
    らご覧いただけます。
     http://www.pref.nara.jp/secure/22820/narakko.pdf

   ■ お問い合わせ先
     県教育委員会事務局学校教育課義務教育係
     TEL 0742-27-9854  FAX 0742-23-4312
 

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【 はっしん!みんなの夢 】

 〔1〕「地球上の命を大切に」

             橿原市立白橿北小学校 6年 森川 太一 

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    橿原市立白橿北小学校6年生の森川太一さんは、「平成21年度小
   中高校生の『いのちの大切さ』に関する啓発標語及びポスター」の
   ポスターの部において、最優秀賞を受賞しました。

  ○森川太一さんの作品は、次の「平成21年度小中高校生の『いのちの
   大切さ』に関する啓発標語及びポスター」でご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/inochipos2009.pdf
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    命の大切さや平等ということを考えたとき、ぼくの頭に一番に思
   いうかんだのは、世界中の人々や動物などの命を尊重することや手
   と手を取り合って支え合うこと、そしてちがいを認め合うというこ
   とでした。
    ぼくは、学校生活の中でうれしいことや悲しいことがあれば、そ
   れらを友達と分かち合いたいといつも思っていて、そのためには、
   友達の立場を尊重し、いつもお互いに思いやりの心を忘れずに生活
   していくべきだと考えています。
    また、ぼくの学校にはチャボがいます。チャボを見ていると心が
   いやされます。そこから動物やその他の生き物のことを考え、しっ
   かりと世話をしなければならないと思うようになりました。
    ぼくは、これらの思いを絵の中で表現したいと思い、今回のポス
   ターの絵を描きました。絵に描くと、言葉では分かりにくいことで
   も一目で理解してもらえると思ったからです。この絵を見てくださ
   ったみなさんに、「みんなで助け合い誰もが幸せになってほしい」
   というぼくの願いを感じてほしいです。また、地球上に住んでいる
   動物などと共に生きることの大切さを感じ、温かい気持ちになって
   ほしいと思います。
    ぼく自身もこの絵を描く中で、命の大切さについてもう一度考え
   ることができ、本当によかったと思いました。

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 〔2〕ビジネスアイディア「起きたの知らせます。」

                県立五條高等学校 3年 中 有香

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   県立五條高等学校3年生の中有香さんは、「全国高等学校第8回
   ビジネスアイディア甲子園2009」において、準グランプリを受賞し
   ました。

   ○ 本文中の五條高校「オリジナル商品」や、受賞アイディアの賞
    品のデザイン案等は、表彰式当日に行われたプレゼンテーション
    資料からご覧いただけます。
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/ideakoushien.pdf
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    私は、五條高校商業科で学んだ3年間、教室での勉強だけでなく、
   古い町並みの残る五條新町通りで行われる関西最大級のフリーマー
   ケット「かげろう座」での商業科としての活動にも力を入れてきま
   した。中でも五條高校「オリジナル商品」のデザインや素材、原価、
   利益などを考える商品開発や、五條高校賀名生分校で育てた野菜や
   花の苗の販売のための仕入れなどには力が入りました。 
    今回、これらの経験を生かし、この「ビジネスアイディア甲子園」
   に応募しました。
    私が今回のアイディアを思いついたのは、弟がまだハイハイしか
   できなかった頃、母が昼寝をさせて家事をしていると、弟が知らな
   い間に階段から落ちてしまったという出来事をふと思い出したこと
   がきっかけでした。
    赤ちゃんをこうした事故から守るためにどんなことが出来るか調
   査するうち、最近、心拍数を計測する機能が付いている時計など身
   体の状態を知らせてくれる商品がいろいろ開発されていることに気
   づきました。さらに調べていくと、人間は寝ている時と起きている
   時では心拍数に変化があることがわかりました。
    このようなことから、心拍数の変化で、赤ちゃんが起きたことを
   センサーが察知し、音や振動でお母さんに知らせる方法はどうかと
   考えました。
    赤ちゃんが身に付けるということで、商品化する上では、素材に
   ついては肌にやさしいものであること、衛生面からは洗濯が可能な
   ものであること、安全面からは赤ちゃんが口の中に入れないように
   商品の幅を広くすること、使いやすさの面からはマジックテープな
   どで、取り外しが簡単であることなどが求められます。お母さんが
   身に付ける方には、ブレスレット型のおしゃれな腕時計のようなデ
   ザインで、赤ちゃんを傷つけない素材であることや家事ができるよ
   うに防水加工することなどを考えました。
    このような商品があれば、大人が気付かないうちに起こる、赤ち
   ゃんの怪我や危険を未然に防ぐことができると思います。
    表彰式では、受賞者が今回のアイディアに関するプレゼンテーシ
   ョンを行いました。大学の先生からいただいた講評の中で、高齢化
   が進む現在、赤ちゃんという視点を老人にも広げては、というご意
   見をいただきました。このような製品はまだ開発されていないので、
   何らかの形で私のアイディアが商品になったら嬉しいです。

  ○県立五條高等学校のホームページは、こちらからご覧いただけます。
   http://www.gojo-h.ed.jp/


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  ☆特集☆ 南極だよりvol.3 ― 調査そして「南極授業」―

               県立奈良高等学校 教諭 森田 好博

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   ラングホブデの湖沼や地球影、ブリザードの向こうに見える「新・
  しらせ」等、森田先生撮影の画像はこちらからご覧いただけます。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/nankyoku3.pdf

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    「新・しらせ」の中では顕微鏡で南氷洋の海洋プランクトンを観
   察してみようと計画していましたが、船酔いがひどく、できる状態
   ではありませんでした。更に困ったことに、昭和基地へは、ヘリで
   移動したのですが、実験に使うために持ってきたメスシリンダーを
   荷物のダンボールの中で破損してしまいました。南極では、自分で
   使う器具は全部自分で持ち込まなくてはいけません。これについて
   は幸いにも、環境科学棟にあった同じようなものをお借りでき、助
   かりました。
    東オングル島にある昭和基地の近くでの調査では、持参したプラ
   ンクトンネットを使い、海や湖沼でそれなりに写真や動画も撮影で
   きたのですが、2週間にわたり苔や土壌中からトビムシやクマムシ
   は調査したものの一匹も見つけることができませんでした。そこで、
   ラングホブデという場所にヘリで移動し、採取した苔のマットから
   顕微鏡で探すこと3日、やっと念願のクマムシを見つけることに成
   功しました。急いで、写真や動画で記録したのですが、気がつけば
   実に奈良高校の「南極授業」の5日前のことでした。
    1月26日の奈良高校の「南極授業」前日は緊張してあまり眠れま
   せんでした。当日の朝、授業が始まり、持参した「せんとくん」の
   人形を紹介しますと、大きな歓声が昭和基地のスタジオに返ってき
   ました。2か月ぶりに生徒の皆さんや先生方のお顔がモニター越し
   に見え、緊張がほぐれました。あっという間に2時間の授業が終わ
   り、終了後、担当している1年9組の皆さんよりエールを送られた
   とき、胸に熱いものがこみあげてきました。時差6時間、1万4千
   キロメートル離れた、奈良と南極が衛星回線で結ばれていることを
   実感した瞬間でした。
    普段の空き時間は、常にカメラを持ち歩き、建設作業や土木作業
   の現場でお手伝いもしながら、空を見上げては、彩雲やグリーンフ
   ラッシュ(※1)、地球影(※2)などの現象の写真を撮影してい
   ます。また、天気の良い日にはスノーモービルで海氷に出かけ、水
   深26mの海底に水中カメラをくくりつけて、海底の動画を撮影して
   もらったりしています。今後はしらせ氷河の上空から GPSを投下す
   る作業に同行させていただく予定です。しらせ氷河は南極大陸でも
   最も流れの早い氷河で1年に3kmほど移動することで有名です。
   GPS を投下するのは、この流れの速さを観測することを目的として
   います。
    2月になり、昭和基地にはブリザードが多く吹き荒れるようにな
   りました。南極の短い夏が終わりを告げようとしています。

  (※1)「地球影」は南極以外の地域でも観察できる現象ですが、南
      極は大気がきれいなため、晴れている日であれば、毎日観察
      できます。地球の影が氷海上にだんだんと伸びていき、大気
      がスクリーンになり、(明るいピンク色の帯には太陽が、あ
      たっていますが)その下に地球の影(アースシャドウ)が見
      えます。

  (※2)「グリーンフラッシュ」は日没寸前に、地球の表面の大気が
      プリズムの役割をして、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の光の
      7つの色のうち、黄色より短い、緑の光が、またたくように
      見える現象です。見えることが珍しいので、ハワイではこれ
      を見ると、幸せになるという言い伝えがあるそうです。写真
      ではわかりにくいですが、太陽全球がはっきりと緑色に見え
      ます。また、一瞬ですが紫色がまたたくようにも見えました。


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   第51次南極極地観測隊に同行し撮影した画像を、県立奈良高等学校
  森田先生よりご提供いただき、県教育委員会ホームページにアップし
  ました。ご自由にダウンロードしていただけます。
   学校や家庭でご活用ください。
  http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/nannkyoku/index.htm
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 【 知っておきたい 高校入試情報 】第10回

   特色選抜及び大和中央高校A選抜等の受検に当たっての注意事項

                           学校教育課

   高校入試が目前となりました。今回は、特色選抜及び大和中央高校
  A選抜等の受検に当たっての注意事項をお知らせします。

  1 検査日等について
   (1) 特色選抜の検査日は2月18日(木)、2月19日(金)です。た
    だし、検査日が2月18日または2月19日のどちらか1日のみの学
    科(コース)があります。詳細は、「平成22年度奈良県立高等学
    校入学者選抜高校別実施概要」等で確認してください。
     大和中央高校A選抜の検査日は2月18日(木)、2月19日(金)
    です。
     十津川高校中高一貫教育に関する選抜及び帰国生徒等特例措置
    の検査日は2月18日(木)です。
   (2) 検査実施日や集合時刻、検査の時間割等は高校によって異なり
    ますので「平成22年度奈良県立高等学校入学者選抜高校別実施概
    要」等で確認してください。
     なお、面接や実技検査の実施日程の詳細について、高校から別
    途指示する場合があります。

  2 持参品について
   (1) 持参品は、受検票、筆記用具、直定規、コンパス、上ばきです。
    ただし、三角定規、分度器、分度器付きの定規、計算機、計算機
    付きの用具などは持参してはいけません。高校によっては持参品
    が異なりますので、必ず「平成22年度各選抜における受検者への
    注意事項」(http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-16824.htm)
    で確認してください。
     なお、実技検査を実施する学科(コース)においては指示され
    たものを持参してください。
   (2) 下敷きを持参する場合は、無地のものに限ります。
   (3) 検査中の筆記用具などの貸し借りはできません。
   (4) 「弁当」の要・不要については、出願時に高校から指示があり
    ますので、その指示に従ってください。
   (5) 高校では湯茶の準備はしません。必要であれば各自で持参して
    ください。
   (6) 高校によっては、検査場に時計が設置されていない場合もあり
    ます。必要であれば時計を持参してください。
   (7) 携帯電話等、検査に不必要なものは持参してはいけません。
 
  3 その他
   (1) 検査開始後10分以上遅刻した場合は、受検できません。遅れな
    いように余裕をもって検査会場に着くようにしてください。
   (2) 検査当日、英単語や漢字などの書かれている私服や筆記用具を
    用いないようにしてください。

  ○その他、高校入試に関する情報はこちらからご覧いただけます。
   http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-14157.htm


  ■お問い合わせ先 
    学校教育課学事係 TEL 0742-27-9851 FAX 0742-23-4312


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 【 校訓を訪ねて 】第1回

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  校訓には、それぞれの学校の理念や目標、子どもたちへの願いなどが
 込められています。今号からは、県内の各学校の校訓や校訓の謂われ等
 をシリーズでお伝えしていきます。
  このシリーズを通じて皆さんに学校への関心や理解を深めていただけ
 れば幸いです。
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   −学校統合により新たにできた校訓− 県立御所実業高等学校

   ○校訓      「至誠」「創造」「堅忍」

   ○校訓の意味 「至誠」(しせい) きわめて誠実なこと
            「創造」     新しいものを初めてつくり
                     だすこと
            「堅忍」(けんにん)つらいことに堪え忍ぶこと

   ○校訓の制定時期 平成19年4月1日
            (同年4月11日第1回入学式を行いました。)

   ○校訓にまつわる逸話
     県立御所実業高校は、平成19年4月に県立御所工業高校と県立
    御所東高校が統合して誕生しました。3つの校訓のうち、「至誠」
    は御所東高校の、「創造」は御所工業高校の校訓から引き継ぎ、
    その伝統を伝えています。
     そして新たに、御所東高校の校訓であった「忍耐」と御所工業
    高校における「ものづくり」の精神として受け継がれてきた「継
    続は力なり」の思いを込めた、「堅忍」を加え、御所実業高校の
    校訓ができました。

   ○御所実業高等学校の校訓碑写真はこちら
    http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/gosejitu-hi.pdf

   ○御所実業高等学校のホームページは、こちらからご覧いただけま
    す。
    http://www.pref-nara.ed.jp/gihs/

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【 おしらせ 】

 〔1〕まほろば・けいはんな科学ネットワーク
    第3回「科学のまちの子どもたち」フォーラムの開催

              財団法人関西文化学術研究都市推進機構

    青少年の教育(学校教育を含む。)及び生涯教育に関係する方々
   を対象に、研究者と市民の双方向のコミュニケーションである「科
   学コミュニケーション」をテーマとするフォーラムを開催します。

  ○日時等:平成22年2月27日(土)
        午後1時30分〜4時30分(開場 午後1時、無料)
  ○会 場:(財)国際高等研究所 レクチャー・ホール
        〒619-0225 京都府木津川市木津川台9丁目3番地
  ○プログラム:
    基調講演 「市民と科学、市民の科学」
         池内 了 (総合研究大学院大学教授)
    パネルディスカッション〜科学コミュニケーションをめぐって〜            
    (コーディネータ)
      横山 広美 (東京大学大学院理学系研究科准教授)
    (パネリスト)
      平川 秀幸 (大阪大学コミュニケーションデザイン・セン
             ター准教授)
      萩原 吾郎 (科学工作・実験グループG代表、奈良県公立
             学校教諭)
      西川 雅弘 (きっづ光科学館ふぉとん館長、大阪大学名誉
             教授、大阪大学大学院工学研究科特任教授)
      田中 智子 (京都大学研究員、元ATR波動工学研究所研
             究員)
  ○定 員:120名
  
  ■お申し込み等、詳しい情報はこちらからご覧いただけます。
   http://mk-kagaku.com/event/forum.html


 〔2〕教育広報番組「教育ならニューズルポ」今後の放送予定

                          県立教育研究所 

    奈良テレビ放送(55ch デジタル29ch)
    毎週水曜日 18:25〜18:30放映 

     2月17日 「教育セミナー2009」
            県立教育研究所

     2月24日 「教育セミナー2009」(再)
            県立教育研究所

     3月3日 「万葉かるた会」
            県立万葉文化館

     3月10日 「万葉かるた会」(再)
            県立万葉文化館

   ■過去に放映された番組は、次のページで動画配信中です。
    http://www.nara-c.ed.jp/multi/month/bangumi.html

     1月6日 奈良大好き世界遺産学習
            奈良市教育委員会

     1月13日 もちつき大会
            橿原市立橿原中学校

     1月20日 新春お茶会
            天理市立井戸堂幼稚園

     1月27日 平成21年度奈良県道徳教育県民フォーラム
            奈良県教育委員会
            奈良県道徳教育研究協議会
            奈良県道徳教育振興会議


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【 報道発表資料 】1月27日〜2月14日

 ■2010年01月27日 暴力行為発生件数と体力テストの分析結果
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33341#itemid33341

 ■2010年01月29日 選抜大会出場校への知事・教育長メッセージ
  http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=33326#itemid33326

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【 編集後記 】

  いよいよバンクーバーオリンピックが始まりました。オリンピックを
 「五輪」の略称で呼ぶのは、シンボルマークの5つの輪と宮本武蔵の兵
 法の書である「五輪書」とに由来するとか。
  テレビの前の私たちにも、正々堂々、真剣勝負する選手たちの熱い気
 持ちが伝わってきます。勝っても負けても、ここまで一生懸命目標に向
 かってがんばってきた選手たちを讃えたいですね。


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  ただきます。
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