「E-夢 はっしん!」 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
≪ 第 175 号 ≫ ![]() |
|||||||||||||||
発行:奈良県教育委員会事務局 企画管理室 | |||||||||||||||
-◆-◇◆◇- 目 次 -◇◆◇-◆- | |||||||||||||||
【 巻頭言 】 夏休みの宿題から~現代っ子の傾向は~ (企画管理室 参事 山田 均) 【 教育委員会の動き 】 〔1〕平成23年度奈良県・奈良市・大和高田市公立学校 教員採用候補者選考試験第1次試験 結果発表 (教職員課) 〔2〕「いきいき学校掲示板!」の作品を募集しています (企画管理室) 【 今 学校では... 】 第26回アビリンピック奈良大会入賞に思う (県立高等養護学校 校長 池口 敬正) 【 高校入試インフォメーション 】第4回 高校入試Q&A(その2) (学校教育課) 【 近畿高総文祭だより 】第3回 部門紹介(2)~演劇、書道、美術・工芸~ (第30回近畿高等学校総合文化祭実行委員会) 【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その6- ★今号のレシピは「七色お和え」★ 【 お知らせ 】 〔1〕夏休みこども考古学講座「琴をつくろう」の参加者を募集してい ます (橿原考古学研究所附属博物館) 〔2〕「なら教育リポート ~まなびだより~」の今後の放送予定 (県立教育研究所) 【 報道発表資料 】【 編集後記 】 |
|||||||||||||||
【 巻頭言 】 目次に戻る | |||||||||||||||
夏休みの宿題から~現代っ子の傾向は~ 企画管理室 参事 山田 均 8月も半ばを過ぎ、長い長いと思っていた夏休みも残り少なくなって きたと感じる頃になりました。私が小学生だった頃は、たまっていた夏 休みの宿題がその存在感を増してくる時期でもありました。 ところが、最近の小学生は、そうではないようです。夏休みの宿題を 「最後にまとめてやった」という小学生は10人に1人だけ。約4割が 「少しずつ計画的に」、約3割は「最初にまとめて」やったということ です。これは、ベネッセ教育研究開発センターが全国の小学生の母親に 行った調査結果です。 私のような、お決まりの駆け込み組は、もはや今時の小学生からみれ ば、圧倒的な少数派になっているようです。 ただ、この結果から、直ちに小学生が自立的、自主的に夏休みを送る 力がついてきたとは言い切れないようです。それは、全母親のうち7割 が「宿題をしなさい」と声をかけ、半分以上が「ドリルのまるつけ」を し、4分の1が「宿題の計画を立ててあげた」と答えているからです。 実は、同じような傾向は、昨年度、県教育委員会が小学3年生と6年 生の保護者を対象に行った「子育てアンケート」の結果にも現れていま した。このアンケート結果では、小学生の95%以上は毎日決まった時 間に起床はしていますが、自分で起きているという小学生は50%を下 回っています。 少子化のせいでしょうか、保護者が子どもにしてあげることが多くな っているように思います。その分、保護者に依存している子どもが増え ているのではないでしょうか。子ども自身ができることを増やし、子ど もの自立につながるような子育てが必要だと思います。夏休みは、そん な子育てのチャンスだと思います。 |
|||||||||||||||
【 教育委員会の動き 】 目次に戻る | |||||||||||||||
〔1〕平成23年度奈良県・奈良市・大和高田市公立学校 教員採用候補者選考試験第1次試験 結果発表 教職員課 平成22年8月10日午前10時、奈良県庁正面掲示場にて、第1次試 験合格者の受験番号を発表しました。合格者の受験番号は、1次試 験の結果概要と共に下記の教職員課 Webページ上でもご覧いただけ ます。 http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1695.htm なお、第2次試験は、県立西の京高等学校において、8月21日 (土)に小学校実技試験(音楽・体育)を、22日(日)に中学校実 技試験(音楽・美術・体育)と高等学校実技試験(美術・体育)を 行います。また、県立二階堂高等学校において、8月25日(水)~ 28日(土)に、筆記試験(教科等専門)、小論文、適性検査と個人 面接(模擬授業を含む)を行います。 ________________________________ 〔2〕「いきいき学校掲示板!」の作品を募集しています 企画管理室 学校生活における子どものいきいきとした姿や、保護者や地域の 方々とふれあう姿などを、多くの方々に知っていただこうと、県教 育委員会の Webページに、各園・学校から寄せられた写真や作文を 掲載する、「いきいき学校掲示板!」のコーナーを設けています。 これから秋にかけては学校行事も目白押し。感動の瞬間や体験を ぜひ記録にとどめ、ご応募ください。 応募作品の中から、優秀作品(最優秀賞、優秀賞、佳作)を選考 し、表彰・報道発表いたします。 なお、前年度の「自慢のワンシーン」最優秀作品の一葉は、『県 民だより』7月号の表紙に取り上げられました。 〈募集の概要〉 ○募集作品部門 「自慢のワンシーン」部門 園(所)・学校での活動の様子や自慢の風景などの写真(3 枚以内)にタイトルをつけ、 100字程度のコメントをつけた もの。 「感動のエピソード」部門 園(所)・学校生活の中から生まれた心温まるエピソードや 感動が伝わる子どもたちの作文を 600字程度にまとめ、タイ トルをつけたもの(写真1枚の添付も可)。 ○応募締切 平成22年11月30日(火) ■詳しい募集内容や応募方法は、次のページをご覧ください。 http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-20475.htm ■お問い合わせ先 企画管理室 TEL 0742-27-9830 FAX 0742-27-2985
|
|||||||||||||||
【 今 学校では... 】 目次に戻る | |||||||||||||||
第26回アビリンピック奈良大会入賞に思う 県立高等養護学校 校長 池口 敬正 本校は、昭和51(1976)年に、全国で初めて高等養護学校という名称 で開校しました。本年度は、「命を大切にする心を育む(思いやりの心・ いたわりの心をもつ)」を教育目標の基本理念として、生徒の「社会自 立」「職業自立」に力を注いでいます。さまざまな学習を通して、達成 感、充実感、自己有用感、使命感等を味わい、働く幸せが感じられた時 にこそ、主体的にやる気持ちや人と交わる力、それにハンディを含めた 自分を理解する力が育つものだと考え、さまざまな工夫を凝らしながら 授業や行事等に取り組んでいます。 7月28日には、県立高等技術専門校で、「第26回奈良県障害者技能競 技大会」が開催されました。この大会はアビリティ(能力)とオリンピ ックを合わせて「アビリンピック」とも呼ばれています。本校からは生 徒13名が「パソコンデータ入力」「喫茶サービス」「ビルクリーニング」 の3種目に出場しました。「ビルクリーニング」は本年度より新たに加 わった競技種目で、本校としても初めての挑戦であり、本校学校評議員 (「NPO法人ならチャレンジド」理事長)からの温かい応援も受けな がら、生徒・職員が準備・練習を重ねて挑みました。その結果、おかげ をもちまして、「ビルクリーニング」種目では優勝(知事賞)、準優勝 (奨励賞)に輝き、「パソコンデータ入力」種目においても優勝(知事 賞)という栄誉を手にすることができました。受賞した3名は、10月15 日から横浜市で開催される全国大会へ出場させていただきます。ご支援 ・ご協力に心よりお礼申し上げます。 今大会の成績は、学校生活で身に付けた生徒の力を認めていただいた 結果であるとうれしく思うと同時に、本校の取組を後押ししていただく ことになったと感謝もしているところです。 今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 ■県立高等養護学校の Webページはこちらからご覧いただけます。 http://web1.kcn.jp/koutouyougo-nara/ |
|||||||||||||||
【 高校入試インフォメーション 】 目次に戻る | |||||||||||||||
高校入試Q&A(その2) 学校教育課 高校入試Q&Aシリーズの第2回は、特色選抜における作文・小論文 についてです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〔Q1〕 特色選抜における作文・小論文は、どのような検査ですか。 →A1 作文・小論文は、各学校・学科(コース)の特色に応じた課 題を設定して実施します。9月中旬に各中学校に配布する冊子 「高校別実施概要」に、各学校の検査内容に関する簡単な説明 を掲載していますので、確認してください。(9月中旬に学校 教育課のWebページにも掲載します。) 作文・小論文には、与えられた文章や資料から読み取った内 容に基づいて自分の考えや意見などを書かせ、思考力、判断力、 表現力等をみる問題のほか、高校によっては、それに加えて教 科の基礎的・基本的な知識・理解を問う問題などもあります。 〔Q2〕 今までに作文・小論文で出題された問いを、詳しく教えてく ださい。 →A2 平成22年度入試に出題された問題の中から一部を紹介します。 ○ 高校に入学した4月にクラスのシンボルマークを決めるとい う設定。資料としてシンボルマークが3つ与えられ、その中か ら1つを選び、自分が作成したものとして、クラスのみんなの 前で提案するための原稿を書く。〈平城高校〉 ○ 野球の練習方法について書かれた文章を読み、「筆者の考え に対して、自分が考えたことや感じたこと」、「今までに自分 が『壁を乗り越えよう』として、考えたり工夫をしたりしたこ と」、そして「高校入学後に自分が取り組みたいこと」を3段 落構成で述べる。〈添上高校〉 ○ 40年ほど前に書かれた『サザエさん』(長谷川町子作)の4 コマ漫画を読み、漫画から読み取ったことを書き、さらに、そ れと関連させ、「今の社会」についてテーマを設定して論じる。 〈畝傍高校〉 なお、各県立高校の作文・小論文の検査問題等については、県庁東棟 1階にある県政情報センターで閲覧することができます。(著作権の関 係で問題の一部が公表できないものもあります。) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■高校入試に関するさまざまな情報は、次の Webページからご覧いた だけます。(「平成23年度県立高校入学者選抜Q&A」のページも あります。) http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-17266.htm ■お問い合わせ先 学校教育課学事係 TEL 0742-27-9851 FAX 0742-23-4312 |
|||||||||||||||
【 近畿高総文祭だより 】第1回 目次に戻る | |||||||||||||||
奈良県で開催する第30回近畿高等学校総合文化祭。今回は演劇、書 道、美術・工芸の3つの部門について紹介します。 <演劇> 総合芸術である演劇には、文学・美術・音楽・ダンスなど、様々な 要素が含まれています。そして役者・スタッフ・観客が、一体となっ て、不思議な空間を生み出します。生徒たちは肉体と肉声を使って、 全身で自分たちの思いを表現しようと取り組んでいます。近畿高総文 祭では多くの方に演劇の魅力に触れてほしいと思います。 ○開催日:平成22年11月19日(金)~21日(日) ○場 所:田原本青垣生涯学習センター弥生の里ホール <書道> 楷書・行書・草書・隷書(れいしょ)・篆書(てんしょ)・仮名・ 漢字仮名交じりの書・※篆刻(てんこく)などの魅力ある作品が多数 出品されます。また、奈良県の各校書道部の作品も展示します。生徒 たちの思いのこもった作品をご覧いただければ幸いです。 ※篆刻(てんこく)・・・石などの印材に字を彫ること。 ○開催日:平成22年11月12日(金)~14日(日) ○場 所:奈良県文化会館 <美術・工芸> 美術・工芸部門では、平面から立体作品まで様々な作品を展示しま す。生徒たちの力作を是非、ご鑑賞ください。交流会では、奈良・唐 招提寺ゆかりのうちわ作り体験も予定しています。 ○開催日:平成22年11月12日(金)~14日(日) ○場 所:奈良県文化会館 ■近畿高等学校総合文化祭の Webページはこちらからご覧いただけます。 http://www.pref.nara.jp/secure/47881/index.html |
|||||||||||||||
【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その6- 目次に戻る | |||||||||||||||
子どもたちが郷土を理解し食文化を伝承していくための資料「奈良県 の郷土料理集」(県教育委員会作成)の中から、料理レシピをピックア ップしてお届けしています。
〔ちょっと一言〕 旬の7つの野菜(なす、かぼちゃ、さやいんげん、ごぼう、にんじん、 みょうが、ずいきなど)をみそとごまで和えた「七色お和え」は、真言 宗のお盆のお供え料理の一つでもあります。 |
|||||||||||||||
【 お知らせ 】 目次に戻る | |||||||||||||||
〔1〕夏休みこども考古学講座「琴をつくろう」の参加者を募集してい ます 橿原考古学研究所附属博物館 弥生時代や古墳時代の遺跡から木製の琴が出土しています。今回 の講座では、これらの木製の琴をモデルにした琴作りを行います。 現代の琴と異なる、昔の琴はどんな音がしていたのでしょうか。 ぜひご参加ください。 日 時:8月21日(土)・22日(日) 午前10時~午後4時まで 会 場:橿原考古学研究所附属博物館、橿原市千塚資料館 対 象:小学校(部)4~6年生の児童30人(2日間とも参加で きる人) 申込方法:電話でお申し込みください。〔先着順受付〕 橿原考古学研究所附属博物館 0744-24-1185(代表)
________________________________ 〔2〕「なら教育リポート ~まなびだより~」の今後の放送予定 県立教育研究所 奈良テレビ放送(55ch デジタル29ch)の番組「ゆうドキッ!」 (17:45~18:30放送)の中で、毎月2、3回(水曜日の18:20~18:25 頃)放送します。 ○8月25日(水) 夏休み企画 高校生リポート~平城遷都1300年祭 Part2~ ※平城遷都1300年祭平城宮跡会場の様子を高校生が現地リポ ートします。 ■過去の放送分は次の画像をクリックするとご覧いただけます。↓
|
|||||||||||||||
【 報道発表資料 】 ◇8月1日~8月12日◇ 目次に戻る | |||||||||||||||
■8月10日 平成23年度教員採用試験第1次試験の結果 http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=35073#itemid35073 |
|||||||||||||||
【 編集後記 】 目次に戻る | |||||||||||||||
早朝、蝉しぐれの中、近所の神社の境内では夏休み恒例のラジオ体操 が行われています。少子化の影響で一時は小学生が減りさみしくなって いましたが、今では近隣の高齢者の方々も参加されて、にぎやかさを少 し取り戻し、日頃話す機会の少ない近所の方々と子どもたちとのちょっ とした交流の場となっています。 夏休みが終わっても、このつながりを大切にしたいものですね。 |
|||||||||||||||
________________________________ ◎「E-夢 はっしん!」ウェブページは、こちらへ。 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/eyumeweb/mailmagaweb1.htm ◎本県の教育に関するご提言、ご意見をお寄せください。 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/message31.htm *お寄せいただいたご提言、ご意見は今後の教育行政の参考にさせてい ただきます。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンのレイアウトが崩れて見える場合の対処法について は、こちらへ。 http://help.mag2.com/000047.html ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ!」を利用して発行しています。 http://www.mag2.com/ 「ウィークリーまぐまぐ!」の配信が不要な場合は、こちらで解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.pref.nara.jp/kyoikuk/mailmaga/ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 発行:奈良県教育委員会事務局 企画管理室 〒630-8502 奈良市登大路町30番地 TEL 0742-22-1101(代表) 内線 5353 0742-27-9830(直通) mail:kyoikuk@office.pref.nara.lg.jp ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ |