「E-夢 はっしん!」 | |||||||||||||||||||||||||
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≪ 第 181 号 ≫ ![]() |
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発行:奈良県教育委員会事務局 企画管理室 | |||||||||||||||||||||||||
-◆-◇◆◇- 目 次 -◇◆◇-◆- | |||||||||||||||||||||||||
【 巻頭言 】 子どもたちを育てるネットワークを活かす 奈良教育大学 教授 小柳 和喜雄 【 教育委員会の動き 】 奈良県民教育フォーラムを開催します 企画管理室 【 今 学校では... 】 「あきになったね きもちがいいね」-小学校生活科- 学校教育課 【 はっしん!みんなの夢 】 「空へ」 県立盲学校高等部普通科3年 川添 愛 【 近畿高総文祭だより 】第9回 たくさんの方々にご来場いただきありがとうございます 第30回近畿高等学校総合文化祭実行委員会 【 高校入試インフォメーション 】第7回 定時制課程・通信制課程について 学校教育課 【 奈良県の先生になろう!】 奈良県ディア・ティーチャー・プログラム(第3期) 第2回ワークショップについて 教職員課 【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その12- ★今号のレシピは「きらずのたいたん」★ 【 お知らせ 】 【 報道発表資料 】【 編集後記 】 |
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【 巻頭言 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
子どもたちを育てるネットワークを活かす 奈良教育大学 教授 小柳 和喜雄 全国で学力・学習状況調査が行われてすでに数年が経過してきました。これに 関わっては様々な意見があり、その取り扱いについても話題にされてきました。 また、子どもたちの教育と関わる学校以外の様々な機関や団体も、この間、子ど もたちの現実を目の当たりにし、教育情報をとらえ、さらに独自調査を行うなど しながら、子どもたちの課題と向き合うことへ目を向け、貢献・改善へと取り組 もうとされてきたと思います。 メディア環境が変わってきた、ここ10数年で素朴に感じるのは、このように社 会全体が、一層、子どもたちの教育に関心を寄せている、その思いが強くなって きていることです。 このような「うねり」を「つながり」に変え、「子どもたちを育てるネットワ ークに活かす」ことができないかというのが、最近、とくに感じていることです。 それぞれの機関や団体が、専門性や特色を活かして、またその責任の下に教育 活動に取り組む場合、1)それぞれが取り組みを自由に進め、結果として全体の 成果が上がるのを期待する(自由・創発的なネットワーク)、2)それぞれが進 めている取り組みを俯瞰して、お互いに情報を共有できる状況を作り、互いに調 整しながら全体として成果が上がるのを目指す(調整的ネットワーク)、3)目 的を決め、それに向けて、お互いの取組を意図的・計画的に重ね合わせ、全体と して成果が上がるのを目指す(計画的・組織的ネットワーク)、などが考えられ ると思います。 どのようなネットワークを選択していくことが、今この時期、そして今後、社 会として子どもたちを育てることに効果的となるのか、これらを考えて行けたら と思います。皆様と共に、多様な視点から「うねり」を「つながり」に変える方 策を考えられたらと思います。 |
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【 教育委員会の動き 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
奈良県民教育フォーラムを開催します 企画管理室
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【 今 学校では... 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
「あきになったね きもちがいいね」-小学校生活科- 学校教育課 生活科では、身近な自然を観察し季節の変化に気付いたり、自然の中で見つけ たものを使って遊んだり、集めたものを使って製作活動を行ったりするなど、児 童に自分と身近な人々や自然などとのかかわりに関心をもたせ、具体的な活動や 体験を通して生活上必要な習慣や技能を身に付けさせることで、自立への基礎を 養います。ここでは、天理市内のある小学校の1年生の授業を紹介します。この 事例は「奈良県小学校教科等指導資料」(生活)にも掲載しています。 秋の訪れを感じるころ、1年生が生活科「あきになったね きもちがいいね」 の学習を始めました。公園や野原などを散歩したり遊んだりすることをとおして、 児童は季節の変化や自然の不思議さに気付きます。集めた木の葉や実などの自然 物は、楽しい遊び道具へと変わっていきます。 先生が児童に言いました。 「今まで作った物を使って、『あきフェスタ』を開きましょう。」 児童たちの大歓声。 「前によんでもらったカレーパーティーのお礼に、幼稚園のみんなを招待し たいな。」 「招待状を出そうよ。」 「幼稚園のみんなが楽しめるように、どんぐりゴマや葉っぱのさかなつりコ ーナーを作ろう。」 「ススキをつけたかんむりや葉っぱと木の実で作ったお面も飾りたいな。」 児童たちの思いは、どんどん広がっていきます。 「あきフェスタ」の当日、はしゃぐ幼稚園児のそばに、嬉しそうな笑顔の小さ なお姉さん、お兄さんたちの姿が見られました。 「いっぱい遊べて楽しかったし、どんぐりの穴あけがじょうずだと言われて うれしかった。」 「幼稚園の子が、うれしそうな顔をすると、わたしもうれしくなったよ。」 「幼稚園の先生に『しっかりと話せたね。』とほめられたよ。」 季節を体感した楽しさや喜びを伝え合い交流するこのような取組を通して、児 童は、他者とかかわる喜びや楽しさを実感するとともに、「分かりやすく伝える こと」「相手の気持ちを考えること」など、コミュニケーション能力をはぐくみ 自立への基礎を養っていきます。 |
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【 はっしん! みんなの夢 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
10月15日に開催された第79回全国盲学校弁論大会全国大会において、優勝を果 たした県立盲学校の川添愛さんの原稿と声をお届けします。 |
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【 近畿高総文祭だより 】第9回 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
化祭は、それぞれの芸術・文化活動を発表し合い、熱戦を繰り広げ、交流を深め るなどの熱気に溢れる中、演劇部門を残すのみとなりました。 期間中はたくさんの方々にご来場いただきありがとうございます。 【演劇部門】田原本青垣生涯学習センター弥生の里ホールにて 平成22年11月19日(金) 9:20~ 9:30 開会式 9:30~ 上演 … ①奈良(奈良市立一条高等学校) ②大阪A ③和歌山 ④滋賀 ⑤大阪B ⑥兵庫A 平成22年11月20日(土) 9:30~ 上演 … ⑦徳島 ⑧兵庫B ⑨大阪C ⑩京都 15:30~ ⑪奈良(県立ろう学校) 平成22年11月21日(日) 9:30~ 上演 … ⑫福井 ⑬三重 ⑭鳥取 14:10~14:40 生徒交流会 14:50~18:00 講評 18:00~18:30 閉会式 生徒実行委員会をはじめとする高校生スタッフのおもてなしの心は最後まで尽 きません。 是非ご来場を、お待ちしております。 ■近畿高等学校総合文化祭の Webページはこちらからご覧いただけます。 |
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【 高校入試インフォメーション 】第7回 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
定時制課程・通信制課程について 学校教育課 今回は、平成23年度の定時制課程・通信制課程の入試及び定時制課程で実施す る成人特例措置について説明します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○ 定時制課程 ・ 奈良朱雀高校(機械科、ビジネス科) ・ 大和中央高校(普通科)※三部制(午前の部、午後の部、夜間の部) ・ 畝傍高校(普通科) ・ 五條高校(普通科) ・ 五條高校賀名生分校(農業・家政科)※昼間定時制 ・ 山辺高校山添分校(農業・家政科)※昼間定時制 ○ 通信制課程 ・ 大和中央高校(普通科) 定時制課程・通信制課程の入学者選抜の日程は、願書の受付が3月4、8日、 学力検査等が3月14日、合格発表が3月17日です。合格者数が募集定員に満た ない場合は、後日第2次募集による選抜を実施します。 なお、大和中央高校定時制課程については、「A選抜」「B選抜」「C選抜」 の枠組みで実施し、「A選抜」については、特色選抜と同時期の2月に実施し ますので、願書の受付が2月14、15日、学力検査等が2月21、22日、合格発表 が2月25日です。「A選抜」において、募集人員の 100%を募集し、「A選抜」 で合格者数が募集人員を満たせば、「B選抜」「C選抜」を実施しませんので、 注意してください。 ※定時制課程入学者選抜成人特例措置 この措置は、中学校を卒業し、平成23年3月末で20歳以上で「高校で学び たい」という方に、学習の機会を提供するための制度です。県立高校定時制 課程(五條高校賀名生分校、山辺高校山添分校を含みます。)における一般 選抜、第2次募集による選抜及び大和中央高校の「A選抜」「B選抜」「C 選抜」において、成人特例措置を実施します。(ただし、第2次募集による 選抜及び「B選抜」「C選抜」については合格者数が募集人員を満たせば実 施しません。) 検査は、作文と面接を実施し、総合的に合否を判定します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■高校入試に関するさまざまな情報は、こちらからご覧いただけます。 (「平成23年度県立高校入学者選抜Q&A」のページもあります。) ■お問い合わせ先 学校教育課学事係 TEL 0742-27-9851 FAX 0742-23-4312 |
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【 奈良県の先生になろう! 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
奈良県ディア・ティーチャー・プログラム(第3期) 第2回ワークショップについて 教職員課 奈良県ディア・ティーチャー・プログラムの第2回ワークショップが10月23日 (土)に県立教育研究所で行われました。今回は、リクルーターの池見繁先生が 第2回ワークショップの様子を報告します。 ********************************************************************* リクルーター 池見 繁(都跡小学校教諭) 第2回のメインテーマは、「子ども理解を深める」です。 まず、校種別に「今の子どもたちの特徴的な傾向について」、「子どもとの関 係づくり」というテーマでリクルーターによるパネルディスカッションを行い ました。 その後、各班に分かれディスカッションを行いました。受講生が子どもたち を理解するために心がけていること、それは「とにかくかかわる」ということ でした。その方法はというと・・・「ひたすら子どもたちに話しかけること」 や、「遊びの時間をもつこと」などでした。また子どもたちと接する際には、 「距離感をしっかりと保つこと」や、「一人の人間としてきちんと接すること」 に気をつけなければいけないという意見も出ていました。 ディスカッションを支援しながら、「受講生達は、教育実習や学校現場実習 などを通じて学校現場での経験を積み、たくさんのことを学んでいるんだな。」 と感じるとともに、私自身も「アンテナをしっかりと張って色々なことを柔軟 に吸収していかなければならないな。」と感じました。 また、くだけた雰囲気でざっくばらんに話しているのですが、教育について 語る受講生の目は輝き、学ぼう、伸びようとする姿勢が見えました。その気持 ちを忘れることなく現場で一緒に働ける日が来ることを期待しています。 全体的に見ても、第3期のディア・ティーチャー・プログラムは、各班が7 ~8名程度の少人数で編成されていることもあり、一人一人の発言回数が増え、 話し合いも活発で、議論も深まっている印象でした。 次回は11月13日(土)です。テーマは「保護者や子どもとの関係づくり」。 受講生がより有意義な活動をし、より多くのことを学んで現場に来てくれるよ う、精一杯サポートしていきたいと思います。 |
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【 おいしさ発見!ふるさと奈良レシピ 】-その12- 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
子どもたちが郷土を理解し食文化を伝承していくための資料「奈良県の郷土 料理集」(県教育委員会作成)の中から、料理レシピをピックアップしてお届 けしています。
〔ちょっと一言〕 大和の日常食「きらずのたいたん」は、おからの煮物のこと。きらずには、 包丁で切らなくても良いという意味があるようです。また、「たいたん」とい う言い方は「くんなか(奈良盆地)地方」の方言で炊きおかずのことです。 |
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【 お知らせ 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
〔1〕第19回奈良県産業教育フェアを開催します 学校教育課
奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(17:45~18:30放送)の中で、18:20~ 18:25頃放送します。 ○11月17日(水)「近畿高校総合文化祭」~学校教育課~ ○11月24日(水)「万葉の旅」~県立万葉文化館~ ■過去の放送分は次の Webページからご覧いただけます。
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【 報道発表資料 】 ◇11月1日~11月14日◇ 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
■11月02日 平成22年度緑化作品コンクール審査結果
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【 編集後記 】 目次に戻る | |||||||||||||||||||||||||
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