ブックタイトル祈りの回廊 2016年9月~2017年3月

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概要

祈りの回廊 2016年9月~2017年3月

禅の心に触れる旅胸の奥のありのままの気持ちに耳を澄まして奈良の禅寺で、魂のありどころを感じるひとときをりゅうがんじ監修:瀧巖寺住職河村かわむらしょうゆう松雄達磨寺所蔵の掛け軸「達磨半身画像」より1231達磨寺方丈(だるまじほうじょう)(奈良県指定文化財)建築されてから350年近く経って初めての大修理が来夏から予定され、ぜひ参拝しておきたいお堂。ご寄進もできます(撮影:茶本晃生)2雪丸像の石像(王寺町指定文化財)聖徳太子の愛犬と伝わり、現在、王寺町の人気マスコットキャラクターとして活躍しています3 達磨大師画像と聖徳太子画像達磨寺の所蔵品をはじめとした美術品が集められた展覧会「雪舟・世阿弥・珠光…中世の美と伝統の広がり」が10/15(土)? 11/27(日)に奈良県立美術館で開催た高僧とされ、中国の嵩すう山ざん少しょう林りん寺じにす。5世紀後半から6世紀前半に生きインド出身で中国に渡った達磨大師でこれらの禅宗の初祖となるのが、南のっとって行われています。現在の仏教儀式も中国明代の様式に黄おう檗ばく宗しゅうは臨済宗から分離した宗派で、宗、明から来日した隠いん元げんを宗祖とするね)による自己究明を宗しゅうし旨とする臨済の行った禅問答はよく知られています洞宗、栄西を開祖とし「公案」(一休禅師すら坐禅をすること)を大事にする曹て日本にもたらされ「只し管かん打た坐ざ」(ひたの教えにたどり着きます。道どう元げんによっ日常的に使う言葉も語源を探ると禅以心伝心・日にち日にち是これ好こう日じつなど、いまでは「禅」。挨拶・主人公・知事・老婆心・など、日本人の美意識に深く浸透する枯こ淡たんな絵画、枯山水の侘びた庭園中国禅宗の初祖・達だる磨ま大だい師しだるま達磨じ寺北葛城郡王寺町本町2-1-40? 0745-31-2341●JR王寺駅から徒歩約15分●JR王寺駅・近鉄新王寺駅から明神1丁目、白鳳台2丁目行バス「張井」下車、徒歩すぐhttp://www.darumaji.jp/MAP P20 b-2禅の心に触れる旅2