ebook page 22/100

このページは ebook の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要：
かったのです。無礼なふるまいが神の怒いかりを伊い吹ふき山やまの神自身で、倭やまと建たけるの命みのことた。実はこの白い猪いのししこそが、て、それは意識を失うほどでしと突然、激しい氷ひ雨さめが降ってきて山....

かったのです。無礼なふるまいが神の怒いかりを伊い吹ふき山やまの神自身で、倭やまと建たけるの命みのことた。実はこの白い猪いのししこそが、て、それは意識を失うほどでしと突然、激しい氷ひ雨さめが降ってきて山を登って行きました。するとにしよう」と大きな声で言っ殺ころさなくても、帰る時に殺ころすこ「これは山の神の使者だ。今、大きい白い猪いのししと出会います。途中、山のほとりで牛のような山）の神を討ちに出かけました。山や（ま滋し賀が県と岐ぎ阜ふ県の境にある夜や受ず比ひ売めのもとにおいて、伊い吹ふき腰こしに帯びていた草なぎの剣を美みある日、倭やまと建たけるの命みことは、いつもしました。約束していた美み夜や受ず比ひ売めと結けっ婚こんた倭やまと建たけるの命みことは、尾お張わりの国くに戻もどり、その後も東国の神々を平定し大きな傷きにず山の神との戦いがした。への思いがあふれ、歌を詠よみま山さん麓ろくか）に着くころには、故ふる郷さと郡の鈴鹿山脈の野の登のぼり山やまあたりのめません。能の煩ぼ野の（三重県鈴すず鹿かも、杖つえをつきながら歩くのをやかし、だんだん体が重くなってまっている」となげきます。しまならぬほど、ふらふらしてしるが、私の足は今、歩くのもまも空を飛んで行こうと思ってい着いたころに「私の心は、いつの養老の滝付近か）のあたりにしかし、当た芸ぎ野の（岐阜県養老郡し、次第に正気を取り戻します。部べの清し泉みずというところで休息にか下山した倭やまと建たけるの命みことは、玉たま倉くらふらふらになりながら、どう故ふる郷さへと魂たましいはなつかしきやまとたけるのみこと倭建命がたどったとされる東ルート西から東へとかけめぐったんだねいふきやま伊吹山（滋賀県と岐阜県の境にある山）大きな白い猪の姿をした山の神と出会い傷を負うたぎの当芸野（岐阜県養老郡）歩けなくなった倭建命が「足がたぎたぎしくなった」と言ったことからこの地名が付いたという京都のぼの滋賀お能煩野（三重県亀山市付近）倭建命が亡くなった地大阪和歌山やまと倭奈良福井石川おわり尾張岐阜富山（愛知県）みやずひめ美夜受比売と結婚する愛知長野科野の坂静岡群馬山梨さかおりのみや酒折宮しなのさかあしがら足柄埼玉東京神奈川栃木筑波走水海やきつはさ焼遺（三浦半島と房総半島に挟まれた海峡）おとたちばなひめのみこと（静岡県）弟橘比売命が身を投げた海みえくにのみやつこ三重国造にだまされ火攻めにあったが、三重叔母にもらった草なぎの剣と火打ち石で助かる（三重県四日市市）「私の足は三重に折れるようになって、いせひどく疲れた」とこの地で言ったことから伊勢地名が付いたという（三重県伊勢市）おばやまとひめのみこと叔母の倭比売命から草なぎの剣と火打ちの石をもらうつくばはしりみずのうみにいばり新治茨城千葉20