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橿原・明日香エリア12神武天皇陵じんむてんのうりょうかむやまといいつせのみことたかちほのみや兄の五瀬命とともに高千穂宮で国を治めていた神倭伊われびこのみことじんむ波礼毘古命(のちの神武天皇)。しかし、天....

橿原・明日香エリア12神武天皇陵じんむてんのうりょうかむやまといいつせのみことたかちほのみや兄の五瀬命とともに高千穂宮で国を治めていた神倭伊われびこのみことじんむ波礼毘古命(のちの神武天皇)。しかし、天下を治めたかちほやまとるために東方へ向かうことを決意し、高千穂から倭へこんなんの壮大な遠征に旅立ちました。兄の死など数々の困難こさいげつを乗り越えながら、16年以上の歳月をかけてたどり着きぞんせいりょくせいかむやまといわれきました。そして各地の既存勢力を制した神倭伊波礼びこのみことうねびかしはらのみやじんむそく毘古命は、畝火の白檮原宮で初代・神武天皇として即い位したのです。31.畝傍山(うねびやま)の東北の麓(ふもと)にある神武天皇陵2.神武(じんむ)天皇陵の周囲は約100m、高さは約5.5m3.玉砂利(たまじゃり)が敷(し)き詰(つ)められた参道を行くと、白木(しらき)の大鳥居(おおとりい)がありますMAPP94橿原市大久保町近鉄畝傍御陵前駅から徒歩約10分橿原神宮かしはらじんぐうかむやまといわれびこのみことじんむ『古事記』は神倭伊波礼毘古命(のちの神武天皇)の物うねびかしはらのみやいまあめしたおさ語を「畝火の白檮原宮に坐して、天の下を治めき」とじんむしめくくっています。明治23年(1890年)、神武天皇いとなげんざいかしはらじんが宮を営んだとされる場所に建てたのが現在の橿原神ぐうじんむこうごうさいじん宮です。神武天皇と皇后を祭神とし、約50万m2にもきょうとごしょいちくほんでんおよぶ敷地には京都御所内の建物を移築した本殿などならこもが立ち並んでいます。境内は緑に包まれていて木漏れすがすが日が心地よく、清々しい空気の中に野鳥のさえずりがひび響いています。MAPP94橿原市久米町934近鉄橿原神宮前駅から徒歩約5分3121.外拝殿(げはいでん)と内拝殿(ないはいでん)をつなぐ回廊(かいろう)にも神々(こうごう)しさが漂っています2.約400種、15万本の樹木(じゅもく)が生い茂(しげ)る面積約10万m2の橿原森林遊苑(ゆうえん)が広がっています3.参道を歩くと外拝殿が見えてきます。畝傍山(うねびやま)の緑を背景(はいけい)に建ちます3121.境内には柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)の万葉歌碑(まんようかひ)があります2.鷺栖神社は飛鳥川に面してひっそりと建つ古社。藤原京以前につくられたとされます3.安産の守護神(しゅごしん)とされる天児屋命(あめのこやのみこと)などがまつられています橿原市四分町305-2近鉄畝傍御陵前駅から徒歩約15分鷺栖神社さぎすじんじゃいくめいりびこいさちのみことすいにんさほびめのみこと伊久米伊理毘古伊佐知命(垂仁天皇)と沙本毘売命のほむちわけのみこ子・本牟智和気御子は、大人になっても口をききませんでした。天皇は父としてさまざまなことを試しますいずものおおかみたたが、ついにその理由が出雲大神の祟りであることを夢あけたつのみこいずもつかのお告げで知り、曙立王を出雲に遣わします。出発にあけたつのみこれいげんさぎすの先立ち、曙立王が「この旅に霊験があるならば、鷺巣いけさぎさぎ池の木に住む鷺よ、落ちよ」というと鷺は池に落ちて死に、「生きよ」というと生き返ったとか。その場所さぎすが鷺栖神社とされています。MAPP9473