ブックタイトル名所図会 日本書紀ことはじめ編

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概要

名所図会 日本書紀ことはじめ編

あすかでら飛鳥寺三人の尼をあがめ尊びました。人だったのです。馬子はひとり仏門に帰き依えし、す。日本ではじめて出家したのは、この女性三子として禅ぜん蔵ぞ歳で、善ぜん信しん尼にう尼に、恵え善ぜん尼にの二人も仏門に入りま▲MAP P30高市郡明日香村飛鳥682日本最古の本格的寺院。法興寺・元興寺とも呼ばれる。物部守屋と対立していた蘇我馬子が勝利を祈念して寺の建立を誓ったのが、飛鳥寺(法興寺)の始まり。名工・鞍作鳥による本尊飛鳥大仏(銅造釈迦如来坐像)は、補修の跡が決して平坦ではなかった時の流れを感じさせる。と称しました。また、善信尼の弟等との娘を出家させることにします。娘は十一で見つけました。馬子は恵便を師とし、司し馬まの達たち馬子は、国内のあちこちに使者を遣わして仏教う、僧から還げん俗ぞくした者を播はり磨まの国く(に現在の兵庫県)百済からの仏像二体を請い受けた蘇我大臣の修行者を探させたところ、高こ麗まの恵え便べんとい三人の女性15巻第二十敏達天皇日本ではじめて出しゅっ家けしたのは欽明天皇13年で仏仏すを教!礼を拝受す容べしきてなんということを…され続きました。から、子の馬うま子こ・守もり屋やの代に、そのまま持ち越蘇我稲目崇仏派この崇仏・廃仏論争は、蘇我稲目・物部尾輿ました。VS欽明天皇物部尾輿仏教を取り入れるかどうするか…蘇我馬子稲目の寺に火をつけて、すっかり焼いてしまいVSう」と言って、仏像を難波の堀江に流し捨て、敏達天皇ようなことになったのです。もとに戻しましょ蘇我氏VS物部氏概略図排仏派子どもの世代に引き継がれ争いが続く物部守屋守屋の言うことももっともだ……鎌子は「私たちの意見を聞かなかったからこのが流行り、多くの民が命を落とします。尾輿と安置して拝みますが、まもなくして国中に疫病争い勃発す。稲目は喜んで、邸宅を寺に改装し、仏像をき仏古で教来すはの!排神斥をす祀べり目に仏像を預け、試しに礼拝させることにしまちきでをい国打、す礼る中ち尼。拝のににを寺しは災し捕とて、いまら仏い馬がすえ像る子起!てはかがきむ焼ら仏てと言い、真っ向から対立しました。天皇は、稲敏達天皇、崩御。その葬礼の席で互いをののしり、より険悪な関係に。こうげんじ向原寺MAP P30高市郡明日香村豊浦630百済から献上された仏像を蘇我稲目が安置した「向原(むくはら)の家」は、推古元年(592年)には飛鳥で最初の宮となる豊浦宮(とゆらのみや)になり、後には日本最初の尼寺・豊浦寺(とゆらでら)となる。向原寺はその後身であり、現在の奥ゆかしい佇まいからは想像できない歴史が眠る。境内には、豊浦宮から豊浦寺となった遺構が保存されている。▲あ誰お詔るが助にでそけ従しれすっょにるてう異べ、か論き天。なで皇どすを。仏法に帰依しようと思う……用明天皇用明天皇、崩御。馬子と守屋の全面戦争に。馬子の勝利き仏反で教対すはで!排す斥!すべ※この年表は『日本書紀』の内容をつかむため、記載されている天皇年号を便宜上西暦に置きかえています。推古天皇崇峻天皇592589588蘇隋ず法倉くいら我、興梯はしの馬中寺宮みや子国(に、統飛遷や東一鳥ま(都との漢『寺あやの直隋)あたいを駒こ書創まに』)建ら天皇を殺させる倉く梯はしの岡おかの陵みささぎ命じて崇す峻しゅ天ん皇即位蘇我馬子、物部守屋を滅ぼすを殺させるじて穴穂部皇子と宅やか部べの皇み子こ蘇我馬子、炊屋姫皇后を奉崩御磐いわ余れ池いけの上えの陵みささぎ587天皇、仏法への帰き依えを詔する逆を殺させる逆さかにう阻まれるが、物部守屋に用明天皇586ち穴あ磐い用よなわうの穂余れ明めほのい推す部べ池いけの天いの古皇辺へ皇こみの子双な即こみ、位天皇)を襲い炊かしき屋や姫ひめの皇きさ三后みき輪わ(の君きのみ槻つきの宮みやに遷都崩御磯し長ながの陵みささぎ捨てさせる焼け残りの仏像を難波堀江に585物ものの部べの守もり屋や、仏像・仏殿を焼き、尼にとなる15司し馬まの達たち等との娘、出家して善ぜん信しん584 575百済から仏像二体が送られ、蘇我馬子仏殿を造り迎える訳お語さ田たの幸さき玉たまの宮みやに遷都敏達天皇572百く蘇敏びだ済ら我達だのつ大お馬う天おま井い子皇この宮み即やに位遷都宿禰を大臣とする17巻第二十一巻第二十