ブックタイトル名所図会 日本書紀ことはじめ編
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名所図会 日本書紀ことはじめ編
忘れがたい奈良の情景です。大おお津つの皇み子こが眠る山に日が沈む様子は、非業の死を遂げた稜りょう線せんを描く二上山。その向こうに一目でそれとわかる眼下の平野部、広がっています。西に向かって美しい眺めが奈良盆地東部の高台にあり、檜原神社。「元伊勢」と呼ばれる場所のひとつ一時期祀られていた伊勢神宮に鎮座されるまで天あ照まてらす大おお神みかがみ旅する神のはじまりの地から悲劇の皇子・鎮魂の山を望む檜原ばひ神らじ社んじ・ゃ二上じに山ょうざん4