ブックタイトルなら記紀・万葉 名所図会 ─日本書紀・歴史体感編─

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概要

なら記紀・万葉 名所図会 ─日本書紀・歴史体感編─

O五條エリアN大和高田・御所・葛城エリア藤原武智麻呂墓あらさかかまあと荒坂窯跡五條市西河内町飛鳥京の大寺院・川原寺の創建期の瓦や須恵器が焼かれました。7世紀後半の半地下式の窯跡が見られます。(※内部の見学は1週間前までに「五條市教育委員会文化財課」へ電話連絡が必要)ながおじんじゃ長尾神社葛城市長尾471竹内街道・長尾街道・横大路といった古代の主要街道が交差する場所に位置し、交通安全の神としてあつく信仰されてきました。古代からの主要道路の姿を今でも見られます。P野迫川エリアおおなかこうえん大中公園大和高田市大中桜の名所・高田川沿いにある公園。南側を通る道は、今から約1400年前に作られた「横大路(大道)」。難波から飛鳥京を結ぶ日本最古の官道といわれています。こうやつじ高野辻吉野郡野迫川村主に春や秋、夜明け前から早朝に見事な「雲海」が見られるスポットです。古代からずっと変わらない雄大な風景を前に、『日本は書紀』の時代へ思いを馳せてみましょう。かつらぎひとことぬしじんじゃ葛城一言主神社御所市森脇432一言だけ願いを聞いてくれる一言主神をまつります。『日本書紀』では、雄略天皇と意気投合して、葛城山で一緒に狩りを楽しんだ逸話が紹介されています。Q下北山エリアみょうじんいけ明神池吉野郡下北山村天武天皇の時代、地鳴りのような音を鳴らして怒る水神を、通りがかっえんのぎょうじゃきとうた役行者が不眠不休で祈祷を続けしずて鎮めたと伝わっています。池のほとりには池神社があります。R上北山エリアじんむてんのうどうぞう神武天皇の銅像(大台ケ原)吉野郡上北山村小橡やたがらす神武天皇が大和に向かった際、3本足のカラス・八咫烏の道案内で通ったという伝承にもとづいて、大台ケ原(牛石ヶ原)に建てられた銅像。見晴らしもよく国見の気分が味わえます。28