ブックタイトルなら記紀・万葉 名所図会 ─日本書紀・歴史体感編─

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概要

なら記紀・万葉 名所図会 ─日本書紀・歴史体感編─

甲神社P12S吉野郡エリア宮滝P17みやたき宮滝吉野郡吉野町宮滝持統天皇が数十回も訪れるなど、特別な聖地だった「吉野宮」の推定地です。町立吉野歴史資料館では、出土品や想定復元図などが展示されています。ほうかくじ鳳閣寺吉野郡黒滝村鳥住90天智天皇の命令により、役行者が国家安泰を祈願する道場として開いたと伝わるひゃっかいだけお寺。百貝岳の山腹に位置し、古くから修験道の聖地として栄えました。にうかわかみじんじゃしもしゃ丹生川上神社下社吉野郡下市町長谷1?1「丹生川上」は2600年前から伝わる最古期の地名といわれ、日本最古の水の神をまつる丹生川上神社は下社の他、上社と中社も存在するミステリアスな神社として知られています。T十津川エリアゆめぶち夢淵(丹生川上神社中社)吉野郡東吉野村小968神武天皇が、丹生川に「かめ」(壺)を沈めて戦勝を占ったところ、大小の魚が浮き上がって流れたという良い兆しが現れたと伝わっています。せいれいたき蜻蛉の滝吉野郡川上村西河あぶ雄略天皇のヒジに食いついた虻を、飛んできた蜻蛉(とんぼ)が噛み殺したという伝説から名付けられました。高さ50mの水量豊富な滝です。てんかわだいべんさいてんしゃ天河大辨財天社吉野郡天川村坪内天武天皇と役行者が創建に関わったと伝わる古社。弁財天をまつり、能楽ともゆかりが深い。芸能の神として芸能関係者からあつく信仰されています。たまきじんじゃ玉置神社吉野郡十津川村玉置川1『日本書紀』に最初に登場する神であくにのとこたちのみことる国常立尊をまつっています。神社名は、神武天皇が大和に向かった際に、十種神宝のうちの「玉」を「置」いて武運を祈願したことに由来します。U天川エリア29