ブックタイトルなら記紀・万葉 名所図会 ─日本書紀・歴史体感編─

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概要

なら記紀・万葉 名所図会 ─日本書紀・歴史体感編─

都)に遷都し、奈良は都の役目を終えます。平城京遷都から74年後の784年、長なが岡おか京きょう(京立りゅうをはじめ、たくさんの寺院が建てられたのです。しました。このときに、代表的な東大寺の大仏造ぞうは、仏教の力で不安を鎮しずめ、国を安定させようと害、病の流行など、大変なことも多く、聖武天皇はなやかな面もある反面、いくつかの内乱や災しい宝物を見ることができます。展てんでは、このころ外国から伝わった奈良時代の美年に一度、奈良国立博物館で開催される正しょう倉そう院いんため、国際色がとても豊かでした。ペルシア・アラビアなどの文化も取り入れられたく受けましたが、シルクロードを通じてインド・文化は、遣唐使などによって唐の文化の影響を強その時代に花開いた文化が「天平文化」です。天平れた時代は、歴史の区分では「奈良時代」と呼ばれ、710年から始まる平城京(奈良)に都が置か天平文化花開く古代のものがたくさん残っていて、身近に体感できるのが奈良のいいところ。『日本書紀』の時代に関係するお寺や神社にいつでも行くことができるね!正倉院展は『日本書紀』に書かれている時代のあとに続く奈良時代のものを実際に見られる機会だよ。毎年11月に開催しているので自分の目でぜひ見てみてね!『日本書紀』のこと、さらに知りたい!奈良県では映像や冊子を通じて、『日本書紀』をもっともっと楽しめる取り組みをしています。ぜひ活用してくださいね!奈良まほろまん『日本書紀』のエピソードを映像とイラストでわかりやすく紹介していまえつらんす。w e bサイトから閲覧可能です。奈良まほろまん天武天皇・持統天皇?国の礎を築いた二人の想い?いしずえ国の礎を築き上げた、天武天皇と持統天皇。夫婦であり、同しょうがい志であった2人の生涯を分かりやすくアニメーションを用いて紹介します。県立美術館・県立橿原考古学研究所附属博物館・県内の市町村立図書かんしょう館(AV機器のある施設)で館内鑑賞ができますなら記紀・万葉名所図会日本書紀ことはじめ編『日本書紀』の全体的な内容と、奈良県に数ある「ゆかり地」をイラストと写真をまじえて紹介している冊子です。県内の書店などで販売中!わくわく日本書紀すごろく『日本書紀』の中から有名な8つのテーマをもとに作成した、ブックタイプのすごろくです。あとがき奈良県には『日本書紀』ゆかりのスポットが数知れず。ぜひ本書を手にして奈良県各地の『日本書紀』の舞台を訪ねてみてください。そして、歴史上の人物や出来事に思いをはせてみてください。その場所に立つ時、あなたは「歴史」をどのように感じるでしょうか。「歴史」はあなたに何を語りかけるでしょうか。31