イチゴの害虫

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アブラムシ

被害の特徴と発生形態

イチゴに発生するアブラムシにはウイルスを伝搬するイチゴケナガアブラムシ、ワタアブラムシなどがいます。【野菜花卉共通害虫】の項参照

ネアブラムシ

被害の特徴と発生形態

イチゴに発生するアブラムシの仲間に株元に土を集積して、その中で繁殖するイチゴネアブラムシがいます。【野菜花卉共通害虫】の項参照


ハスモンヨトウ

被害の特徴と発生形態

本圃ではイチゴ葉よりもパイプやネット等のハウス資材に卵塊がよく見られ、そこから孵化幼虫が糸をはいてイチゴ株上に降りてくることが多い。従って、他作物とは異なり、若齢幼虫期から分散しての加害が見られる。ハウス被服前に産卵されると、被覆後に若齢幼虫が現れて発育とともに被害が大きくなる。【野菜花卉共通害虫】の項参照。


イチゴハナゾウムシ

被害の特徴と発生形態

親株床、苗床でイチゴハムシ、イチゴハナゾウムシはよく発生する。イチゴハムシは4月下旬頃から葉裏に産卵が続く。幼虫は葉裏を食害し葉に小孔が開き、ひどいときは寸断される。被害は5月より8月頃まで続く。クロケシツブチョッキリは露地作に多く、がくに産卵し花梗が切られることがある。親株床でも発生し、新芽に孔が開けられる被害を出す。

ハダニ類

被害の特徴と発生形態

イチゴにはカンザワハダニ、ナミハダニなどが寄生し、ハウスではビニル被覆前後の防除が不十分だとその後急激に増加する。【野菜花卉共通害虫】の項参照。


アザミウマ類

被害の特徴と発生形態

本圃では、ミカンキイロアザミウマやヒラズハナアザミウマが発生する。両種とも花に集中して寄生し、花床を加害するので果実が褐色になる被害が出る。【野菜花卉共通害虫】の項参照。


メセンチュウ

被害の特徴と発生形態

メセンチュウは被害株から伝播し、生長点の部分に寄生する。葉は萎縮、奇形化し、葉色は濃くなる。葉柄は赤みを増す。


ハツカネズミ

被害の特徴と発生形態

体長6~9cm、体重10~30g、灰褐色の小型のネズミ。雑食性だが、種子やこく類を好む。イチゴでは収穫期に果実の種子のみを食べる。


ナシケンモン

被害の特徴と発生形態

秋のイチゴ定植後によく発生する。常に1個体で食害する。暗褐色に黄色の斑様がある、長い毛でおおわれた毛虫。老熟幼虫が葉を食害し、主脈のみを残す。


コアオカスミカメムシ

被害の特徴と発生形態

定植後に生長点付近を吸汁され、葉の奇形や縮葉をひきおこす。体長5.2mm、光沢のある淡緑色で、背面に暗色縞がみられる。キク科、マメ科などの植物に寄生し、イチゴにも飛来して、産卵する。


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