平成23年12月10日(土)午前10時20分頃桜井保健所に、橿原市内の福祉事業所から、「12月9日(金)に磯城郡田原本町内にある仕出し屋に注文した昼食を喫食した18名中7名が下痢、嘔吐及び発熱等の症状を呈しており、医療機関を受診したところ、感染性胃腸炎と診断された。また、同仕出し屋を利用している別の福祉事業所2カ所に確認したところ、2カ所の福祉事業所においても同様の症状を呈した者が複数いる。」旨の届出がありました。
同保健所が調査したところ、12月7日(水)から9日(金)にかけて同仕出し屋から提供された食事を喫食した233名のうち63名が12月8日(木)午後4時を初発として食中毒様症状を呈し、24名が医療機関を受診し、うち1名が入院していることが判明しました。
調査の結果、調理従事者等及び患者のふん便からノロウイルスが検出されたこと、患者の共通食は当該施設以外にないこと及び患者を診察した医師から食中毒患者を診察した旨の届出があったことから、同保健所は当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、12月14日(水)から4日間の営業停止を命じました。
なお、患者は全員快方へ向かっています。
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