当県では、全国平均より高い水準で高齢化が進展しており、高齢者が安心して豊かな暮らしを営むための環境整備が求められています。特に、高齢単身世帯や後期高齢者が一層増加することが予想されている中、高齢者が安心して暮らせる住まいを確保し、居住の安定の確保を図ることが重要となります。
そのためには、県、市町村及び民間団体等との協働や、住宅部局と福祉部局との連携により、高齢者が安心して暮らすことのできる住まいの確保や高齢者を地域で支える支援体制の構築を進める必要があります。
本計画は、“高齢者の居住の安定”の観点から、住宅政策と福祉政策が連携して、高齢者の住まいに係る施策を総合的に推進することを目的として策定します。なお、本計画は高齢者の居住の安定確保に関する法律第4条に基づく計画で、平成26年9月に策定しましたが、本県の高齢者を取り巻く社会情勢の変化や、高齢者の住まいに係る施策の取組状況等を踏まえ、平成31年3月に計画の一部見直しを行いました。
奈良県高齢者居住安定確保計画(平成31年3月)
奈良県高齢者居住安定確保計画(平成31年3月) 【概要版】