農村文化の発掘・発信・活用

農村文化とは

 かつて農村では、四季を通じた農作業を暮らしの基本としていました。季節ごとの農作業やその準備作業は、農村の行事とも結びつき、景観・風土や農産物・郷土食などの産品とも相まって、農村独特の文化(農村文化)を形成してきました。
 県では、農村の賑わいづくりを進めるため、農村の持つ景観や自然環境、農産物や郷土食を「農村資源」ととらえ、これらを活用することを推進しています。農村文化は、農村の持つ大きな魅力であり、新たな農村資源として地域活性化の一助になるものと考えています。

平成28年度の取り組み

 県内では季節ごと、地域ごとに様々な祭りや行事が今も引き継がれていますが、これら伝統祭事もまた、暮らし(農作業)に密接に関係した農村文化の一つです。
 これら伝統祭事について、県内の事例を広く収集・調査するほか、ワークショップ等を通じてその魅力や歴史を掘り下げました。結果を小冊子「奈良、農と祭り。」や動画にまとめるほか、「農村文化フォーラム」を開催して、農村文化を未来へ受け継ぐ機運を醸成しました。

小冊子「奈良、農と祭り。」(クリックすると紹介ページへリンクします)

小冊子表紙












○プロモーション動画「農とつながる伝統祭事」(画像をクリックするとyoutubeへリンクします)

1.御所市 鴨都波神社「ススキ提灯献灯行事」
フル版(5分42秒)
ダイジェスト版(1分9秒)

2.橿原市 十市町「だんじり祭り」
フル版(5分10秒)
ダイジェスト版(1分12秒)

3.天理市 南檜垣地区「行事と伝統食」
フル版(5分36秒)
ダイジェスト版(1分15秒)

農村文化フォーラム(クリックすると開催の様子へリンクします)

平成29年度の取り組み

 平成29年9月10日(日曜日)、奈良市のなら100年会館において、「農村文化の魅力を未来へ伝えるシンポジウム・マルシェ」を開催しました。これは、全国で初めて、奈良県で同時開催された「第32回国民文化祭・なら2017」と「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」の関連行事として行われたものです。

 当日は、好天にも恵まれ、大ホールで開催したシンポジウムがほぼ満席となるおよそ700名の御来場をいただきました。奈良県の農村文化の魅力について、多くの方に知っていただく機会となりました。

開催の様子(クリックすると開催の様子へリンクします)(pdf 2056KB)
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         土地改良区に関すること) 

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