知事新春あいさつ

県民だより奈良 平成31年1月号

知事 新春あいさつ 2019
県民の皆様、明けましておめでとうございます。
平成31年の年頭にあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
奈良県知事 荒井 正吾
 平成の御代が終わりを告げ、新しい御代が始まります。125代目の天皇から126代目の天皇にお替わりになられますが、50代までの歴代天皇が奈良の地で治政をお執りになり、わが国の礎を築いていただいたことは奈良県民の最も誇りとするところです。9年前の2010年に開催した平城遷都1300年祭では、今上天皇に奈良を「父祖の地」とおっしゃっていただいたことも誠にありがたいことと存じます。
 新しい御代になっても、わが国も奈良県も共に発展し、世界の多くの人々から尊敬を集め続けることができますように、奈良の神々に祈り、努力し続けたいと思います。

奈良は良くなってきました
 奈良県総合医療センターの移転・開院、朱雀門ひろばの開園など形で見えるもの以外にも、がん死亡率の減少幅(全国1位[2005年~2015年])、健康寿命(男性全国3位・女性全国18位[2016年])、工場立地件数(全国7位[2018年上期])、就業地別有効求人倍率(近畿1位[2018年9・10月])、障害者雇用率(全国1位[2016年、2017年])など、数字で見るものも良い結果が出ています。これらは、県職員の奮励努力と県民の皆様のご協力のおかげだと心から感謝しています。
がん75歳未満年齢調整死亡率

まだまだ奈良は良くなります
 県庁東側のバスターミナルが姿を現し始め、この春には開業します。奈良市の大宮通り新ホテル・交流拠点には多数のクレーンが立ち並び、来年の春にはまちびらきができます。平城宮跡歴史公園では南門の建設が始まり、3年後には完成します。昨年11月に起工式が行われた高畑町裁判所跡地の宿泊施設は来年の春に、旧奈良監獄のホテルは再来年の春に完成予定です。
 京奈和自動車道も県内すべての区間で事業化され、工事や用地買収が進んでいます。奈良県の経済発展には不可欠なインフラです。地域医療・介護・福祉の充実、地域経済の振興、農林業の振興、文化の海外発信、南部東部振興など、様々な分野で大きな動きが起こりつつあります。
建設中の(仮称)登大路バスターミナル
建設中の(仮称)登大路バスターミナル

もっと良くなる奈良を目指して
 奈良県は、まだまだ発展する力を秘めていると思います。飛躍・発展の大きな弾みとなるのが、2037年に予定されるリニア中央新幹線の全線開業に伴う「奈良市附近」駅の設置です。同駅が県勢発展のための最適な場所に確定され、その周辺を発展させることが極めて重要です。また、昨年11月には、2025年の大阪万博の開催が決定しました。これは、インバウンド需要の中心として、奈良の観光をさらに大きく発展させる契機になると考えています。
 奈良の飛躍を夢に見つつ、県民の皆様にとりまして幸多き年になりますようお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
奈良県知事 荒井 正吾
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