
平成23年度第1回奈良県・市町村長サミットを桜井市の桜井市立図書館で開催しました。
県では、平成20年度から奈良県という地域の実情に応じた「県と市町村の役割分担のあり方」を県内市町村と協働して検討し、それぞれの役割分担について、方向性の見直しが必要な業務を「奈良モデル」として整理し、検討を進めてまいりました。
今回のサミットでは、「奈良モデル」検討会のこれまでの検討成果が報告された後、今後の方向性等について意見交換を行い、市町村税の税収強化、史跡等整備活用、市町村国民健康保険のあり方、一般廃棄物処理などの6分野において、継続的に検討を行うことが確認されました。
また、行財政改善検討会での協働型の地域社会づくりや地域包括支援センターの機能強化に向けた取組みの検討状況報告のほか、「巡る奈良」の推進、市町村食育推進計画の取組みについて報告されました。
今後も奈良県に最適な地方行政の仕組みである「奈良モデル」を目指し、その実現に向けた検討、支援を行ってまいりたいと考えています。