
平成29年度第3回地域フォーラムが広陵町の「はしお元気村」で開催されました。
このフォーラムは、地域の課題について、市町村長さんと議論し、県政に対する県民の理解を深めるとともに、地域の課題解決につなげることを目的に平成25年度から実施しており、今年度は「協働と連携のまちづくり・奈良モデル」をテーマに開催しています。
まず、私からテーマに関して本県の取組等を説明した後、パネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、大和高田市、御所市、香芝市、葛城市、広陵町の市町村長さんからそれぞれの取組を説明いただき、県と市町村または市町村間の連携による税の協働徴収などの奈良モデルによる取組や、地域において全体でまちづくりを考えていく必要性などについて意見交換を行いました。
その後、質疑応答として、事前に参加者の方々からいただいた質問にお答えしました。例えば、県内環境の向上による地域の活性化や人口増加を推進していくための政策についての質問では、
・若者や女性が、生活しやすく働きやすい場所をつくるため、工場誘致やホテル誘致に努めていること。
・道路をうまく整備すれば、商業施設等の誘致により雇用が発生するなど、まだまだ発展する余地があること。
・20年後にリニア中央新幹線が開業することも踏まえ、地域で雇用が発生するよう、住んでよし、働いてよし、訪れてよしとなるよう取り組んでいきたい。
というお話をいたしました。
これからもこの地域フォーラムなどを通じて市町村長さんと活発に議論し、地域の課題解決につなげていきたいと考えています。