
奈良県の地方創生に向けた取組について理解を深めていただくため、「奈良県地方創生シンポジウム」を開催しました。
第1部の基調講演では、「新・所得倍増論『生産性向上』が地域を変える」と題し、株式会社小西美術工藝社代表取締役社長のデービッド・アトキンソン氏に、日本の労働者の潜在能力は高いにもかかわらず生産性の実績が伴っていないことや、生産性向上には女性の活躍が課題であることなどについてお話しいただきました。
第2部のトークセッションでは、デービット・アトキンソン氏と、自然や文化財などの資源を活用した付加価値の高め方や、日本人の働き方改革について意見交換をしました。とりわけ、日本における経営者・リーダーの経営戦略や役割について活発に議論しました。
県では、「住んで良し」「働いて良し」「訪れて良し」を基本目標とする「奈良県地方創生総合戦略」に基づき、地域経済活性化のため、様々な施策に取り組んでいるところです。
今回のシンポジウムを契機として、本県地方創生へのさらなるご理解、ご協力をいただければありがたく思います。