
国道168号 十津川道路の十津川村平谷~折立(延長1.7km)が9月16日に開通しました。平成23年9月の紀伊半島大水害時に緊急措置として前倒しで開通した区間(十津川村折立~小原)延長4.3kmとあわせて全区間6.0kmの完成を祝して、開通式を開催しました。
今回開通した区間の前の道は、平成23年紀伊半島大水害により折立橋が落橋したため、約2ヶ月間の通行止めとなり、住民生活に大きな影響を及ぼしました。今回開通した今戸高架橋と十津川温泉北トンネルの完成により、住民の安全安心の向上が期待されます。
また、十津川道路は「紀伊半島アンカールート」の一部として、南海トラフ巨大地震等の大規模災害への対応力の強化を図り、地域の生活や救急医療を支える「命の道」であり、これからの紀伊半島地域の産業や観光の振興なども期待されます。
引き続き、「紀伊半島アンカールート」の早期整備に向けて、皆様のご協力を頂きながら、国・県・沿線市村と力を合わせて取り組んで参ります。