「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録に向けた機運の醸成を目的として、県橿原文化会館において「未来に伝えたい「飛鳥・藤原」の魅力~世界遺産登録を目指して~奈良講演会」を開催しました。
記念講演では、国立文化財機構奈良文化財研究所所長 本中眞氏に「世界遺産-過去の記録を未来へと伝えるために-「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の登録への歩みとその価値」と題してご講演いただきました。文化庁主任文化財調査官、内閣官房内閣参事官として、世界遺産登録・保全を担当されたご経験も踏まえて、「飛鳥・藤原」の世界遺産としての価値について、お話しいただきました。
続くパネルディスカッションでは、本中眞氏、県立橿原考古学研究所所長 青柳正規氏、世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会専門委員会委員長 木下正史氏、橿原市長 亀田忠彦氏、桜井市長 松井正剛氏、明日香村長 森川裕一氏、国立文化財機構東京文化財研究所保存科学研究センター長 建石徹氏とともに、「飛鳥・藤原」の魅力と価値や、登録に向けた思いについて、議論を深めました。
引き続き、令和6年度の世界遺産登録に向けて、努力してまいります。

